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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
王都経略編
41/115

王家派閥からの依頼《密談の護衛》

あとがきにステータス的なものを書かせていただきます。


 文官派閥を代表するのは、宰相を筆頭とする国内重視派である。彼等は、元をたどれば建国の際に騎士達と共に、この土地に来て国家というビジネスを成り立つようにしていた先祖の流れを汲む文官達が始まりで、伝統的に対外作戦には興味もない。

 精々が、攻めて来られないようにしよう。その際は、なるべく安く出来れば言うことはない。騎士隊制度を導入したのも、彼等が安くそして使い減りのしない戦力として、提案したのが始まりだと、専らの噂であった。

 支持基盤は国内の主要都市の商人や、都市部で生活する平民階級であり、その幅は広い。明日の生活には困らないという者達がほとんどであり、彼等はより良い明日を目指すためには、国内のことに注力すべしと主張する。

 だからこそ、国内の魔獣の討伐、治安維持等には熱心に騎士隊に依頼を出すし、税金として、より良い明日になるための必要な代価を取り立てることに容赦はしない。

 そして多くがこの国が抱える真のエリートあるいは優駿と言って良い。幼い頃から家庭教師を付けた教育を受け、語学、論理学、地理、計算に始まり、果ては神学、魔法学などありとあらゆる学問を詰め込まれる。最終的に学園と呼ばれる騎士校に入学し、文官としての道を歩み始める。

 余談ではあるが、彼ら文官にとってこの騎士校での教育など遊びに等しいものであり、彼等がここで学ぶのはコネの作り方と派閥形成のためのイロハである。

 幼い頃から常に彼等は比較され、常に人より優秀であれと教えられる。最終試験では、互選と呼ばれる自分以外に投票する選挙が存在し、その結果によって順位が決まる。ここで序列を決め、彼等は文官としての道を歩み始めるのだ。

 彼らの政策は、国は限られた予算或いは税収の中で活動すべし、対外戦争などもってのほか、隣国との友好は大事だが、国内の振興こそ重視するべし。中長期的には、国内の力を高めていけば、周辺国は自ずと頭を垂れるはず。その素養はすでに国内にはある、と主張するものだ。

 だが、そんな文官派閥でも決して一枚岩ではないのは、雑多な種族が暮らすこの国ならではのことなのか。あるいは国内だけに注力するには、この国は大きくなりすぎてしまったのか。

 国内重視派に比して勢力は少ないながらも、国外重視派も存在する。

 彼等は、国は予算にとらわれず必要な歳出を元に活動すべし。足りない分は、国内の商人達に借金して用立て、必要なら対外戦争も辞さない。国外の友好こそが、国の発展にとって大事であり、交易によって莫大な利益を上げることこそ、国の発展にとって重要だと考える一派だった。

 彼等は、今ある税収の費用対効果を割り出し、最も効率が良いのは他国との交易の中間地点としての役割だと導き出した。

 なればこそ、そこに注力し効率良く稼げば良い。そのためには、周辺国との友好こそが大事。

 極力波風を立てない方針は、少年王を抱える王家派閥の方針とも合致し、近年急速に数を増しつつある。問題は、彼等が諸侯の利権を著しく侵すこと。そして、国内重視派からすれば、長年の実務と実績を経ない夢物語として相手にされない事くらいだろうか。

 はっきりとしていることは、彼らにはまだ実権と呼べるほどのものはなく、力を溜めるには今少しの時間が必要だということであった。

「ギーツ殿いかがであった?」

 喧騒と野卑な罵声の飛び交うような落ち着きのない雰囲気の酒場で、彼等は話し合いの場を設けていた。

 周りの喧騒にまぎれて小声で囁きあう彼等の話など、周囲に聞いている者など見当たらない。周りにいるのは、年若い少女と言えるような三人組が、護衛の騎士か兵士を連れて飲んでいるような客と、地元の労働者だろう、4人で馬鹿騒ぎをしている客、盛大に料理を食い散らかしている中年の男たち、そして仕事帰りの勤め人達だろう商人達が、最近の景気について愚痴を言い合っていた。

 周囲の関心がこちらに向かっていないことを確認してから、集まった文官の一人が問いかける。

「閣下の感触は?」

「難しい、と言わざるを得ない」

 その言葉に、集まった誰もが頭を抱え、または、不満を飲み干すように麦酒エールをガバガバと飲み干す。

「全く、腰の座らないボンボンだな」

 自分たちの思った通りに進まない現状に彼らの口から不満が吹き出る。聞くに堪えない八つ当たり、己の力の無さを棚に上げた誹謗中傷、くだを巻く彼等は酒の勢いもあって次第に声も大きくなるが、それでも周りに比べれば静かすぎる声だ。

