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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
シンデレラへの挑戦
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舞踏会(前夜)

 対外戦争の勝利の記念に、国中に祝祭日を設けた獅子の紋に王冠の(リオングラウス)王国。大小を問わず領地を持つ地方貴族、代官、そして王家までも各々の経済規模が許す限りの舞踏会を開催しようとしていた。

 無論、その中で王家は最大のものを民に示して見せねばならない。民の目に映る王家とは、神にも等しく逆らう気がないようにさせておかねばならないのだ。

 だからこそ、三日間の舞踏会を開催し、耳目を集める。集めた耳目には、口になって語ってもらわねばならない。

 ──リオングラウス王家は強大なり、と。

 主催をするのは王家。しかれど、その中心で差配を振るうのは獅子に翼盾(リオンセルジュ)の若き当主とその系譜達。

 長兄ガベルは、宰相と並んで政務に取り組む。海千山千の貴族達を統御するのは、並大抵の苦労ではないはずだが、若くして彼はそれを成し得ている。それが可能なのは、彼が能力的に優れているからだけではない。

 一つ、彼等には王家からの絶対的な支持がある。

 一つ、彼等には豊かな領地がある。

 一つ、彼等には瑕疵がない。

 王家派閥の中心であるルクレイン公爵家には、国王すらも易々と否と言えるだけの権力が集まりつつある。末弟ノインは、更に中小貴族に触手を伸ばす。ノインの姉たるシュミナは、社交界の豪華絢爛に咲き誇る花の一つである。

 そしてルクレイン公爵家の保有する領地は、リオングラウス王国有数の豊かな領地。そこから上がる税収だけでも、国を支えることができる。末弟ノインの始めた改革は、少しずつルクレイン公爵家を改革していく。

 さらに、彼らは今の所失敗をしていない。

 慎重に立ち回りを計算に入れた長兄ガベルの政治センスは、宰相に認められるほどだった。姉のシュミナは、その交友関係の広さを生かして、王都中に情報網を張り巡らせ、ルクレイン公爵家に仇為す者達を、見張っている。

 彼らが中心となって王都における戦勝の舞踏会が開催される。

 警備につくのは、近衛。

 栄えある王を守る最後の砦、その見栄えが悪くては、王都の民の誇りが傷つく。

 1日目に集められたのは、ある一定以上の大貴族か、力のある中規模の貴族達。

 この国の中心たる彼等をまず最初に。

 配慮と順番を間違えないのは、この国を誰が動かしているのかを、よくわかった上でのことだった。そして、選ばれた彼らは、その自尊心をくすぐられる。

 この国で最も王家が気を使っているのは、貴方達ですよ。

 そう囁かれた彼らの胸の内は、想像するのに易い。

 だからこそ、見栄の張り合いにも一層力が入るというものだ。豪華絢爛なドレス、一流の職人に磨かせた宝石類、家名を背負って舞踏会と言う戦場で戦う己の娘には、なるべくの装備を持たせてやるのが、親としての務め。

 そう言わんばかりに、煌びやかな光景に、主催者であるはずの若き国王が呆気にとられたほどだった。

 2日目に集められたのは、王家の支配地域の有力者。そして他の国からの来賓とも言える滞在者達。

 主に商家を中心とする彼らは、当然ながら数も多く、王家派閥の支持母体とも言える。布告してから相応の日数を経たことで、遠く国中から王都直轄領に住まう者達が集まっていた。

