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獣達の騎士道  作者: 春野隠者
第五次十字軍
109/116

セルコエシューとの邂逅

 先遣隊の戦いにおいて、四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)の登場は劇的だった。

 勢いは既に獅子の紋と王冠(リオングラウス)王国側にあったものが、勢力的にも拮抗し始めたのだ。しかもリオングラウス側は、三方から三日月帝国(エルフィナス)を包囲する形になる。

 そこからの流れは一方的だった。

 エルフィナス側の軍勢は一気に後退、四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)と接触する前に、戦場を離脱すべく後退を始める。

 絶好の追撃の好機に、しかしロズヴェータは、エリシュとの合流を優先した後は、必要以上に追撃を控えた。それは最初から戦っていた先遣隊も同様で、追撃はもっぱらセルコエシューが担うことになるが、それゆえに、その追撃は凄惨なものになった。

 態勢を整えてからゆっくり後を追ったロズヴェータが見たものは、道端に打ち捨てられた屍だった。しかも明らかに弄ばれたかのように体の四肢の部分のいずれかが足りない。

「反吐がでるね」

 死者の苦悶の表情を見ながら、ヴィヴィは眉間に皺を寄せる。

 先遣隊と合流したロズヴェータは、その先遣隊の中に見知った顔を見て、顔を綻ばせた。

「これは、お久しぶりです。ショルツ殿」

 浅黒い肌にちょび髭が特徴的な牛蒡を連想させる先達の騎士ショルツ。彼の率いる騎士隊が、参加していたのだ。

 現在三頭獣ドライアルドベスティエで見習い騎士をしている長身の女騎士見習いネリネの出身元騎士隊でもある。以前、広範囲にわたるリオングラウス王国内の治安維持活動において、旗頭として指揮を受ける立場であったロズヴェータは、懐かしさに顔を綻ばせた。

「息災かね。ネリネも元気そうだ」

 教師然とした柔らかな物腰、穏やかな口調は学者をしていた方がよほど似合いそうだった。

 しかし、本人の見た目の印象とは裏腹に、その腰にある細剣と鎧についた返り血が、ただの学者ではなく歴戦を生き抜く騎士なのだと主張しているようだ。

「それにしても先ほどの指揮は助かった。敵の思ったように誘い込まれたようだった。君たちの増援が無ければ。先遣隊としての態をなさずに、撤退に追い込まれていただろう」

「運が良かっただけです」

「そんなことはない。よく成長している。再会を嬉しく思うよ」

 一時指揮を受ける立場であったことから、そしてまた個人的な趣味趣向からロズヴェータは、騎士ショルツに尊敬の念を抱いていた。

 教師の指導を受ける生徒のような心持で、再会を懐かしむ。

「はい。まぁ再会の場として相応しいかと言われると難しいところではありますが」

 苦笑するロズヴェータに、ショルツもまた苦笑する。

「我らの仕事場は、いつも血生臭いものだ。確かに再開するに相応しい場所かと言われると困るところではあるな」

 ロズヴェータがショルツとの再会を一通り楽しんだ後、ロズヴェータ率いる三頭獣ドライアルドベスティエ紅剣スカーレットは先遣隊と合流して、逃げたエルフィナスと四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)の後を追った。

 そして追撃と言う名の人間狩りをする四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)に追いついたのは、翌日の昼頃になってからのことだった。


◇◆◇


「おやおやぁ、これはこれは騎士ショルツ殿ではありませんか?」

 先遣隊を構成する複数の騎士と、ロズヴェータ、エリシュは四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)の騎士であるリリーは口元に酷薄な笑みを浮かべた。