 結論を見ない話し合いの先に、彼等はより一層声をひそめるようにして、視線を交わし合う。

「閣下には今回、失敗してもらい、我らの力をより必要としてもらう必要があると思うが、いかがか?」

 彼らの目的はあくまで、文官派閥の中で力を持つこと。主義主張は、そのための方便であった。順当に、着実に成果を出し続ければ、いずれ手に入るかもしれないものを、横紙破りで手に入れようとしているのだ。

「それしかないか……?」

 そう言いながら、全員が頷き返すのを確認して、一人が口を開く。

「だが、どうする? 警備は厳重なのだろう?」

「それについては、考えがある」

 彼らの密談は、喧騒の中に消えていく。


◆◇◆◇


 この頃ロズヴェータは、心身ともに健やかだった。人間一度死にかけると色々と価値観が変わるというが、まさにそれだ。

 最もロズヴェータは、極端な方に走る傾向があったが。

 朝早くから起き出して体を動かし、午前中には三頭獣ドライアルドベスティエの分隊の訓練に参加する。午後になれば、依頼を探しては、必要な人員を見繕い送り出す。夕になっては、最近興味を持ち始めた薬草等の知識を書物と実地において試し、夜にはさっさと寝てしまう。

 まるで騎士校の学生の生活か、国軍の兵舎で暮らす一兵卒の生活リズムだった。

「あんな生活して一体何が面白いんだ……?」

 酒もやらないし、煙草ものまない。かと言って、女にうつつを抜かすわけでもなく、賭け事にのめり込むわけでもない。

 明日をもしれない兵士と言う職業につく彼らからすると、変人のレッテルを貼られても仕方ない。

 一体人生の何が楽しくて生きているんだか分からないといった視線を向けられるロズヴェータ。

「よし、出来た!」

 彼は嬉しそうに紙に書かれた文字を読み返し、ニヤリと笑う。本人としては満面の笑みだったが、遠くからその様子を伺っていた兵士によれば、悪魔が笑っているように見えた。

「新しい訓練メニューですか?」

 横から覗き込む美貌の副官ユーグは、嬉しそうにロズヴェータが差し出した訓練メニュー表を目で追って、若干頬を引き攣らせながら苦笑した。

「ぶ、分隊長達がなんというかですね」

「駄目かな?」

 途端にショボンとするロズヴェータを、急にユーグは、可哀想になって慌てて否定する。

「私はいいと思います」

 副官の同意を得たロズヴェータは、意気揚々と分隊長達の元へ出かけると、彼らを集めて新しい訓練メニューを見せる。

「……」

 皆絶句して、視線を交わし合う。

「あーっとその、隊長? 悪いとは言わないんだけどさ、厳しすぎるのもどうかと思うんだよね?」

 若干目がおよぎながらも、巨躯の女戦士ヴィヴィが答える。基礎訓練から始まり連携訓練、体力錬成と引き続き行われる訓練の量と質を想像するだけで、吐き気を催す。

「厳しいか?」

 惚けた難しい顔で唸るロズヴェータに、バリュードとガッチェが次々と口火を開く。

「今でも結構不満が出てるみたいだし、訓練が厳し過ぎるって、一部から」

「体を休める日は、大事です。また声なき声に耳を傾けるのも重要かと」

 そうか、と頷き、ロズヴェータはその場で計画を手直しする。

「じゃ、最終的な目標は、この辺りにして、ここから始めようか」

 分隊長達は慄いた。

「ちなみに、これどういう基準で作ったんですか?」

 思わず、バリュートが尋ねると。

「ああ、なんてことはい。俺の毎日しているやつを少し整理して作ってみた。その、この前みたいになったときに、やっぱり頼りになるのは、皆の力だからな」

 照れ隠しに頭をかきながらそういったロズヴェータに、分隊長達は口を噤む。

 誰しも頼られるのは決して悪い気分ではない。歳下で、彼らから見れば金払いもよく、面倒見も良い雇い主が、頼りにしていると言ってくれているのだ。

 誇りや、義侠心、あるいは保護欲をくすぐられたのは、間違いない。しかし、今彼等の前にあるのは、地獄への一本道のように見える。

「なに、俺も試してみたけど、すぐ慣れるよ」

「……」

 彼等は複雑な表情で頷いた。

 まさか、隊長よりも体力ありませんとは大人の矜持にかけて、とても言えない。

「ちなみに、隊長はなんでそんなに訓練好きなわけ?」

 バリュートが首を傾げ質問する。

「え、そりゃ……」

 そう言って少しの間、ロズヴェータは、考え込む。

