祈りと再会
獅子の紋と王冠王国の全力を傾けた聖都ジュルル・サルムへの進撃が始まった。国外の勢力をなだめすかし、国内の不満を外に向けさせ、果ては既に進軍の前に地ならしをすべく先遣隊が国境を荒らす。
王都では華々しく将軍ディルアンが出陣式を執り行い、滞在していた各国の使節にリオングラウス王国の意志を明確に示した。
各国の使者は、それを様々な手段で自国に送った。
周辺諸国の反応は様々だった。歓迎をともなった静観、虎視眈々と隙を伺いながら、策謀の意図を張り巡らせるのは当然として、それが自国にどう利益をもたらすのか。それを常に考えながら、リオングラウス王国とエルフィナスとの衝突を固唾を吞んで見守った。
国家に真の友人は居ない。
いかに友好的な国だろうと、その根底には打算的な利益の追求がある。
いかに、生き延びるか。いかに、巨大になるか。いかに、利益となるのか。口では、ジュルル・サルムへの進撃を誉めそやし、誇り高い行為だ、名誉ある行いだと宣わっていたとしても、底にあるのは自国に利益をもたらす限りの賞賛だった。
「ふぅ……」
そんな各国の使者からもたらされる賞賛の嵐に、若き少年王リサディスの口からため息が漏れる。
その賞賛に、心にもない笑顔を返さねばならないのは、少年王の精神を削る行為だ。至高の座を占めると言われて育ったはずが、誰もに遠慮しながら生きざるを得ない。
自尊心の挫折。折れた心を癒すため、少年王は少しばかりの癒しを欲していた。
一人になれる場所を求めて、場内にある聖堂に籠り、十字教の掲げる十字架の前に跪いて祈りをささげる。自らは王の責務を果たせるだろうか、目を瞑り自問する彼の脳裏にあるのは、一人の少女との素晴らしい出会いだった。
今は、おいそれと会うこともできない女子爵家のエラ。
彼女と話す時だけは、王であることを忘れられる。
彼女と話す時に、情けない自分でいることを恥じる自分がいる。
ならばこそ、少年王は苦難を耐え忍べる。
神の前に跪き、胸に抱くは思い人の笑顔。
聖職者が彼の心の中を覗けるならば、不謹慎だと咎めたことだろう。しかし、リサディスにとって、それは混然一体となった不可分なものだった。
扉を開く音に、リサディスは視界を開く。
視線を転じて背後を振り返れば、そこにいたのは長身の男。軽装の鎧姿に、常に不敵な笑みを浮かべる自信家。少なくともリサディスからすれば、自分よりもずっと自由に生きていると感じられる大人。
「ディルアン将軍」
「……祈られていたのか。お邪魔でしたな」
少年王リサディスは、立ち上がって彼を出迎える。
「いや、聖堂は常にだれに対しても開かれている」
聖職者の常とう句を口にしたリサディスに、ディルアンは苦笑する。
「生憎と、説法には疎いもので」
大股に少年王の隣まで来ると、聖堂に掲げられる十字架と、それに張り付けられた神の姿に目を細めた。
「神は何か答えてくれましたか?」
酷く批判的なものを含んだディルアンの言葉に、リサディスは十字架と神の像を見上げた。
「いや、自身の責務を思い出していただけです」
「真面目ですな」
「将軍は違うので?」
そう言えば、二人で話し合う機会と言うものをこのディルアンと言う大人とは持つ機会がなかったと思い至ったリサディスは、改めてまじまじとディルアンの容姿を観察し、言葉を返した。
若々しく見えるものの、目尻には皺ができ始めているし、戦場や訓練でついたのだろう古傷が目立たないほどにある。それでいて、その瞳には自信と自負が漲っている。
「……若いころは、戦場で神の名を唱える奴は惰弱な臆病者だと相場が決まっていると思っていました」
暗褐色の瞳の中に、酷く懐かしいものを見ている気がして、リサディスはディルアンの言葉に聞き入る。見上げる形になる彼の視線は、神の像を通じて過去を見て居た。
「死に行くもの、罪を犯したもの、誰もかれもが神の名を唱える。戦場とはそんな場所で、そんな場所で耳にする神の名は、死神と同義でしたがね」
だから、嫌いだったと告白するディルアンの表情はそれでも穏やかだった。
「今は、違うのですか?」
思わず聞いた少年の言葉に、ディルアンは苦笑を張り付ける。
「縋りたいときに、便利な言葉だとは思います。しかし、神は殺しはしない。戦争をするのは人間だし、槍で突き、剣で斬り、矢で射殺すのは、人間同士。そんな言葉を唱えている暇があれば手と足を動かすべきだ」
聖職者が聞けば暴言だと憤ること間違いなしの言葉を平然と静謐なる聖堂で口に出して、ディルアンは恥じ入る様子も見えない。
「何事も、成し得るのは神ではなく人と言うことですか。それが将軍の信念と言うわけですね?」
「まぁ、そうですね。少なくとも俺はそう思っています。信念と言えるかは、どうでしょう。自然と身についた考え、程度ですよ。そんなご立派なものは、俺にはない」
真っ直ぐな、少年からの問いかけに、中年に差し掛かっている大人は少し狼狽えながら口を濁す。
「戦場で、たまたま生き残った。それが続いてこんな地位や立場になってしまった。それが俺です」
「英雄の弟子、ですか。将軍の綽名でしたね」
「そうですね。全くおこがましくも、英雄の弟子なんて呼ばれています。本当にこの国を思って戦っていた英雄は、他にいるのに」
リサディスには、ディルアンの暗褐色の瞳の中の自負が揺れているような気がした。後悔と苦悩の色が苦々しく表情を歪める隣の大人から感じられた。