 中には王都に来るのが初めてだという者達も複数いて、王都はかつてない活況に沸いている。

 人が集まれば、そこに需要が発生し、供給する者達が現れる。

 王都に集まる人を目当てに、中小の商人達は露天や自らの店舗で積極的に呼び込みを行い、これ幸いと彼らに王都名物とやらと売りつける。

 そういう意味で、大きな意味ではこの舞踏会は成功している。

 王家派閥は自らの支持基盤から概ね好評な支持を得ており、王都の民も、王家直轄領の民も皆活況に沸く王都に満足していた。

 問題は金の流れが生まれれば、そこに甘い蜜を吸うため集まってくる輩もいるということだけだ。

「──ったく! これで何人目だ!? 可哀想な、おのぼりさんは!」

 三頭獣ドライアルドベスティエの分隊長ヴィヴィは、怒りも露に目の前のゴロツキを叩きのめす。二人掛かりで距離を詰めて来た相手のナイフを棍棒で叩き落とし、勢いの落ちたゴロツキの頭を掴んで投げ飛ばす。同時に、返す刀でもう一人のゴロツキを棍棒で殴り飛ばす。

 活況を呈する王都の裏では、集まり過ぎた人口により治安維持機能がパニック寸前にまで圧迫されていた。

 それを見越していた宰相派閥からの依頼で、三頭獣ドライアルドベスティエは、治安維持の依頼を請け負っている。

 分隊長ヴィヴィ、分隊長バリュード。

 古参の彼等二人が中心となってその依頼を受け、王都の中を駆けずり回っている。

「腕の一本くらい、置いて行くかァ? なぁいいだろう? いいよなぁ? ん~? 抵抗するんだよ。できるだろう? ほら、武器もある。よく磨かれたナイフじゃないか。これでスッと、な? なぁんで、できないんだよ!? できる、できるってお前ならできる。立ち上がって、腰を落とすんだ。ナイフは腰の辺りでしっかりと固定して、勢いよく突き出すんだ。できるって、なぁ? さあ、やろう。そして俺に斬られて、死んで行けよ。なぁ、なぁなぁ!?」

 真顔で抵抗力を失い座り込んだゴロツキを脅しているバリュードを横目に、ヴィヴィはため息をついて、保護した旅人に向き直る。

 出身地、年齢、人相、名前を分隊員達が簡単に確認すると衛士の詰め所に連れて行く。同時にゴロツキを拘束して同じく詰所に連れて行かねばならない。

「ちっくしょー、めんどくせえなぁ」

 頭をがりがりと掻いてヴィヴィがため息を吐く。

 戦場で斬った張ったをしている彼女からすれば、路地裏でのゴロツキとの戦いなど、どうにも生ぬるい。それでもナイフ程度は出てくるのだから、愛用の棍棒は手放さないが、やり過ぎれば過剰な暴力を衛士側から疑われるのだ。

 戦場で敵と出会えば殺し合うだけなのだが、まず誰何して、それから捕縛を試み、ダメな場合には戦うという段階を踏むことに、彼女は面倒くささを感じていた。

「……全然骨のある奴が、いない」

 傷心したように呟くバリュードは、最初こそ興奮気味に依頼を受けたのだが、途中から全く人が斬れないことに嫌気が差して、魂が抜けかけていた。

 ヴィヴィはため息を吐きつつ、拘束しているゴロツキを見るが、どう見ても三流以下。貧民窟スラムで暮らす汚い餓鬼にしか見えない。忸怩たる思いを抱えつつ、彼女達は衛士の詰め所に向かって足を進める。

 王都にある衛士の詰め所は、東西南北に設置されている。

 三頭獣ドライアルドベスティエが配備されたのは、南側の地域だった。百人からなる衛士の詰め所として簡単な牢屋を併設したその場所は、普段なら閑静な場所のはずなのだが、ここ数日に限っては戦場と見紛うばかりの喧騒に満ちていた。

