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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
辺境の小さな英雄
66/115

陥陣営

「兄者……これから」

「……うむ」

 沈んだ声で話し込む兄弟は、獣のフードを被った赤手イゴーロールの一人と、集落の住民。場所は村長の自宅。先ほど抜け出してきた宴会の喧騒は、兄弟の部屋の分厚い扉を閉めると潮が引くように引いていった。

「親父殿はどうだ? 見込みはないか?」

 赤手イゴーロールの腕章を巻いた弟が問いかけると兄は黙って首を振る。

「騙されていると言っていいのか、積極的に関わっている所を見ると……」

 重々しく答える兄に、兄弟揃ってため息を吐く。

獅子の紋と王冠(リオングラウス)王国側は、どう動いているかわかるかい?」

 心配そうな弟の声に、兄は視線を下ろした。

「……隣村にかなりの人数が入り込んでいるらしい。自由市場(バザール)という話だったが、かなり武装している人数がいるみたいだ」

 兄の不安げな言葉に、弟は悲鳴をかみ殺した。

「いよいよ、攻めてくるかもしれないってことか」

 頷く兄に、弟はさらに声を潜める。まるで何者かに聞こえるのを恐れる様に。

「……アナトリー様は大それた野望があるお方だ。ここを拠点に、更に南の集落に手を伸ばそうとしておられる」

 赤手イゴーロールに差し出された弟の言葉に、兄は目を見開く。

「そんな、ここが最前線になるってことじゃ……」

 そこまで言いかけて、村長の息子である兄は何かに気づいたように目を見開く。

「エフレム。まさか、おまえ……」

「勘違いしないでくれ、兄者。此処の他に、大きな集落はない。それに、俺の意見なんか取り上げられることはないよ……力になれなくてごめん」

 弟の萎れる姿を見て、一瞬でも弟を疑ったことを後悔した兄は、すぐさま謝罪の言葉を口にする。

「すまん。たった二人の兄弟なのに、お前を疑う言葉を……不出来な兄を許してくれ」

 兄の肩を叩くと、エフレムと呼ばれた弟は頷く。

 南の集落は、獅子の紋と王冠(リオングラウス)王国側、北側は草原の国(ツァツァール)側ではあるものの、部族が異なる。

 ツァツァールの皇帝に降伏した順序で序列が決まるため、北側の集落から見れば、この地は降伏した収奪の場というわけだ。

 その時、分厚い扉の向こうからでも、いっそう高い声が響き、兄弟は顔を見合わせて密談を打ち切った。


◆◇◆


 ロズヴェータ率いる三頭獣ドライアルドベスティエの本隊が、敵勢集落発見との報告を受けたのは、その集落まで後1日の距離だった。

 いよいよ来たか、と考えてロズヴェータは報告を詳しく確認していく。

「こちらに気づいていないのは、幸運だね。さっさと襲っちまおうよ」

 猛牝牛(ヒルデンスレギ)のナーサは、傷のある顔に獰猛な笑みを浮かべて積極策を主張する。するとまるで条件反射のように大柄なミスキンドが、反対意見を述べる。

「いやいや、まずは様子を見るべきだ」

 いつものやり取りに苦笑しながらロズヴェータは、ナーサから積極的に行くべき理由を確認する。

「そりゃ、お前、敵がいるんだろ? しかも準備ができてないんだろう? じゃあやるしかないだろうが! 先手必勝。集落とはいえ、獣除けの柵ぐらいはあるんだ。準備されると厄介だよ」

