北部国境警備の依頼
北部地域の合同依頼となる国境警備の依頼を受けた三頭獣は、順調な行程を経て辺境伯領に到着していた。
その頃には、王都で依頼をだしていた酒保商人も合流し久々に会った道化のような化粧のラスタッツァは、変わらず不敵な笑みを浮かべてロズヴェータに挨拶をしてきていた。
「今回も、期待させてもらうよ」
「期待……ね」
眉を顰めたロズヴェータはその意味がよくわからない。
「ああ、そうだよ。商人は商品に付加価値を見るのさ」
「俺の付加価値?」
「そう、将来への期待とか、人に投資するならその最たるものさ」
「辺境伯の三男坊にそんなものあるのか?」
王国には食い扶持に困った次男三男なんてものは、山程いる。しかも、側室の子供という不利な立場だ。そんなものに投資していたら、それこそ金がいくらあっても足りない。
「まぁ、辺境伯の三男坊なら、そうだろうね。でもロズヴェータっていう個人ならどうだろう?」
「……俺が、何者かになれるっていうのか?」
「くっくっく、まぁそうだね。それに期待している」
「随分、厚い信頼だな」
くつくつと笑うラスタッツァに、ロズヴェータは眉を顰めたまま答える。
「信頼しているのは自分の鑑定眼さ。まぁ、期待しているよ。若い騎士隊長さん」
「おだてるセリフにしては、随分下手だな」
ラスタッツァが離れていき、近づいてきた副官の美貌のユーグにそう吐き捨てて、ロズヴェータは彼女との会話を切り上げた。訝し気な視線でユーグはロズヴェータを見て居たが、一種の照れ隠しのつもりだったのだろう。
辺境伯領に到着してからは、当然のようにユバージル家に厚遇され、兵士達の疲労も抜けた頃、ロズヴェータとユーグそして分隊長達だけを伴って領主館への出頭指示が来る。通されたのは、謁見の間。普段は領主が使うはずのそこにいたのは、彼等の予想外の人物であった。
「おお、良く戻ったね。ロズ。それに大きくなって」
親し気に声をかけるのは、辺境伯家の嫡男ディリオン。
優し気に垂れ下がった目元、ふくよかな体つきは彼の性格をよく表している。茶色の髪はゆるくウェーブがかかり、その声までも蕩ける様に甘い。まるで末っ子に甘い母親か、あるいは孫に甘い祖父母のようなその視線にロズヴェータは気恥ずかしさを覚えた。
自慢の兄だが、だからと言って公式の場で“大きくなった”は無いだろうと、若干恥ずかしい。
「えー、兄上……」
咳払いをしてしみじみとロズヴェータを見て居た長兄ディリオンを諫めたのは、次兄ナルク。こちらは小柄ながらもほっそりした体つきに、目元も細い。ともすれば酷薄な印象を受けるその目元は、若干の呆れが混じっている。
「ああ、うん。ごめんね。ナルク。つい懐かしくて」
「はぁ、まぁ家族の会話は次の機会にでも。まずは依頼の内容を確認しないことには、ロズとて部下の手前もありますし、困りましょう」
杓子定規的にそう言って、表情すら崩さない。
「そうだね。では、依頼の内容を確認してもらいたい」
そう言って書面にして渡される内容をロズヴェータは確認する。
「ん? 質問をよろしいでしょうか」
一通り目を通したロズヴェータは、依頼について確認すべく口を開いた。
「ツァツァール側の兵站基地襲撃は、必須ではないのですか?」
「ああ、成功すれば功績は高く評価するが、決して無理をさせるつもりはないんだ」
すでに結婚し子供が一人いるようには、決して見えない温和かつ柔らかな笑顔でディリオンは頷く。
「……それは、失敗してもある程度は評価されると受け取っても?」
「まぁそうだね」
歯切れの悪いディリオンに、ナルクが捕捉を加える。
「あくまで本命は国軍と私兵が担う。お前も承知しておいてほしいのだが、集めた騎士隊を主力には据えていないからな。成功すれば儲けもの程度の認識だ。あー、誤解なきように言っておくが、別にお前の力量を疑っているわけではないぞ」