「385番の調書は終わったのか!? まだ!? なんでもいいからとりあえずでっちあげとけ!」

「食い逃げ犯!? こっちは忙しいんだよ! 自分でなんとかしろ!」

「雇った騎士隊はどうした!? なに、いない!? 給料泥棒め、どこいった!? 首に縄をつけてでも捕まえて来い! 今度はてめぇらを引っ張るぞっ!!」

 罵声と怒声が響き渡るその場所に、ヴィヴィとバリュードは、保護した旅人と捕まえたゴロツキを連れて来ていた。

「あ~、ゲンガーの旦那いるかい?」

「あぁ!? おおう、おめえらか! ちょっと待っとけよ」

 ゲンガーと呼ばれた老衛士は、若い衛士の尻を蹴り飛ばしながら、次々指示を出す。口には、煙すら出ていない萎れた煙草を咥え、指示を出す声は怒鳴り声か罵声になっているが、誰もそんなことは気にしていなかった。

「上? 言ってきた奴は馬鹿じゃねえのか! 殺すぞ!」

 本気で殺気の籠った声で怒鳴り返すとヴィヴィとバリュードの所にやってくる。

「南の大通りから十三番目の路地、傾いた金鶏酒場バリニャーノの辺りで、保護したよ。詳細はこっちの木片に」

 木片を受け取ったゲンガーは、それを見るなり頷く。受け渡されたゴロツキと旅人に視線を向け、ヴィヴィとバリュードに向き直る。

「いつもながら、良い手際だ。なぁ、騎士隊やめてこっちで働かないか? 通常の衛士の給料の2倍ぐらいは出すぞ?」

 魂が抜けかけているバリュードは、この世の終わりです、と言う雰囲気を醸し出しながら深くため息を吐きながら拒絶の言葉を吐き出す。

「……人が斬れないのは、やだ」

「あたしも、どうも面倒でね」

 苦笑しながらヴィヴィも、断りを入れる。

「そうか、逸材なんだがなァ……」

 木片に視線を落とせば、必要な情報を簡潔に、簡単な調書までつけられてある。しかも仕事は早いし、他の騎士隊のようにさぼってどこかに行かないだけでも、非常に高評価であった。

「それで、お前さんがたの頭はどこに行った?」

「さぁてね」

「ふン、健気なもんだな」

「──どこかに、どこかに斬っても良い奴が、はぁはぁ……」

「おい、バリュード!?」

 ヴィヴィとの会話の途中でいきなりバリュードが発狂して、ゲンガーに顔を近づけてくる。鼻息荒く目は充血し、まるで危険な薬でもキメているのかと見紛う姿に、流石にゲンガーも身構える。

「お、おう!? やるってのか!? 衛士歴二十年を舐めんじゃねえぞ!? おおぅ!?」

 荒い息を繰り返すバリュードを、ゲンガーから引っぺがし、明後日の方向を向いて奇声を上げるバリュード。

「働かせすぎか……?」

「あ、あぁたまに、ああなるんだ。すまんね」

 顔を引き攣らせながらなんとか笑みの形を維持しつつ、バリュード隊に分隊長の始末を押し付けると、必要なやり取りを終えて報酬をもらい、衛士の詰め所を後にする。

「ぐぉおおー!? なぜだー!」

「分隊長を抑えろ! 暴れ出したぞー!」

「……まったく、平和だね」

 帰り道、夕日に染まる王都の街並みを眺めてヴィヴィは一人呟いた。


◇◆◇


 普段では時刻が進むにつれて暗くなっていく王都であったが、この三日間ばかりは例外だとばかりに煌々と明かりが灯される。

 王都の中心、王城から広場へと続く一角は、近衛によって民衆の立ち入りの一切が禁止され、厳しい警戒の目が周囲に張り巡らされいた。王派閥に近いと思われる騎士隊も多数導入され、不審者の警戒に当たる。

 警備を担当する近衛のリオリスの疲労は、二日目が頂点であった。

 一日目は緊張感で逆に目が冴えて眠れず、二日目を迎えることになる。引きも切らずに発生するもめ事と、その報告。

 何も起こらないことが、当たり前。という警備の中にあって、その長であるリオリスの双肩にかかる負担と責任はとても十代の少年に負わせるものではなかった。

 また貴族同士の小さないざこざから、不審者の逮捕、衛士の詰め所の視察あるいは騎士隊への挨拶まで発生する多種多様なもめ事と厄介ごとは、リオリスの処理能力を超え始めていた。しかし彼は責任感からそれらを投げ出すこともできず、一つ一つに向き合うしかなかった。