 まぁ、確かに。と頷きながらロズヴェータはミスキンドを見ると、彼は肩をすくめて笑う。

「敵の総数が不明だろう。集落に入った途端囲まれた、なんてことになると敗勢が濃厚だしな」

 それに確かに一理ある。

 敵の集落に戦える数がどれくらいいるのか。それが問題だ。

 少なくともそこが、敵の兵站を担う場所なら食料や武器、糧秣、替えの装備等必要なものを集積しているはずなのだ。

「……攻めましょう」

「ほう、理由を聞いても?」

 大柄なミスキンドは、笑みすら浮かべてロズヴェータの意見を確認する。

「一つ、赤手イゴーロールがいるということは、少なくとも無関係ではないこと。一つ敵の数が不明なのは確かに恐ろしいですが、もしもの場合は集落を燃やします。ですのであまり気にしなくてもよいかと」

 それにと付け加えて、ロズヴェータは酷薄に見える笑みを浮かべた。

「次がありますからね」

 口笛を吹きながら、笑みを浮かべるナーサ。楽しそうに肩を竦めたミスキンド。双方の部隊の指揮官の同意を得て、ロズヴェータは攻撃準備を整える。

 先遣隊は、実に的確な情報を送ってきていた。

 集落への入り口は二か所。

 小高い丘の上にあり、近くには小川が流れている。集落の周囲は木々を払われており、小さな畑がいくつか集落の周りを囲む。少し離れて森になってるものの、迂回することも可能だ。

