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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
南部争奪編
24/115

最初の交戦

 三頭獣ドライアルドベスティエと他の護衛及び隊商は、件の殺しから、どことなく浮き足立ちながらも順調に旅程をこなしていた。実のところ、喧嘩騒ぎで死傷者を出すというのは、結構ある。普段は違う仕事をしている者達が、全く違う者達と組んで仕事をする以上大小のやり方の違いから、意見の相違まで実に様々な衝突が発生する。

 本来はそれらを調整する役割があるのは、隊商の長である商人であったり、護衛を引き受けた騎士隊であったりするのだが──。

「──今回は、こっちが当事者だからなぁ」

 ぼやくように言って、分隊長ガッチェは頭を搔いた。

 元狩人のグレイスから、経緯は聞いている。かくいうガッチェも、今回の件は仕方ないと思っている。しかし、それが商人達に理解されるのかと言えば、話は別だった。

 今回の件の失敗は、最後の仕上げに失敗していることだ。

 馬鹿なゴロツキまがいの護衛を、隊長のロズヴェータが挑発したところまでは良かった。しかし、ガッチェが見るところ、その後がよろしくない。

 あそこまで正当性を主張しているなら、むしろコソコソするのではなく、堂々と討ち果たす方がマシだったろう。そうすれば、ロズヴェータの実力を恐れて隊商の護衛の実権を一気に握れた。

 しかし、被害を最小限にしたかったのか、ロズヴェータは一人でゴロツキまがいの護衛を殺し、その後にそのゴロツキまがいの護衛の仲間を、夜の闇に紛れて3人殺している。実のところユーグがやったのだが、それはあまり問題ではない。

 これで隊商からの評価と、護衛からの評価はかなり落ちた。

 なにかあれば、簡単に人を殺す危険な騎士隊という認識を持たれている。その点については、ガッチェは仕方ないとは言え、反省すべき点だと思っていた。もう少し手加減というか世渡りのうまさを身につけてもらわないといけない。

 手を触れれば噛み付かれる狂犬みたいな、腫れ物にでも触るような扱いが続いている。これは非常によくない。

「う~ん……」

 視線を転じて隊長のロズヴェータとその横にいる副官のユーグを見る。

「悪かった、とは思ってないよなぁ……」

 いつも通り、護衛の任務を果たしているロズヴェータとユーグの姿は、三頭獣ドライアルドベスティエの面々からすれば、俺達の隊長という面もあって特段気にすることもないのだが、護衛される側からすると、常に緊張を強いられるようだった。

 この隊商を取り仕切る商人は、ずっと青ざめた表情のままロズヴェータと会話をしている。

 そして他の護衛の面々も同じだった。

 まるで不気味なものを見るような視線は、ロズヴェータとユーグをはじめとした三頭獣ドライアルドベスティエにそそいでいた。これでは何かあったとき、こっちの命令を聞くどころか、勝手な行動をとって依頼の失敗ということになりかねない。

「おい、バリュード。ちょっと話があるんだが」

 経験豊富な者から知恵を借りようと、分隊長バリュードを呼び止めて話をしてみる。

「なにか、ないかね? こう、隊商の他の護衛との距離を縮めるもの」

 最悪、商人とは緊張状態が続いても護衛とは連携を取らないといけない。

「ん? 仲良くなりたいの?」

 首を傾げるバリュードに、ガッチェは頷く。無精髭を掻きながら、理由を説明すると、未だ十代にしか見えないバリュードは、何でもないことのように物資の一つを指さした。

「酒だよ。他にあるかい?」

「そうかぁ……」

 隊長、副長ともケチなんだよなぁと思いながらバリュードを伴ってガッチェは、ロズヴェータとユーグの元へ相談に行く。

 相談を受けたロズヴェータは一度ユーグを見てから、頷いた。

「すまん、迷惑をかける」

 その素直さに、ガッチェは意外なものを見るような気持ちになった。自身の15の頃を振り返って、果たしてこんなに素直に頭を下げただろうか、と。

 そして直後に否定する。少なくても恥じ入るばかりの記憶の中で、少年と言ってもいい彼は、傲岸不遜にやっていた。俺には、この槍の腕がある。誰に何を言われても、聞き入れるような少年ではなかった。自尊心の塊だったといってもいい。