 まるで温度を感じさせない視線の冷たさ、口元に浮かぶのは口の端を吊り上げただけの表情が、なんとか笑みに見える。

 鋭い視線は、いつも寝首をかかれそうになる不安を掻き立てる。

 その視線を、騎士ショルツは全く気にすることなく受け止める。

「リリー殿も、今回は大活躍でしたな」

「ええ、まぁこれも神の御加護の賜物と言う奴ですね」

 舌なめずりをして、視線をショルツの他の騎士に向けるリリー。明らかに複数の騎士は、彼女の視線に怯んだ様子だった。

 一通り、騎士達の顔を確認したところでその視線がロズヴェータとエリシュの顔で止まる。

「ほぅ、流石にショルツ殿……銀の獅子のルーキーまでいるとは」

 蛇を思わせる視線がロズヴェータに向かう。背筋に氷塊を突っ込まれるような悪寒、温度の感じさせない視線は、逆に彼女の身の内に巣食う憎悪を感じさせた。

「しかし、随分追撃に手間をかけている様子」

 先遣隊を構成する若い騎士の一人の発言に、毒蛇を思わせるリリーは、にやりと口の端を上げた。まるで罠にかかった小動物を嬲るがごとき、邪悪さだ。

「まぁ、あたしらの本来の任務は別にあるからね。追撃はおまけさ。どこかの誰かの不始末を手伝ってやっているのを、勘違いしてもらっちゃ困る」

 嘲りの言葉に、先ほど発言した若い騎士は、なおも反論を口にする。

「あれは、敵との数が違いすぎたんだ。同数であれば、お前等の手など誰が借りるか!」

「おやおや、運動会でもやってるおつもりで? 同じ数だけ揃えてよいどーんってか。ショルツ殿も大変ですな。こんな坊やの面倒を見なきゃいけないなんて」

 リリーの視線がショルツに向かう。

 このまま続ければ、この餓鬼を殺すが、責任はお前が持てよと、その意味を十二分に込めたリリーの視線に、ショルツは苦笑しながら負けを認める発言をした。

「いいや、これは確かにリリー殿の発言に理がある。私の組下の騎士が無礼をした。正式に謝罪させてもらいたい」

「……ッチ。ああ、分かれば良いんですよ。全くてめえの無能を棚に上げて、他人様にケチをつけるなんて、馬鹿が、どこにでもいますからね。お互い苦労しますなぁ」

 最後に先遣隊の騎士達を睨みつけて、リリーは背を向ける。

「あたしらは、本来の任務に戻りますからねぇ。後はどうぞご自由に」

 最後まで口の端を吊り上げた笑みを崩さず、リリーは背を向ける。

「くそ、毒蜘蛛のリリーめ!」

 若い騎士の吐き捨てる言葉に、同調の声が相次ぐ。ショルツは苦笑を深くして、視線をロズヴェータに向ける。

「どう思うね?」

「彼女の発言にも、一定の理はあるかと」

「ほう?」

 努めて冷静に、ロズヴェータが答える。それに面白いものを見つけたように小声で続きを促すショルツ。

「けれど、まぁ、彼女の理屈よりは柔軟に考えていますが」

 リリーの理屈で言うなら、本来の任務から逸脱した行動は控えるべきとなる。しかし、ロズヴェータはもっと柔軟に、任務を理解して、全体の利益を考えるべきと主張する。

「利益が薄いのでは?」

 騎士として、与えられる報償に対して成果を返すいわゆる《御恩と奉公》の関係は、騎士と領主との双務的な契約だった。

 それに忠実たらんとするリリーの姿勢も間違いではない、と認めた上で、ロズヴェータはさらに一歩進んで最終的な勝利の為には、個々の依頼で可能な限り全体に利する判断をすべきと主張する。

「最終的に、勝たねば意味がありません」

「ふふ、面白い考えだ。確かに、勝たねば意味がないな」

 ニヒルに笑うとショルツは、視線を騒ぎをやめない先遣隊の騎士隊に向ける。

「彼等にももう少し、学んでほしいものだな」

 細められたショルツの視線は、リリーにも負けない程の冷たさが宿っていた。


◇◆◇


 思わぬ先遣隊の救援も含めた任務から本隊の駐屯するフィアッツェの街に戻ると、駐屯する兵力はロズヴェータが合流した当初に比して更に増加していた。

 それを目当てに、周囲に商人が集まり、市が立ち、娼館などもいくつか見える。

 まるで一つの街のようになったその場所に、ロズヴェータは目を丸くした。

「まるで一つの街だな」

 思わず呟いたロズヴェータの言葉に、副官ユーグも同意する。

「ラスタッツァは、先行して戻っているはずです。もしかすると、既に商売を始めているかもしれません。チソッド商会は中々に強かですので」

「お前の方は?」

「娼館から手配は終わっています。後数日で到着できると予想されますが、念のため護衛の兵を差し向けますか?」

 王都の娼館の一つと専属の契約を結んでいる三頭獣ドライアルドベスティエは、その窓口をユーグにしていた。そう言う意味でも、三頭獣ドライアルドベスティエの隊員は、ユーグに逆らうことが難しい。