 敵の総数は、やはり不明。

 先遣隊は、潜入するまでにはいかず、外側から昼夜を問わぬ監視をしている。南の“熊さんの家(クリーグック)”へと至る細い道と、北側に伸びていく細い道。

 そこからそれた、森の中に先遣隊は身を潜める。

 集落の大半は森や、畑に仕事をしに出掛けているようだったが、夜になれば篝火を焚いて、魔物を警戒するだけの歩哨を立てている。

「流石に100名近い人数が近づけば、気付かれるか」

 ロズヴェータの疑問に、ナーサは笑って答えた。

「そのための先遣隊さ。うちの奴らに注意を引かせて、その隙に」

「その注意を引かせる者達は危険ではないのか?」

「え、そりゃ危険だけど……」

 ロズヴェータの質問に、心底何を聞かれているのかわからないという風にナーサは首を傾げる。戦に犠牲はつきもので、それが誰になるかは誰にもわからないのだ。

 そんなことを気にしていては戦などできはしない。

「……到着と同時に、使者を派遣してみるか」

「奇襲するんじゃないの?」

「あまり賛成しかねるが」

 部下達に攻撃準備を整えさせる一方、ナーサとミスキンドとロズヴェータは、指揮系統の確認とどのように攻めるかを検討していた。無論、歩きながら。

「下手すれば、使者の方が危険だしね」

「普通、使者におかしなことはしないのでは?」

 ロズヴェータの疑問にナーサは、苦笑する。

「まぁ、騎士校ではそう習うかもしれないけれど、こと草原の国(ツァツァール)相手はその限りじゃないんだ。少数の部族だから常識が通用しねえ」

 吐き捨てる様に言うと、苦いものを思い出したのか眉間に皺が寄る。

「勝機があるならそこに最大限付け込むべきだと思うが」

 そう言うミスキンドも、ロズヴェータの使者を出すという発言に疑問符を投げかける。長年傭兵等していれば、使者が首になって帰ってくることなど幾度となく見て居るためだ。

 それでも悩むロズヴェータに、ナーサは同意を求めようと近くで歩いていた三頭獣ドライアルドベスティエの分隊長達に意見を求める。

「使者なんて出さずに、さっさと奇襲した方が良いって。お前らもそう思うだろ?」

 問いかけられた分隊長達は、あくまで決めるのはロズヴェータだと言って苦笑するのみ。

「なんつーか信頼されてんだね」

 頭を掻きながらナーサは、周囲の抱き込みは無駄だと悟り、ロズヴェータの案に積極的な反対はしない。

「なんか気になってんでしょ。隊長」

 バケツヘルムを脱いだ分隊長バリュードが、上機嫌に問いかける。取り合えず人が斬れるのだから、という理由で彼は鼻歌すら歌っている。

赤手イゴーロールが少数なのが、気になるな。奴らは普通大人数で行動すると聞いているし」

「ん~? こっちと同じで先遣隊が入っているだけって可能性もあると?」

「そうだ」

 バリュードの質問に答えるロズヴェータは、戦いが少なく済むならそれに越したことはないと考えていた。

「……略奪、ない?」

 上目遣いで小柄な元帝国の傭兵“ミグ”ルルが、ロズヴェータに問いかけるが、彼はそのまま目をそらした。

「……まだどちらかわからない。その為の使者派遣だ」

 一連のやり取りの中でロズヴェータは、周りが積極攻撃派ばかりだということに気が付く。完全なクロではないかもしれないが、怪しければ殺せという極端な行動を肯定する者達ばっかりであった。

 後ろで控えているユーグに視線を向けると、男でも誑かす美貌でにこりと笑いかけられた。

「……燃やしましょう。その方が面倒がない」

 しかしながら口から出る言葉は、蛮族のそれであった。

 若干引き気味に、副官の意見を聞き終えたロズヴェータは内心焦り出す。彼としてはなるべく損耗を減らしたい。

 元が文官を志していた少年である。

 脳内で計算すれば、当然ながら辺境伯領として無傷で自勢力に組み入れた方が、恩恵が大きい。

 論理的に判断すると、やはりなるべく戦闘は避けつつ行きたいのだ。

 では、どうするか。

 使者を出すとしても、その使者が積極攻撃派であったら、交渉自体が破綻前提で話を進めるかもしれない。

 使者として赴く人物は、ロズヴェータの意を汲んでくれる人物。なおかつ、単身で集落に入って戻って来れる相応の武力を持っている人物。そして何より交渉するための格が不足していない人物でなければならない。

 そんな人物は居ないかと周囲を見渡しても、適当な人物がいるはずもない。

 ロズヴェータは、ため息を吐きつつ使者には自分が立候補すると告げる。

「いや、それはやめた方が良いと思うけど」

 猛牝牛(ヒルデンスレギ)のナーサは、若干引き気味にそう答えるものの、三頭獣ドライアルドベスティエの分隊長達の顔色を伺う。

「お前らの隊長こんなこと言ってるけど……」

「説得するだけ無駄」

 分隊長ルルの言葉に、他の二人が頷く。それを確認してナーサは降参とばかりに両腕を上げた。

「私は絶対に反対します」

 副官の美貌のユーグの言葉に、ロズヴェータは、余裕をもって反論する。

「ああ、勿論。ユーグも一緒だ。俺と一緒に使者に立ってくれ。頼りにしている」

「……であれば、賛成します」

 その変わり身の早さに、誰もがユーグの美貌を二度見した。

「決意は固いようだから助言するが、せめて弓兵を近くに潜ませるのと救助のための決死隊は募っておく必要があると思うが」

 砂漠の人(ベーベナル)出身の傭兵隊長からの提案に、ロズヴェータは頷いた。

「もっともな提案だと思う。ユーグ編成を頼む」

「お任せを!」

 意気揚々と準備するユーグと分隊長達を尻目に、指揮権を握る隊長達とロズヴェータの話し合いはなおも続いた。


◆◇◆


 交渉のための白い旗を掲げて、ロズヴェータ以下4名が集落は続く坂道を登っていく。

 時刻はようやく朝靄の晴れる時刻だった。

 鎧下の上に鎖帷子、その上から急所を守る軽鎧を着こんで、腕には木を鉄で補強したラウンドシールド。腰にさした細身の長剣はそのままに、いつも持っている弓矢と矢筒は置いてきていた。

 使者に立つのだから、と言って顔を隠す頬当てはせず、視界を塞がない程度のヘルムを被る。腕には使い慣れた革手袋と、鎧の隙間に何本かのナイフを仕込んで、ロズヴェータの使者として格好はついた。