 正しいのは常に自分自身という意識がやはりあったのだろう。

 その記憶から考えるに、ガッチェからして、やはり目の前の“若様”は大したものだった。

「まぁ、私だけというよりもバリュードも手伝ってもらいますが」

「よろしく頼む」

 一緒に頭を下げる二人が、まるで年相応の少年のように思えてバリュードは苦笑する。

「よしてください。若様、俺達も少し考えが足りませんでした」

 今までガッチェは、目の前の少年たちが何でもできる英雄みたいなものと、考えている節があった。辺境伯の領地では当然ながら、辺境伯家と言われれば、雲上人だ。従士も貴族とは言われるが、それは領地でだけのこと。王都に出て、辺境伯家の威勢を確かめたガッチェには、どうしても同じ貴族とは思えない。

 しかも貴族には青い血が流れている、なんて話もあって同じ人間なのだと認識していなかった。できて当たり前の“貴族様”という認識が、目の前の少年たちを過大に見せていた。

 不足していて当然なのだ。

 自分自身の年齢の頃を思い出せば、十分すぎる程立派に務めを果たしている。その補佐をするぐらい、人生の先達として力を貸してやるのに、否を言うほどガッチェは人でなしではないつもりだった。

「それじゃ、バリュードと、まぁこの前やらかした奴らを少し、お借りします」

 そういってガッチェは、その日の夕刻から護衛隊の間を回り始めた。

 隊商の夕食は決して贅沢とは言えない。基本的には自弁、まぁよくて必要最低限の固い黒パンが商人から供されるが、決して十分とは言えない。だからこそ、葡萄酒を片手に食事の輪に加わろうとしてきたガッチェを彼らは拒み切れなかったのだろう。

 薄気味悪い物を目にするように視線を転じながらも、視線はガッチェの手に握られた葡萄酒に向いている。

「よう、ちょっといいかい?」

 そう言って食事の輪に入ってくるガッチェを強く拒めず、先ほどまであった気楽な雰囲気は霧散してしまっていた。

「……なんのようだ?」

 警戒する犬のような声音に、ガッチェは肩をすくめる。

「まぁ、そう警戒するな。どうだ?」

 差し出された葡萄酒の瓶に、護衛を任された男達は、おずおずと木製のカップを差し出した。

「良い酒だろう? うちの隊長が持ってたのを、くすねて来たんだ」

「……」

 沈黙を返す護衛の男達に、ガッチェは苦笑する。緊張を解して、と思ったが思った以上に警戒されている。何度かこういうことを繰り返せば、少しずつ関係をよくしていくことも考えられるが、それにしては時間が少なすぎる。

 さて、どうしたものかと内心考え込むガッチェの後ろで、バリュードが護衛の持っている長剣に視線を下ろしていた。

「ぉお? それメルキス作の長剣じゃないの?」

 フードも頬当てもつけていないバリュードは人畜無害な十代の少年に見える。その彼が、驚愕の声を張り上げ、よだれを流さんばかりに護衛の一人の剣を触ろうとしていた。

「あ、おい!?」

 慌ててそれを止めるガッチェと、護衛の一人である長剣の持ち主が、それを手元に戻すのが同時だった。

「お前、他人の得物に触るとか死にたいのか!?」

 ガッチェの静止の声と共に、羽交い絞めにしたバリュードがもがく。

「だって、メルキスだぞ。こんな辺境で王都の名工32選に選ばれた名工の実用的な長剣なんて、めったにお目に掛かれないんだぞ!?」

「だーめーだ!」

「いーやだー!」

 首をぶんぶんと振り回し、駄々をこねる様子はまるで子供だ。

「……お前、詳しいのか?」

 だが、その様子に毒気を抜かれたのか、メルキス作の長剣の持ち主が、訝し気に問いかける。

「おお、大好きだ! ぜひその剣について、聞きたい!」

 まるで尊敬する師に出会ったように、前のめりで聞いていくバリュードに、長剣の持ち主はまんざらでもない様子で頷く。

「ああ、こいつは仕事で王都に行ったときにな……」

「ほほう、それで?」

 自然と会話の糸口が見つかり、先ほどまでの暗く重い空気が消えている。それが狙ってやったのかそれとも素のままやっているのかわからない所が、バリュードの、バリュードたるゆえんだった。

「はぁ……やれやれ」

「なんかあんたも苦労しているな?」

 話しかけられたガッチェは、苦笑して管を巻く。

「ああ、その通り。聞いてくれると嬉しいな。こいつらときたら……」

 敢えて隙を見せてやる。それに乗った相手との距離を徐々に詰めていくのは、才能というよりも生きてきた年数と社会でもまれた経験の差だった。ロズヴェータやユーグにはできない類のものだ。

 気づけば酒もほどほどに入り、バリュード以下の失敗談に笑い、上司の愚痴で盛り上がる。そんな宴会になっていた。酒の力とは強いものだ。その勢いに任せて、三頭獣ドライアルドベスティエについて、特に先日からの諍いについて聞いてくる者もいる。