「……甘いかもしれないけど、お前達を殺したくないからだよ」

「うーん、死ぬやつは死ぬし、仕方ないんじゃないの?」

「いいや、俺はそうは思わない」

 死んだ兵士を思い出すように、ロズヴェータの視線が少し下がる。

「死んで欲しい奴を部下にはもたない。だから、なるべく皆に生きていて欲しい」

「相変わらず、変わり者だなぁ」

 そう言ってバリュートは笑い、ヴィヴィも同意する。

「まぁ、さっさと死んで来いって言われるよりはマシだけどね」

 ガッチェは、黙ってロズヴェータを見つめた。

「そうか、うん。じゃ、これからも一緒に頼むよ」

 うんうんと、頷くロズヴェータに分隊長達は、互いに顔を見合わせ、溜息を吐きながらこれからも一緒に、訓練に取り組むことにした。

 無論、元ハリール傭兵団のミグルルにも、話をしに行ったが、彼女達は一も二もなく同意した。

「これが、王国の騎士隊の強さの秘密なのですね」

 そう仲間達と話し合い、彼らも生き残るために必死でその訓練に参加していく。

 因みに、他の騎士隊は訓練などほぼしない。彼等がそれをできるのは、率いるのがロズヴェータだから、というのもあるが、彼が他のどの騎士隊よりも、金払いがよく気前よく兵士に配るからだった。

 中抜きが当たり前の騎士隊にあって、計算過程はすべて公開され、訓練することそれ自体で給与という形の食事が出る。そんなことを小さな騎士隊からできるのは、辺境伯家の支援があるからこそだった。

 また、辺境伯家の領地出身の兵士を多く抱えているというのもある。彼等は、故郷と家族を背負って出てきている。

 逃げれば家族に迷惑がかかると思えば、簡単には逃げ出せない。

 そのような様々な要因によって、三頭獣ドライアルドベスティエは成長の一歩を踏み出した。


◇◆◇◆


「あの、三頭獣ドライアルドベスティエの、ロズヴェータ様」

 組合ギルドで、依頼を探していたロズヴェータとユーグに声をかけてきたのは、普段受付をしている中年の男である。

 ロズヴェータは、声をかけられると自然に視線をユーグに向けて、咎めるように眉をひそめた。

「……で、今度は誰だ?」

「心外です。まだ、何もしていません」

 澄まし顔で答える美貌の副官は、口元に僅かに笑みを浮かべる。その返答に溜息をつきつつ、受付の男に振り向くと、にこやかな笑顔で頭を下げる。

「うちの者が、大変ご迷惑を……」

 ロズヴェータは、最近心身ともに健やかで、心の余裕を獲得しつつあった。心の余裕は、対応を大人にする。

「え、いえいえ、実は名指しの依頼を頂いておりまして……」

 ほらね、違うでしょ? という前科のありすぎる乳兄弟の視線を背中で受けて、ロズヴェータは、冷静に対応することを心掛ける。口元は若干苦く歪むが気にしない。

「コチラなんですが……」

 そう言って差し出されたのは、警備の依頼。王都における貴族街の奥、一種の聖域たる教会の警備だった。しかも、リオリスの率いる騎士隊との合同である。

「当然お断りになることもできますが……」

 報酬は期間の割に良い。指定された教会を警備して一定期間何事もなければ、報酬を獲得できるといういわゆる“当たり”の仕事だ。

「お断りになった場合には、先方からの心象の悪化はご覚悟下さい」

「一応他の依頼を見てから決めても?」

 やんわりと時間が欲しいと伝えるロズヴェータに、受付の中年男は、当然とばかりに頷いた。

「お決まりになりましたら、お声がけください」

 離れていく受付を見送って、ロズヴェータは他の依頼も確認する。

 文官派閥から定期的に発生する国内の魔獣討伐、中規模なものでは、薬草研究調査への護衛、小さなものでは王都に走る下水道の大規模清掃。

 武官派閥からは、大規模なものでは国境線の盗賊掃討、中規模なものでは王都から地方までの商人護衛、小さなものでは王都周辺への郵便配達。

 実家である辺境伯家からはないため、今回はこれで決まりで良いかとユーグに相談する。

 王家派閥からは、教会の司教の地方巡業の護衛とかもあるが、同じ王家派閥の依頼を受けるのに、割の悪い方を受けても意味がない。

「受けようと思うが、どうだろう?」

 同期に会う機会ではあるし、騎士隊の母数が増えた分、割の良い仕事をとってこないと、経営で首が回らない。ユーグに問いかけるロズヴェータの結論に、半ばユーグも予想していたのか、すぐに首を縦に振る。