「そんな装備で大丈夫ですか? もっと重装備の方が……」

 と言って心配してくる美貌のユーグは、ロズヴェータよりも遥かに軽装ではあった。

 鎧下の上に鎖帷子のみ。ヘルムすら被らず、頬当てと鉢金と呼ばれる額を守る防具をするのみ。得物は、腰にさした長剣と曲刀の二本という、どこからどう見ても超攻撃的な格好に、ロズヴェータは不満そうであった。

「私は良いのです。ロズヴェータ様を守るのですから、軽装の方が色々と」

 そう言ってロズヴェータに心配の目を向けるユーグ。彼に向ける不満の声を、ロズヴェータは何とか飲み込んだ。

 他の護衛としてついてくる兵士も、ユーグから良く言い含められているようで総じて皆重装備である。特に矢を警戒した装備をしており、赤手イゴーロールへの警戒が伺える。

「そちらの集落に降伏を促しに来た! 我が前に出て、口上を聞く勇気がある者は、貴様らの中に一人でもいるか!?」

 ロズヴェータの上げる大声に、集落のざわめきが広がっていく。特に壁で囲われているわけでもない集落である。彼の上げる声は、集落の中にまで響いているらしかった。

 慌てて飛び出してくる赤手イゴーロールの面々に、ロズヴェータは内心で計算通りだと笑う。

「南の豚どもが!」

 事前にナーサ達と使者の文言に相談していたロズヴェータは、当初こそ過激な内容に眉を顰めたが、その文言が効果を発揮してこちらの思惑通り相手が動いてくれるのを見て、専門家の意見は大切だと内心ほくそ笑む。

「待って居ろ! 貴様ら等捻り殺してくれるわ!」

 大声でわめきながら飛び出すように走り出てくる敵をロズヴェータは、じっと見つめた。

 獣のフードを被り、腕には赤い腕章、上半身はむき出しの肌に胸の辺りには丸形の刺青がある。腰にぶら下げた矢筒と手斧。煙の出ている格子上の箱がある。

「あの煙が出ている箱、何だろうね?」

 呑気にそんなことを口に出しているロズヴェータの所へ赤手イゴーロールの長と思われる男が喚き散らしながら、目の前に来る。

 ロズヴェータからすれば見上げるばかりの体躯。ちょうどロズヴェータ視線の先に毛むくじゃらの胸板に丸い刺青が目に入る。

「お前の刺青は随分前衛的だな。的にでもなるつもりか?」

 男が目の前に来たため、声を落として目の前の男にだけ聞こえる声でロズヴェータは、口を開く。

「こ、ンのクソガキがっ!!」

 見れば、赤手イゴーロールの男の顔色は赤色を通り越して赤黒くなり始めている。湯気すら出そうなその怒り具合に、ロズヴェータは、内心効きすぎじゃないのかと訝しむ。

「その貧相な弓と斧で我らと勝負するのか? あまりにお粗末すぎて泣けてくるな。うちの弓兵から装備を貸してやろうか? それともそんなことすらわからない小さな脳みそなのか? ん?」

 ぎりぎりと歯を噛み締める目の前の男の目は充血し、鼻息は荒い。

「まぁ、そんなお前にもわかりやすく言うとだ、さっさと両手を上げて地べたに頭をこすりつけ、泣いて許しを請えば、慈悲を垂れてやる。だからさっさとしろよ? この能無しの玉無し豚」

 爆発寸前の溶岩のように、荒い息を吐き出す男の様子に、ロズヴェータは、口上の成否を伺う。ロズヴェータから死角になっているが、彼の後方ではユーグが頬当ての下で愉悦に笑みを作っていた。