「いいえ、そこは問題ありません」
国軍と私兵が主力を担う、ということは、戦が起こるにしても起こっているとしても、そこまでひっ迫している状態ではないということだ。その点だけは、ロズヴェータは安心できた。
偽らざるロズヴェータの本音としては。
──募集された騎士隊を主力にツァツァールと一戦やらかす、お前がその指揮を取れ! なんてことを言われなくて良かった。
と言ったところであった。
「今一つ、成功したとしてどこまで手を広げてよろしいのでしょうか?」
ディリオンは視線をナルクに向けると、ナルクは細い目を更に細めてロズヴェータを見た。
「……深入りは危険だ。そこを十分に留意して行動せよ。お前だけを助けるために、国軍を動かすことはないと覚えておくがいい。その前提でだが、別に上限はない。一つ潰そうが二つ潰そうが、それに応じた評価をする」
「……お気遣いありがとうございます」
「ロズ、ナルクの言い方はきつかったかもしれないけれど、お前を心配しているのは、本当だから。無理はしないでね。難しい依頼だ。それに、失敗できる時に失敗するのも良い経験となるのだからね」
ナルクの言葉を引き継いだディリオンの言葉に、ロズヴェータは頷く。ナルクの表情を盗み見ればバツの悪そうな顔をしてしかめっ面をしたナルクが、ディリオンの方に視線を向けていた。
「気楽にやらせてもらえると思って精進いたします」
「うん、頼りにはしている。だけど無理はしなくていいからね」
気遣う言葉を受けながら、ロズヴェータは依頼を受ける返事を返し、早速合同で依頼を受けた騎士隊と合流すべく謁見の間から退出した。
ロズヴェータが退出した後の謁見の間では、兄弟二人の会話が続く。
「ナルク、言葉きついんじゃない? この前の依頼謝りたいって言ってたのに」
「兄上、私情と公的な場での対応は分けねばなりません。私は辺境伯家の文官を総括する身分として当然の対応を取ったまで。ロズなら分かってくれましょう」
あくまで柔らかい笑みを浮かべるディリオンは、ナルクに頷く。
「依頼が終わったら食事にでも招待しようか。それくらいの時間は取れるのだよね?」
「兄上からのご指示であれば」
「うん、では。そういうことにしておこう」
二人はロズヴェータの依頼が終わるのを楽しみに、それぞれの職務に戻った。
◆◇◆
辺境伯家の当主ノブネルは、カミュー辺境伯領から離れ北部諸侯合同での野戦陣地にいた。草原の国との軍を率いたにらみ合いは、膠着状態に陥っている。
辺境伯領からは遠く、三日の距離。広大な草原が途切れ、森がとぎれとぎれに点在し、細い川が幾筋か流れる地域。魔物は小さなものしか存在しない地域だからこそ、人間が軍を率いて展開できる地域となれば、そんな場所は限定される。
そんな中の一つブンダナオ丘陵地帯において、ノブネルは北部諸侯とともに軍議を開いていた。
「で、向こう側は何と?」
先程で迎えた草原の国の使者からの口上を読み上げる武官に、北部の諸侯はそれぞれに考え込む。
「あっちもそこまで本格的な侵攻は考えていないと、見て良いものか?」
「そのように思われるが、油断は禁物かと」
「どちらかと言えば、威力偵察の面が強いと思いますがね」
「西方戦線次第では、押し込んでくると?」
「来るでしょう? 奴らの嗅覚は鋭い。こちらに動揺が見られなければ……」
各領主達が忌憚のない意見をぶつけ合う。最も上座において、辺境伯ノブネルは軍議の行方を見守る。彼は、戦争は国家の行う意思疎通の手段だと考えている。
その上で正面のツァツァールとは、半ば意思疎通ができている。弱みを見せれば喰われるのは、国内外でも同じことだ。ツァツァールは、こちらの力を図っている。
であれば、守る意思はあるのだと示してやれば、彼らは大きな動きはない。辺境伯領に残してきた戦力で国境線を荒らして引き上げる理由を作ってやればいい。