「そうだな。ルルの分隊から頼むか」

「では、そのように指示します」

 細々とした指示をしながら、天幕を張っている場所まで戻ってくるとやっと人心地つくような心持だった。

「ロズヴェータ様」

 天幕戻ってきて、報告書を記載していると天幕の外から呼ぶ声が聞こえる。愛称のロズではなく、ロズヴェータ様と副官ユーグの声で呼ばれる。

 それに、僅かに緊張を取り戻しロズヴェータは視線を上げた。

 ユーグが名前で呼ぶときは、誰か他の者が一緒だと言う合図だった。味方にしても、敵にしても緊張なく会える相手ではない。

「ああ」

「お客人です。っ、ちょっと」

「あぁ? 面倒なのはごめんだぜ。ちょっと邪魔するよ」

 そう言って強引に割って入ってきたのは、四腕の毒蜘蛛(セルコエシュー)の頭目、毒蜘蛛のリリーだった。座って書類を記載していたロズヴェータに構わず、周囲を無遠慮に眺めまわしながら、天幕に入ってきたのは、リリーを含めて4人。

 リリーとその手下らしき強面の男が二人。

 さらにそれを追ってユーグ。

 嘲笑を顔に張り付かせている手下の二人、口の端を上げているものの、その視線に嘲りは微塵もなく、様子を伺うリリー。そして既に腰の剣に自然に手をかけ、殺気を漲らせているユーグ。

 厄介ごとの予感しかしなくて、ロズヴェータは思わずため息を吐きそうになった。

「改めて挨拶しておくぜ。アタシはセルコエシューのあたまを張ってるリリーってもんだ」

「この間は、どうも」

 立ち上がり距離を測りつつも軽く頭を下げるロズヴェータ。

 最悪天幕内での戦いだなと考えて、不自然にならないように立て替えておいた長剣を手元に引き寄せる。

「おい、てめえ、クソガキなんだその態度は?」

「カシラが挨拶してんだぞ!?」

 リリーの手下二人が無造作にロズヴェータの間合いに入る。その二人が口走る罵詈雑言を聞き流しながら、どちらを先に斬り殺すか、手順を考えながらユーグに視線を飛ばせば、ユーグも自然に位置取りを変えていた。

 ロズヴェータから向かって右側の背の高い強面の男の方に、移動をしていたのを見て、ロズヴェータは考えをまとめる。

 ──向かって右側の男はユーグに任せるか。

 瞬時に向かって左側の男との間合いを測り、最初は打撃、怯ませてから長剣でトドメと段取りを組み立てる。

「へぇ~。あんた、やっぱり見込みありそうじゃないか」

 瞬時に、そこまで段取りを考えたロズヴェータの間合いの内側に、赤い髪のリリーが間合いを詰めていた。

 蛇のように無機質を感じさせる視線に、わずかばかりの興味を宿らせ、リリーはロズヴェータの間合いの内側に入り込む。

 ぬるりと、相手の間合いの入り込む初動は、ロズヴェータの知っているどんな動きとも違った。しかもその位置取りが、うまい。二人の部下を肉の盾にするように、絶妙な立ち位置。

 手下二人は分かってか分からずか、ロズヴェータとユーグが剣を振ってリリーに届かせるのに邪魔な位置に配置されている。

 逃げるにしても、リリーが剣を振るうにしても、ロズヴェータとユーグよりは、一手速い。

 それを理解すると、ロズヴェータとユーグは苦虫を嚙み潰したように顰め面になった。

「ああ、そう警戒すんなよ。今回は挨拶さ」

「挨拶?」

 警戒の視線を緩めず、ロズヴェータが問いかける。

「あんた、うちの下に来いよ。才能あるぜ」

 ひひひ、と笑うリリーに、手下二人が怒鳴る。

「おい、カシラの勧誘だぞ!? さっさと返事しやがれ!」

「まさか断るってことはねえよな!? ああ!?」

 その声量に、ロズヴェータの眉間の皺が深くなる。しかし、視線はリリーから離れない。ロズヴェータに最も危険を及ぼす人間は、目の前のリリーだ。

 そこから目を離すなど、自殺行為に他ならない。

「……考えてみる」

「……ああ、よぉく考えくれや」

 互いを推し量ろうとリリーとロズヴェータの視線が交差する。

 しばらく10秒ほども無言の時間が続いたが、突如としてリリーは背を向けた。

「まぁ、邪魔したな」

 そろそろ我慢ができなくなってきたユーグが手を出そうとしていた瞬間のリリーの行動に、ユーグは意表を突かれ剣を抜きそこなう。

「しっかり考えとけよ!」

「まぁ、断ったら相応の覚悟をしとけよ! 餓鬼が!」

 そう言って手下二人は、ロズヴェータが記載していた報告書を机の上から無造作に叩き落とし、背を向けて笑い声をあげる。

「──おい」

「ッチ」

「ユーグ」

 舌打ちしたのは、リリー。低めた声とともに剣を抜いたのはユーグだった。

 細剣の切っ先は、ロズヴェータの机の上の書類を払い除けたリリーの手下の一人の喉元に突き付けられている。ロズヴェータが声を発しなければ血の海が天幕の中に広がっていただろう。