「ありゃ、事故だよ。覚えがあるだろう? 若さゆえの過ちってやつだな」

 そう言ってのけるガッチェは、彼等の想像力に期待する。こんな職業を選んだのだ。誰しも経歴に傷の一つや二つあるものだ。ましてや、若い頃のといえば、鷹揚になるのが人間というものだ。

「ああ、確かに若い頃はやり過ぎちまうもんさ」

「うちの隊長ときたら、騎士校の剣術大会で優勝するような腕の癖して、手加減てもんを知らんのだ」

 管を巻くガッチェに、相手も頷く。

「まぁ、俺も聞いてたが、ありゃ相手が相当悪かったぞ? 騎士校を出たような優秀な坊っちゃんには我慢出来ないんじゃねぇかな?」

「だとしてもだよ? やり方ってもんがよ、あるんじゃねぇかな……よし、決めた。ちょっくら隊長に言ってくる」

「おいおい、大丈夫かい? おっかない隊長さんだろ?」

「大丈夫さ。まだ若いんだ。同郷だし、先達としてガツンとな! そうだ。明日にでも、お前さんところの隊長さんに挨拶させるよ」

 ガッチェの提案に、酒を飲んでいた男は酔に濁った目を瞬かせ、頷いた。

「俺も男だ。頼むぜ。伝えといてくれよ」

 酒を飲んだ勢いで声を大きくしてガッチェは、周囲に聞こえるように宣言する。

 翌日ガッチェはロズヴェータとユーグを護衛隊長のところに連れていき、今までの諍いの謝罪という形で交流を持つ切っ掛けを作ることに成功する。

 その恩恵をわずかばかり受けて、バリュード達4名の給金も1割ほどが戻され、ガッチェには、1割の増額が示された。

 何にしても、三頭獣ドライアルドベスティエは、護衛達との距離を縮めることに成功したのだ。


◆◇◆


 争奪戦に参加したもののうち最初に交戦したのは、“ジウ”のハリール率いる傭兵団とへルギウス騎士団である。

 国境を超え必要最低限の装備で行動する彼等には、いかに優秀であろうと、限界が存在した。目的の少女を連れた隊商が、遠目からでは判別つかないのだ。それに街道を外れているとは言え、南部の大半は荒れ地が広がる砂漠地帯。

 ましてや時間的な制限まであるとくれば、焦るなと言う方が無理だ。しかも彼らは、絶対に失敗できない理由もある。

 街道を外れた道なき道を相手に気取られることなく進んでいたハリール傭兵団は、思うように進めない行程に焦りを見せていた。

 だからこそ、ハリールは2日目で大きな決断を下す。

「街道を進もう」

 全員分のフード付きのローブで、顔を隠し王国の騎士隊に偽装する。その案を聞いた時、反応は真っ二つに別れたが、結局はハリールの提案を受け入れることになった。誰もがこのままでは、失敗することを薄々感づいていたからだ。

 だからこそ、その先で目的の少女に届く前に竜殺しの槍(ヘルギウス)騎士団と衝突したのは、ハリール傭兵団にとって予想外と言って良い。

 南部の交通事情というものを血管に例えるなら、太くはあっても血液の量自体は少ない。その担い手は、隊商を中心とした商人達である。彼らは身を守るために複数人で商売をしながら街道沿いの市町村で必要なものを仕入れ、必要とされるものを売り払う。

 だが、そもそも隊商というのは非効率的な商売の形式である。

 個人で幌馬車を引いて商売ができれば、そちらの方が利益は大きいのだ。隊商とは利益よりも安全性を重視した商売の方法であり、そのため頻繁に隊商が街道を通行するというよりも、月に一度まとめてその村々に必要な物品を携えてやってくるのが一般的だった。むろん、危険を冒して個人で幌馬車を引く行商人と言われる者達も存在したが、その数は多くない。

 街道の治安は決して褒められたものではなく、荒野に野盗や稀にではあるが魔獣の被害など、彼らを害する者は多かった。

 そのため、この交通事情はハリールの決断の一つの根拠となっていた。

 狙っている少女は隊商に紛れている。であれば、その他の隊商は少なく、街道で目に付くことは稀である。南方兵団やヘルギウス騎士団は、東との国境線を固めるために出張っているはずであり、わざわざ街道の警備に人員を割くのは考えずらい。十分に勝ち目のある賭けである。

 しかしその決断を狂わせたのがレジノール伯爵家からの依頼であった。

 件の少女を丁寧に確保しておきたい。という噂の域を出ない依頼を、真面目に受けたヘルギウス騎士団と南部を領するレジノール伯爵家との親密さをハリールが見誤っていたからに、他ならない。