東の帝国にも相応の手は打ってある。
問題は、そう問題は……国内の莫迦どもが兵力が足りないからと言ってこちらの兵力を引き抜くことに尽きる。
理不尽な思いを噛み締めながら、ノブネルは軍議の行方を見守る。陣地を固める、その手でいくしか動きようがなかった。
◆◇◆
「お前等が領主様お気に入りの騎士隊と言う奴か」
確認の意味で問いかけられた質問に、ロズヴェータは視線を向けた。
見れば大柄な砂漠の人と小柄な三日月帝国の男が立っていた。低く重い声で先ほどロズヴェータに問いかけたのはベーベナルの方だった。
特徴的な黒い肌の色、癖の強い茶色い髪の間いから、牡牛のように角を生やした彼は、ロズヴェータよりも頭4つ分も背が高い。まさに見上げるようにしてその黄金色の瞳を見返した。
「俺ァ、ミスキンド・ウィン・トード。傭兵をやっている」
「同じくヨルヴィータ」
長い耳が特徴的な小柄な男は、しかめっ面を崩しもせずに簡潔な自己紹介をした。
「ロズヴェータだ。よろしく」
ロズヴェータの言葉に、二人は顔を見合わせて頷いた。
「若いが、いくつだ?」
ミスキンドが問いかけると、ロズヴェータは口の端を吊り上げて挑発的に笑う。
「それが仕事に何か関係が?」
「ないな。興味だ」
ミスキンドの簡潔な答えに、ロズヴェータは明瞭に答えた。
「15。もうすぐ16だ」
「……そうか」
「他の騎士隊や傭兵団の所に案内する。こっちだ」
しかめっ面のヨルヴィータが先を促せば、三人は並んで歩き出す。
「お前、なかなかいいな。普通ああいう場では、もっと言葉を喋りたくなるもんだ」
聞けば、この二人は他の騎士隊にも同じようなやりとりで“試験”をしているらしい。
「なぜ、そんなことを?」
「生き残るためだ。他に他意はない」
大柄なミスキンドを目にすると、年若い騎士隊長は自然威圧されるらしい。それを覆い隠そうと多くの者は、虚勢を張る。自身の武勇伝であったり、二つ名であったり、自身の所属する騎士隊の兵士の数を誇ったりと様々だ。
そこから情報を引き出すか、あるいは“命の盾”として使えそうなら使う。というのが彼等のやり口だった。
「悪辣と笑うかね?」
しかめっ面のヨルヴィータは、帝国出身者にありがちな年齢を感じさせない美貌を苦笑に変えてロズヴェータに問いかける。
「辺境ではよくあること、なのだろう?」
ロズヴェータの言葉にまたしても二人は、顔を見合わせて頷くと、今度はミスキンドの方が口を開いた。
「今回の依頼、お前と行動を共にしたいと思っている」
ロズヴェータの顔に疑問の色が出ていたのを感じ取ったのか、しかめっ面のヨルヴィータが口を開く。
「どこから話したものかな」
そう言って話し始めたしかめっ面のヨルヴィータの話は、現在の北部に集められた騎士隊及び傭兵団の間で話し合われている依頼の達成の方針についてだった。
大きく分けて二つ。
草原の国の兵站拠点を襲撃する派閥と、堅実にこの国の国境線を警備する依頼のみ達成する派閥だ。
「我らは臆病でな。積極的な攻勢には反対なのさ」
大柄なミスキンドも、しかめっ面のヨルヴィータの言葉に頷く。
「どうして俺がそちらに与すると?」
「実は、お前のことは噂になっていた。随分兵士を大事にする騎士隊があるってな」
「……その噂の出所が気になるところだが」
「従士長のユバージル殿からだが……」
砂漠の人のミスキンドは、癖の強い髪を掻きながらそう答え、ユバージルの名前が出た時点で、ロズヴェータは天を仰ぎたくなった。
期待されるハードルが高すぎはしないかと内心で問いかけて、それ以上の質問はしなかった。
「お前が領主の御曹司かい?」
臨時に騎士隊と傭兵団の集合場所となっている場所は、領主館の訓練場であった。そこに二人の傭兵隊長と共に向かったロズヴェータに最初に掛かった声は、こちらの出方を試すようなもの。