 端的に言うと、リオリスはほぼ一睡もせず、二日目の夜を迎えることになる。

「さすがに、隊長は少しお休みください」

 リオリスの副官アメリアの勧めで仮眠をとることにした。

「あ、ぁ……流石にまずいな。正常な判断ができそうにない。具体的には、なんか感情に任せて周囲に当たり散らしそうだ」

「良ければ、発散いたしますか?」

 至極冷静な顔で発言するアメリアに、リオリスは首を振る。

「そう言うわけにはいかないだろ。ユーミリアに悪い」

「その判断ができていれば、まだ大丈夫そうですね。ですが、余裕は大切だと思います。戦における予備兵力のようなものですから」

「……そう言われると、嫌でも休まざるを得ないな」

「ええ、それまでの間は私が代行を務めさせていただきます」

「よろしく頼む」

 年上の副官に窘められる自分の未熟さを感じながら、リオリスは少しの間仮眠をとる。

「……」

 その背中を複雑な表情で見送って、アメリアは意識を切り替える。

「副長! 報告です。周辺を警戒していた騎士隊が不審人物を拘束……」

 アメリアの冷たさを感じさせる視線を受けて、報告に来た近衛兵は一瞬言い淀む。

「捕獲した騎士隊に尋問を任せなさい」

「はっ……よろしいので?」

 リオリスは、今までずっと近衛での尋問を指示していた。そのため、報告に来た近衛兵は改めて確認をしたのだ。普段は命令の確認などすれば、即座に叱責が飛んでくる。

「構いません。もし拘束された者が不当な扱いを受けるなら、拘束した騎士隊を罰します」

「拘束されたものが本当に重要な情報を持っていた場合などは?」

 思わず報告に来た近衛兵が問いかける。そう言う理由でリオリスは、報告は全て上げる様に、と言っていたはずだったからだ。

 伝令の近衛の確認に、リオリスの薫陶が行き届いている成果かと、副官アメリアは目を細めた。

 若いながらもリオリスは、部下をしっかりと掌握し、一人一人までリオリス自身の意図を理解させているのを確認できてアメリアは自分のことのように、嬉しくなる。

 しかし、情感としての態度は別だ。感情を表に出さないように、近衛の伝令に言い渡す。

「もしそうなら、騎士隊に捕まるような間抜けがいるわけがないでしょう」

「は、はぁ……なぜ副長は、隊長にそうおっしゃらないのです?」

「余計な詮索は無用」

「失礼しました!」

 細められたアメリアの視線がすっと、温度を下げたようだった。任務に対する疑問には答えるものの、部下が上官の仕事姿勢に対する疑問を持つことを許す程、アメリアは度量は広くない。

 またそれは分際を越えた質問でもある。

 報告に来た近衛兵は空気が読める男であった。この辺りが潮時かと、敬礼をして踵を返す。

 アメリアはそっと息を吐いて、夜空を見上げる。

 雲の切れ間に、星々と半分にかけた月が見えた。

 与えられた役割、それに不満を持ってなどいない。主君筋の少年から青年に移り変わる初々しい一人の男を支えるのに、不満などあるはずもない。公私共に支えてきたのが、最近公私の私の部分が少し減っただけだ。