 相手が獲物を抜けば、即座に斬りかかる構えだった。

「隊長!」

 小さく鋭い声と共に、護衛の一人が前にでる。同時に構える矢避けの盾。

「きぃ、さまらぁ……ぅ」

「ん?」

 交渉相手の赤手イゴーロールの男にのみ注意を払っていたロズヴェータからすると突然、ぶちんと音がしたように、目の前の男が白目をむいて倒れたのだ。

「え、あれ?」

 うつ伏せに倒れた音の背には、同じく丸形の刺青とその真ん中に突き立つ矢羽。

 戸惑うのは、ロズヴェータもユーグもその場にいた全員が同じだった。

「矢は集落からだな?」

 先程まで愉悦に浸っていたユーグの気配は微塵もなく、鋭く護衛に確認するユーグの声。

「そうなりますね。いつの間に味方が占領したんでしょ?」

 護衛の声にロズヴェータも首を傾げる。

「え、あれ。そんな作戦だっけ? あれ?」

「ロズ! 指示を!」

 集落側から攻撃を警戒した配置をしている護衛とユーグ。混乱するロズヴェータを置き去りに、状況は移り変わるように、集落から喚声が上がる。

「……こいつの首を掲げて集落に突っ込む! 合図を!」

「はっ!」

 元気よく返事をする護衛の兵士が手にしたゴツイ手斧で赤手イゴーロールの首を叩き切る。

 生首を使者の証として使っていた白い旗の上に差すと、残った血で白い旗が赤く染まっていく。それを高々と掲げながら、ロズヴェータは集落へと進んだ。

 同時、潜んでいた先遣隊が北側から、本隊がロズヴェータの後ろに続いて、喚声を上げながら集落へと突っ込む。だが、彼等が見たのは、縛り上げられた赤手イゴーロールの複数名と、村の代表者が地面に頭を擦り付ける様に、降伏の姿勢を取る姿だった。

「うちの隊長が、一人で敵の集落を落としたぞ!」

 追いついてきたバリュードの声に、本隊から喚声が上がる。

「……え!?」

「流石、御曹司だね、狙ってたのかい?」

 ナーサの大声ともに背中を叩かれて、ロズヴェータは若干むせる。

「陥陣営……昔、うちの大陸で狙った陣営は必ず落とすという将軍がいたが、それでも一人で落とすなんてことは、できなかっただろうな」

 追いついてきたミスキンドの言葉が、次第本隊に広がっていき、いつの間にか集落は、陥陣営の声が響いていた。

陥陣営カァンラークド!」

陥陣営カァンラークド!」

陥陣営カァンラークドロズヴェータ!!」

 バリュードの声に、分隊員達が歓声を上げる。

 その日ロズヴェータには、陥陣営カァンラークドという二つ名が生まれた。

 ……ロズヴェータの意見は全く反映されずに。

「えぇぇぇ!?」

 驚愕の声を上げたが、既に後の祭りであった。

ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)


称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣ドライアルドベスティエ隊長、銀の獅子

特技:毒耐性(弱)、火耐性(弱)、薬草知識(俄)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き

信頼:武官(+4)、文官(+2)、王家(+3)、辺境伯家(+10)


同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇

三頭獣ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇

銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇

毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。

火耐性(弱):火事の中でも動きが鈍らない。

薬草知識(俄):いくつかの健康に良い薬草がわかる。

異種族友邦:異種族の友好度上昇

悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。

山歩き:山地において行動が鈍らない。

辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇


陥陣営:かつて暗黒大陸で狙った陣営地は必ず陥落させる将軍がいたことから、陥陣営と呼ばれた。陣営地を落とし続けている限り、味方の士気が上昇。陥落させられなかった陣営地があると、味方の士気が下がる。連続で落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。


信頼度判定:

王家派閥:そういえば、そんなのいたかな?

文官:最近割と活躍しているみたいじゃないか。

武官:こいつ、悪い噂も聞こえるが……。活きはいいみたいだな!

辺境伯家:頼りになるのは、やっぱり身内、期待している。陥陣営!?


副題:ロズヴェータちゃん、派手な二つ名を獲得する。陥陣営! 陥陣営!

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