その意味では、先ほどの傭兵隊長達と同じだったが、今度はやけに親し気だった。片手を上げつつ近づいてきた女に、ロズヴェータは眉を顰める。
「失礼だが、初見では?」
「ああ、そうだが?」
ジト目で見つめるロズヴェータに、女は苦笑して自己紹介をする。
「猛牝牛のナーサだ。よろしく」
嫌な予感がしたロズヴェータは、念のため気になったことを問いただす。
「……一つ聞きたいが、ユバージルとはどんな関係が?」
「あ? ああ、贔屓にしてもらってる旦那だけど、それが?」
苦笑するしかないロズヴェータと、既に表情さえ消え失せたユーグに、怪訝な表情を浮かべるユバージルの伝手で集められたと思わしき傭兵団と騎士隊。
つまり、一騎士団として参加するには三頭獣は期待され過ぎているのだ。
「領主側の代表は来ているのか?」
ロズヴェータは、腹の奥底に力を入れる。不意にラスタッツァの言った“期待”という言葉が思い浮かんだ。
いくら鈍いロズヴェータでも、ここまでお膳立てされていれば、嫌でもわかる。
やるしかないのだ。
確かに騎士団として敵を迎撃しろとは言われなかった。しかし、実質的にユバージルの伝手で集められた彼らにしてみれば、養子であるロズヴェータの意見は無視できないものになっている。
既に彼らの中で、ロズヴェータを味方にして自分達の意見を通そうという派閥まででき始めているのだ。
であれば、どうする?
流されていれば、どちらにも失望される。成功しても、失敗しても、どちらでも失望されてしまえばこの依頼の本当の所は失敗なのだ。
養父ユバージルの真意がどこにあるのかは、わからない。
ただの親心なのか、それともロズヴェータとユーグを使って自身の発言力を高めようとしているのか。だが、利用してやろうじゃないかとロズヴェータの中で燃えるものがあった。
力が、必要なのだ。
誰にも文句を言わせない力が、この国の在り方を覆せるだけの力が!
「……ああ、来ているぞ」
大柄なミスキンドの言葉に、ロズヴェータは一癖も二癖もありそうな彼らと共に、条件を確認するため足を進めた。
◆◇◆
「反対だ。消極的すぎる。さっさと敵の補給基地を叩くべきだ!」
大声を上げて机をたたくのは、猛牝牛のナーサと名乗った女。中肉中背で顔に切り傷があり、それが肌を引きつらせたようになっているため、この国の基準では敬遠されそうな見た目だった。背丈は高くも低くもないはずなのに、その声は大きく低い。
この国で美人と言われる基準は、一言で現すなら“穢れを知らぬ可憐な少女”であり、当然顔に傷のある女は敬遠される。貴種であればそれだけで不利点になってしまいかねないほどだ。しかし面白いことに、妻に迎えるのなら、子供が産める丈夫さを求めるという一見すると矛盾するのだから不思議なものだった。
ナーサの声は戦場で良く鍛えられた声なのだろうと、ロズヴェータは彼女の主張を聞き流しながら、そんなことを思っていた。
「そうはいっても、敵の戦力が不明なのに悪戯に攻撃するのは依頼に反するだろう?」
ナーサの主張を真っ向から否定するのは、しかめっ面のヨルヴィータ。帝国出身の傭兵隊長は、ただでさえ危険な仕事をこれ以上危険にするつもりはないと、ばっさり切り捨てる。
しかも依頼の内容……その捉え方に差があるため、彼らが反対する理由はより強固なものになっていた。
さて、どうするべきかな、とロズヴェータは思案する。
参加しているのは、騎士隊がロズヴェータの三頭獣を含めても4個騎士隊。傭兵団は、しかめっ面のヨルヴィータや大柄なミスキンドらを含めて6個の傭兵団。
北部地域とは即ち、辺境伯領を含む広大な地域のことだ。その全域をこの数の騎士隊と傭兵団で完璧にカバーするのは不可能。なので、必要な地域に重点的に力を込めて守ってほしいという依頼になる。
そしてその重点的な地域というのは、互いの勢力圏がぶつかる場所である。