 ユーミリアという深窓の令嬢に、彼の心の部分を任せた。

 それが寂しくもあり、成長を嬉しくも思う。

 その役割に不満などはないのだ

 ただ、少し不満があるとすれば。

「超過勤務、しすぎでしょ」

 ──やってられないわ。と賢明な彼女は心の中だけで呟いて、ため息を吐いた。

 仕事のできる彼女はどこまでも現実を生きていた。


◇◆◇


「さぁて下見を兼ねて忍び込むには、最高の夜だね」

 悪戯好きな猫のように微笑むと、ニャーニィはロズヴェータの腕に、自身の腕を絡ませた。

「なぁ、思うんだけど」

 変装した上でほとんど最近は、他の国から来訪した若い貴族と言う役割を散々させられて、今やその設定を暗唱すらできる。

「本当にこれ、やる意味ある?」

「今更ぁ?」

 既に、王城の中に招待された列の中に紛れ込み、舞踏会の会場に出ていく寸前である。本当に今更の疑問に、一瞬だけ設定を忘れてニャーニィはため息をついた。

「よぉく、聞いてね。お兄様」

 そう言ってもう一度舞踏会に潜り込む意義を確認する。

 ──事前に警備のやり方が判明すれば対処がしやすい。

 明日は絶対に失敗できないのだ。前日の舞踏会は流石に出席する者達の名前がこの国では威力があり過ぎて、危険であったために諦めた。だからこそこの日しかないのだ。

 そして王城の警護を担当しているのは、リオリスであり、保険としては十分だ。

 ならばやらない手はない。

「これだけ揃って、まだ不安?」

「まぁ、そうだな。別にこれが最善だとは思っているけど」

 気持ちばかりはな、と肩を竦めるロズヴェータ。

 頬を膨らませて、打てる手は全て打ったとばかりに主張するニャーニィ。

 少しだけ考えると、彼女は意を決して、ロズヴェータに耳打ちした。

「ちょっと、屈んで」

「ん?」

 ロズヴェータが膝を少しだけ曲げる、すると自然とニャーニィと顔が近くなる。

「……言っとくけど、おまじないだからね。別に、他の意味はないから」

 そう言ってロズヴェータの頬に当たる柔らかな感触。

 驚いてニャーニィを二度見したロズヴェータの視線から逃れる様に、彼女は顔をそむける。

「さ、行くわよ。不安は消えた?」

 ロズヴェータは腕を絡めたまま、肘で突かれる。

「……あぁ」

 彼女にここまでさせて、奮い立たないのは男ではない、とロズヴェータは思った。

 呼び出しの声とともに王家主催の舞踏会の二日目は幕を開けた。


ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)


称号:同期で二番目にやべー奴、《三頭獣》ドライアルドベスティエ隊長、銀の獅子、七つ砦の陥陣営


特技:毒耐性(弱)、火耐性(中)、薬草知識(低)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き、辺境伯の息子、兵站(初歩)、駆け出し領主、変装(初級)


同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇

《三頭獣》ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇

銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇

毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。

火耐性(中):火事の中でも動きが鈍らない。火攻めに知見在り。

薬草知識(低):いくつかの健康に良い薬草がわかる。簡単な毒物を調合することができる。

異種族友邦:異種族の友好度上昇

悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。

山歩き:山地において行動が鈍らない。

辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇

陥陣営:連続で落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。(連続7回)

兵站(初歩):兵站の用語が理解できる。

駆け出し領主:周囲から様々な助言を得ることが出来る。

変装(初級):周囲からのフォローを受ければ早々ばれることはない。


信頼:武官(+20)、文官(+28)、王家(+14)、辺境伯家(+30)


信頼度判定:

王家派閥:少しは王家の為に働ける人材かな。

文官:若いのに国のことを考えてよくやっている騎士じゃないか。領主として? 勉強不足だよね。派閥に入れてあげても……良いよ? この貸しは大きいわよ。

武官:以前は悪い噂も聞こえたが……我慢も効くし。命令にはしっかり従っているし戦力にはなるな。

辺境伯家:このままいけば将来この人が辺境伯家の次代の軍事の中心では?


副題:ロズヴェータちゃん、なぜか変装して舞踏会に潜入

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