「よろしいのでは? 特に断る理由もございませんが、しかしなぜ我らを指名してきたのか、少し気になります」

「リオリスが気を利かせてくれたというだけじゃないか?」

 王家派閥との繋がりと言えば、リオリスしかない。

「だとすればです。リオリス様は、既に王家派閥の中枢にいらっしゃるということ。深入りは、危険かもしれません」

「実家は半ば敵視しているからな」

 思わず溜息を吐いて、ロズヴェータもそっと胸を抑える。

 ──いいや、それは己自身もか。

 腹の奥底で、グツグツと煮立つ溶岩のような感情を一瞬だけ自覚して目を閉じる。すぐに気持ちを切り替えると、目を見開いて現実を見た。

 忘れるはずもない。決して王家派閥を好んでいるわけではない。しかし、その姿勢を見せるには、未だ自分たちの力が弱い。派閥をえり好みすれば、その分だけ選ばれなかった派閥から、嫌がらせを受けることもある。

 受付に向かうと、依頼を受けることを了承して宿にしている辺境伯家の持ち家に戻る。

「なんだ?」

 ソファに気だるげに横になっていた村娘の二人にヴィヴィの姿を見て、眉を顰める。

「ああ、ちょっとね」

 言葉を濁すヴィヴィに対して村娘の二人は、顔を青ざめて頭を下げる。

「……その」

「私が誘ったのよ。少し興が乗って、王都の酒場で朝まで飲んだだけ」

 笑みを浮かべて階段から声をかけてきたのは、アウローラ。

「我らがまじめに仕事を探している間に、良い御身分ですね。お姫さま」

 口元に攻撃的な笑みを浮かべるユーグ。美貌の副官の冷たい笑みは、巨躯の女分隊長ヴィヴィを震え上がらせたが、隣国の姫君はその笑みを軽く流す。

「私のお金で私が誘った人とどのように過ごそうと、干渉される謂れはないわ」

「それが、仕事に影響を及ぼすのなら、問題だと言っているのですが?」

 互いに一歩も引かない様子は、肉食獣同士が喧嘩しているような錯覚を覚える。

「……まぁ、ほどほどにな」

「ええ、もちろん」

「……」

 嫣然と微笑むアウローラに対して、ユーグは無言の内に視線を鋭くするだけだった。

 僅かにため息を吐いて天を仰ぐと、ロズヴェータは分隊長達と投降組を集めて依頼の内容を話し出す。

「王家からの指名とはすごいですね」

 派閥争いに無知なミグルルは、単純に驚きをもってその報告を聞くが、他の者達の顔色を見て、首を傾げる。

「……何か問題が?」

「……まぁ、あまり良い関係の所ではない、というところかな」

 言葉を濁すロズヴェータに、そういうものかとルルは頷く。

 一方他の分隊長達は、ロズヴェータの婚約破棄に関する諸々も噂程度で聞いているために、あまり良い反応はない。

「……あ~その、隊長の気が進まないなら、別に他の依頼でもいいんだよ?」

 不器用に気遣う巨躯の女分隊長ヴィヴィは、視線をそらしながら口を開く。

「いいや、俺のことは気にしなくていい。それに、久しぶりに同期と会えるのだから」

 まぁ、それなら良いけど、といって引き下がるヴィヴィ。他の分隊長達もそれぞれに納得させて依頼を受けることを了承する。

 期間は、これから約20日後、期間は10日間。

 それまでにできることをしなければならない。



ロズヴェータ:駆け出し騎士

称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣ドライアルドベスティエ隊長

特技:毒耐性(弱)、火耐性(弱)、薬草知識(俄)、異種族友邦

信頼:武官(+1)、文官(+1)、王家(±0)、辺境伯家(+3)


同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇

           :同期は貴方を見て言うであろう。あれこそが同期で二番目にやべー奴、同期で一番強かった女を容赦なく素手で半殺しにした奴だ、と。


三頭獣ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇

 まだまだ駆け出しの騎士隊であり、依頼達成度は(3/4)、世間からは、辺境伯家のお抱え騎士隊として認識されている。王都では知る人ぞ知る騎士隊であり、さして有名ではない。帝国の傭兵が多数在籍していることから、一部の好事家には非常に眼福であると噂されている。王都の歓楽街では、三頭獣というよりも、美貌の副官の存在こそが、大きな役割を果たしている。また、辺境の一部の村では、村を救われたことから非常に評判が良い。


毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。

      :若い体は一度受けた毒に耐性をつけ、再びの毒を耐えきる準備をしている。

火耐性(弱):火事の中でも動きが鈍らない

      :燃やせや、燃やせ。貴方の仲間は放火魔である。いや、もしかして貴方自身も?

薬草知識(俄):いくつかの健康に良い薬草がわかる

       :健康とは日々の積み重ね。おなかが痛くなり神に祈ることが減るであろう。

異種族友邦:別の種族がある一定以上仲間に存在すると発現、異種族の有効度上昇

     :彼らは王国において様々な差別に遭遇する。その中で三頭獣は清涼剤となりえる。


信頼度判定:

王家派閥:ん? 誰それ?

武官&文官:そういえばそんなのいたかな?

辺境伯家:使える駒に期待。


副題:ロズヴェータちゃん、無自覚なサディスト。


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