つまり、山林に囲まれ、武装した在地の豪族が開拓村を取りまとめている地域というわけだ。
国境線などあってないようなもので、その地域の豪族が、草原の国が有利だと思えば、そっちの勢力に乗り換えるなど枚挙にいとまがない。掌は返すためにある、と信じているような連中が割拠している地域。
しかもこの地域の連中は何かと仲が悪い。
隣同士で仲がいいなどということは、極稀であり、少ない恵みを巡って常にしのぎを削っている。嫌いな隣の豪族が敵の勢力にいるから、という理由で本気で旗色を変える奴らばかりだった。
「こっちの勢力が確定しているところまで守ればいい」
しかめっ面のヨルヴィータの主張は、猛牝牛のナーサの主張の通り、ロズヴェータにも消極的に過ぎると思われた。
確かに安全ではあるのだろうが、それなら大幅に国内側に引き込まねばならない。旗色定かならぬところにまで踏み込むのが危険だという主張がわからないでもないが、それでは国境線の争いで不利になり、今後しばらくは動きにくくなるだろう。
「敵の勢力が確定している所まで行って、豪族の集落を焼き討ちすればいい」
そう言って譲らないナーサの主張は、過激だった。
地図も存在しないような道なき道を進み、しかも何日かかるかわからないような作戦に賛成するわけがない。良く言ってそれは無謀な攻撃。悪く言えば遠回りな自殺行為でしかない。
どうにか現実的なところに落とし込めないものかなと、ロズヴェータは会議の行方を見守っていた。そして会議は悪いことに、どちらの主張も決定的にその場を制する程の説得力を持たないままに、平行線が続いている。
腕を組んで沈黙を貫くロズヴェータは、先ほどまで言い争っていた両者が注目しているのに気が付かなかった。
「で、あんたの考えはどうなんだ?」
しかめっ面のヨルヴィータの発言に、ロズヴェータは自身に水を向けられたことを悟る。
「さて……」
下手なことは言えない。
だが、主導権を握るのは今を置いて他にない。
そう思い決めてロズヴェータは、一つ息を吸い込んだ。
ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)
称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣ドライアルドベスティエ隊長、銀の獅子
特技:毒耐性(弱)、火耐性(弱)、薬草知識(俄)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き
信頼:武官(+2)、文官(+2)、王家(+3)、辺境伯家(+10)
同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇
三頭獣ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇
銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇
毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。
火耐性(弱):火事の中でも動きが鈍らない。
薬草知識(俄):いくつかの健康に良い薬草がわかる。
異種族友邦:別の種族がある一定以上仲間に存在すると発現、異種族の有効度上昇
悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。
山歩き:山地において行動が鈍らない。
信頼度判定:
王家派閥:そういえば、そんなのいたかな?
文官:最近割と活躍しているみたいじゃないか。
武官:こいつ、悪い噂も聞こえるが……。
辺境伯家:頼りになるのは、やっぱり身内、期待している。
副題:ロズヴェータちゃん、期待に天を仰ぐ。