 街道を進むハリール傭兵団の後ろから、ヘルギウス騎士団の先遣隊が衝突したのは、ロズヴェータ達隊商から南へ二日の距離だった。

 距離を離して周囲を警戒しつつも進むハリール傭兵団の後衛を守る副長“兎”のルルの耳に、騎馬を駆る集団が聞こえたのは、衝突の2時間前だった。

「やり過ごすか、避難するか」

 決断を迫られたハリールの決断はやり過ごす、ということだった。

 理由はいくつかある。第一に彼らが帝国から流入した傭兵団だと判別する可能性が低いこと、第2に副長“兎”のルルがとらえた数は、精々が1個騎士隊程度。何かあっても対処できるとの判断からだった。

 それよりも、今は街道を利用した速度を重視して目的の少女への距離を縮めたい。

 決断はいつでも、難しい。

 指揮官の最も苦しいのは、その決断一つに集団の趨勢がかかっており、そして誰も代わりにそれを行うことができないからだ。集団の中で唯一代えの効かないものがあるとすれば、決断をする指揮官だった。それは、大規模なヘルギウス騎士団であろうと、ロズヴェータのような少数の騎士隊であろうと変わりはしない。

 結果として、“鷲”ハリールの決断は誤りだった。

 ヘルギウス騎士団の団長ジキスムントから派遣されたのは、正統派騎士であるジグネヴァディ。長い赤髪を三つ編みに結んだ青年の騎士である。過去の戦績から“虎殺し”ジグネヴァディなどと呼ばれるその力は、誰もが認めるものである。

 南部レジノール伯爵家との調整や、その領内の治安維持、暗殺騎士団の跳梁跋扈を抑えるという意味から見ても、団長ジキスムントを除けば、これ以上ない札をヘルギウス騎士団は切った。

 そのジグネヴァディは、真っ当すぎるほど真っ当なやり方で治安回復のための行軍を敢行する。すなわち、街道沿いの村々に手持ちの1個騎士隊を派遣しつつ偵察、本体は北上を繰り返すのだ。

 ジグネヴァディの手元には3個の騎士隊が存在する。

 若きニガル、熟練のアーセン、魔術のバイデン。彼ら3名の騎士は、配下に25名からなる兵士を連れ、ジグネヴァディは直属の兵士を20名。約100名もの集団は南から北へと進む。途中村々から仕入れた情報や、彼ら自身が斥候として発見した盗賊団など、三つの集団を壊滅させて、北上していた。

 ヘルギウス騎士団の南部で随一と言われる高い実力と、優れた指揮の賜物だった。

「敵、発見の報を本隊に!」

 その時本体の先導役として、真っ先にハリール傭兵団を敵と見定めたのは熟練の騎士隊長アーセル。

 目を瞬かせる伝令の兵士に、傷だらけの顔に男くさい笑みを浮かべて声を張り上げる。

「ジグネヴァディ隊長には、俺の勘だと伝えろ! これより戦闘に移る。急げ!」

 一転厳しい表情を取り戻すと、彼は指揮下にある兵士に対して声を張り上げた。

「これより我らは、帝国傭兵団との戦闘に入る。厳しい戦いになるが安心しろ! いずれ本隊が到着すれば、こちらが有利だ! 各員足止めを重視して無理はするなよ!」

 得物の斧槍ハルバードを掲げると、兵士達に戦闘態勢を取らせる。

 これまでの戦いで兵士達もアーセルの指揮に従順だった。何の確証もなくとも、目の前にいるのが敵と言われたならば、戦うのが彼ら兵士というものだった。各々が得物を構え、即座に装備を点検する。

 慌ただしく装備の点検を終えた兵士達を確認して、アーセルは勢いよく号令をかけた。

「行くぞ! 奴らの尻尾を食いちぎる!」

 先頭に立って進むアーセルに率いられ、動き出すヘルギウス騎士団の先遣隊。

 そしてその様子を、“兎”のルルは正確に捉えた。いや、捉えてしまった。

 彼女は青ざめると同時に先頭を進む団長“鷲”のハリールに伝令を送り、戦闘態勢を取るように進言。更に部下達を、相手を包み込むように展開させる。

「こうなったら、早期に決着をつけて、離脱するしかない! 最初が肝心よ!」

 相手の騎士隊の思惑が読めず、焦る彼女は、それでも副団長として指揮は適切だった。

 後方を警戒していた最大戦力の自身を中心として、半円状に団員を展開させ、腕に宿る紋章を天に掲げる。

「──駆け抜けろ、六つ足の兎、牙を向け! 変身(アル・タハル)!!」

 


副題:ロズヴェータちゃん、たしなめられる。

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