「……やれんのか? かわいこちゃん」

 首元に細剣の切っ先を突き付けられた男の怯えを隠す強気の言葉。

 それを完全に無視して、徐々に切っ先を肌に押し付けて行くユーグ。同僚のはずの男はリリーとユーグの間に視線を交差させるのみ。

 そして肝心のリリーは切っ先を押し付けられた男のことなど顧みず、ロズヴェータと睨み合う。

「うちとことを構えるってぇことだな? 銀の獅子さんよぉ」

「先に喧嘩を売ったのは、そちらだ。交渉がしたいなら、相応の人間を連れてくるべきだろう」

 しっかりと手を剣に添えて、ロズヴェータがリリーを睨む。

「それに、売られた喧嘩を買えないような男が欲しいのか?」

「ン? ……ふふ。確かに、そうかもね」

 ロズヴェータの言葉が、リリーの琴線に触れたのか、今まで張り詰めていた緊張感が薄れる。

「……確かに、こりぁ一本取られた。くくっく、おい!」

 上機嫌に笑ったかと思えば、急転直下の怒声を剣を突き付けられたままの手下に向ける。

「詫び入れろ!」

「へ、俺がですか?」

 既に切っ先が肌を切り裂き、血が流れている男は、なおも抵抗するようにリリーに視線を向ける。

「愚図は死ぬぜ。で?」

「……すいません、でした……くっ!?」

 苦々しくも吐き捨てる手下の男。

 そして、その言葉を聞いてもなお首に切っ先を突き付け続けるユーグに焦る男。

 男の言葉など一切耳に入らないとばかりに、視線を切らない。

「ユーグ」

 一言ロズヴェータの言葉だけに反応して、剣を引く。だがその後も、切っ先を突き付けていた男から視線を外さず睨み付ける。

 まるで狂犬のような態度に、リリーの手下の男は顔が引きつっていた。

「ふん? まぁ面白いのを従えているじゃないか」

 リリーはユーグを横目で見ながらそう評価すると、ロズヴェータに向き直る。

「まぁ、返事は楽しみに待ってるぜ。銀の獅子さんよ」

 口元に浮かべる笑みは酷薄なものであったが、最初に比べればどこか親しみを感じさせる。まるで同類を見つけたかのような態度に納得できないものを感じながら、ロズヴェータはリリーを見送った。

「……どこかで選択肢を間違ったかな?」

 ため息を吐きだしながら、愚痴るロズヴェータにユーグは辛辣に返す。

「まぁ、多分最初から全部?」

 厄介なのばかりがやってくる。

 再度ため息を吐きながら、ロズヴェータは天を仰いだ。そこには、空は見えず、暗い天幕の天井があるばかりだった。


ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)


称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣ドライアルドベスティエ隊長、銀の獅子、七つ砦の陥陣営


特技:毒耐性(弱)、火耐性(中)、薬草知識(低)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き、辺境伯の息子、兵站(初歩)、駆け出し領主、変装(初級)、遭遇戦


同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇

三頭獣ドライアルドベスティエ隊長:騎士隊として社会的信用上昇

銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇

毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。

火耐性(中):火事の中でも動きが鈍らない。火攻めに知見在り。

薬草知識(低):いくつかの健康に良い薬草がわかる。簡単な毒物を調合することができる。

異種族友邦:異種族の友好度上昇

悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。

山歩き:山地において行動が鈍らない。

辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇

陥陣営:連続で落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。(連続8回)

兵站(初歩):兵站の用語が理解できる。

駆け出し領主:周囲から様々な助言を得ることが出来る。

変装(初級):周囲からのフォローを受ければ早々ばれることはない。

遭遇戦:臨機応変な戦いの経験がある。(1回)


信頼:武官(+40)、文官(+46)、王家(+17)、辺境伯家(+40)


信頼度判定:

王家派閥:そう言えば、そんな人材もいたような?

文官:若いのに国のことをよくわかっている騎士じゃないか。領主として? 勉強不足だよね。派閥に入ってくれても良いよ? けれど、招待状の貸しは大きいわよ。

武官:以前は悪い噂も聞こえたが……我慢も効くし。命令にはしっかり従っているし戦力にはなるな。待ち伏せが得意とは知らなかった。 今回も期待している。

辺境伯家:このままいけば将来この人が辺境伯家の次代の軍事の中心では? 元気があって大変よろしいが、辺境伯領での依頼を少しは受けてもらいたいな。領主としてもしっかりやっているよな?


副題:ロズヴェータちゃん、周りに変な奴を呼び寄せる。

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