「この聖堂で、教師達から神の話を学んでいます。過去に偉大な業績を残した聖人の話も併せて……その中で神は全能だという話が出てきていました」
過去、今、未来の事象を全て神はご存じで、人に試練を与えているのだ、と。
喜びは神の恵み、悲しみは神の試練、そうして生きているのが人間だと。
「……私は、本当にそうならどんなに苦悩の少ないことだろうと思います」
恥じ入るように告白するリサディスは、一度視線を伏せた。硬い床に西日が差し込み、反射する。
「私には、思いを寄せる相手がいます。身分は違いますが……彼ら聖職者は彼女と一緒にいるのは神の意志に反するというのです」
若く純粋な少年の、それは告白だった。勇気を振り絞った、思春期の少年の反抗だった。
「……神が彼女との仲を裂く様に定めたもうたのなら、私は……私はそんな神は、いらない」
「……ふふっ、また大きく出ましたな。流石に、俺でもそこまでは言えない」
小さくも決然とした少年王の言葉を、唖然として聞いていたディルアンは、思わず吹き出す。
「将軍、未来を創るのは人のなせる業です。私は──」
「王よ」
自然とディルアンは、その場に片膝をついた。静謐なる聖堂の中で、歴戦の騎士は神の像ではなく、自ら剣をささげるべき王に対して膝をついた。
「……この度の出征、まことにジュルル・サルムを攻略すれば聖戦軍は止まると思いますか?」
ディルアンからの問いかけに、少年王は頷いた。
「将軍の見立てであれば、確実でしょう。私はそう思います」
王の同意に、将軍はしばらくの間沈黙を守った。
「……であれば、必ずジュルル・サルムを落としましょう。次に会うときは、聖都で」
「ええ、頼みます」
一気に立ち上がると踵を返すディルアン。その背をリサディスは、心に焼き付けながら見守った。
ディルアンが聖堂の扉をくぐったところで、壁に背を預けた宰相コルベールが待っていた。
「行くのか」
「ああ、帰ったら酒を酌み交わそう。良い酒を用意しておけよ」
「入れ込み過ぎるな」
古い仲間の警句に、ディルアンは苦笑した。
「そう見えるか」
「ああ、そう見える。まるで──」
そう言った切り、宰相コルベールは視線を下に向けた。
まるで、英雄の背を追っていた頃の、死をも恐れぬ俺達のような顔だ。
喉につかえて、言葉に出せなかったコルベールの無言の言葉を、ディルアンはしっかりと受け取った。
「俺は、今まで戦場に出て、戻って来れなかったことはない」
「当たり前だろうが」
最後は、軽口をかわし、二人は別れた。
その日、王都で華々しく出陣していくリオングラウス王国正規軍を見送る歓声は、広く喧伝された。英雄の弟子ディルアン将軍が率いる軍勢が、国の全ての憂いを払うべく、出陣していく。
火蓋は切って落とされたのだ。
◇◆◇
「いけいけ! 走れっ!」
「ひぃ、ひぃ、おぶぇ……」
ロズヴェータ率いる三頭獣は、新たに加わったトーロウ一派を分隊長ルルの分隊に加えるとともに、その戦力化を図っていた。
体力を引き上げ、連携を強化し、分隊長の指示通りに動けるようにするのだ。
そうしなければ、戦場で生き残ることなどできはしない。勝手に逃げていく行為を許せば、戦線の崩壊につながるし、ロズヴェータの指揮能力がいかに優れていたとしても、勝てる者も勝てない。
体力の底上げ、忍耐力の増強、そして服従心の涵養を目的として、三頭獣では、ただひたすらに走らせるということをやらせていた。
2時間を経過したところで、トーロウ一派は誰も生き残っていない。
獅子累々とした有様を見て、分隊長ルルは、無表情に彼らに告げていた。
「何をへばっている。日が沈むまでまだあるぞ。さあ、もう一度だ。走れ!」
「は、走るったってど、どこまで!?」
「日が沈むまでと言ったろう。ん、準備ができたか。よし、特別だぞ?」
そう言って、分隊員に水ガメを持ってこさせ、それを盛大にトーロウ一派に頭からぶちまける。
自分達と同じ距離を走っているはずなのに、軽く汗をかく程度の分隊長ルルに、トーロウ一派は皆目を剥く。
「なにしやがる!?」
「本気なのか!?」
「ば、ばけものめ……」
「うむ、よしよし、元気が戻って来たな。よし、行け! 走れ!」
頭から水を被り、水の滴る彼らを更に追い立てる。
「ひぃ、ひぃ、ひぃ……」
悲鳴を上げる体力すら残っていない者達を更には報せ、足腰が立たなくなったところを見計らってその日の訓練は終了した。
その日の夜には、定例の会議でルルはロズヴェータをはじめとする首脳部に近況の報告をする。
「だいぶものになって来た。まだまだだけどな。やっぱり傭兵をしていたのが、良いのかもしれん」
分隊長ルルの高い評価に、他の分隊長達も納得の表情で頷く。
「体力があるのはありがたいね。何事もそれが資本だ」
しみじみと頷く分隊長バリュード。いつもはバケツヘルムを被っている彼は、今日はそれを脱いで幼いとさえ言える素顔を晒していた。彼は、トーロウ一派が加入してから何かとご機嫌だ。
そんな彼を横目に、赤髪の女分隊長ヴィヴィは難しい顔で考え込む。
「一人の脱落者も無し、というのは予想外だね。トーロウの奴が統率してるんだろうが……いずれは分隊長にするつもりかい?」
ヴィヴィの視線の先には、ロズヴェータ。加入した14人と言う数は、分隊には適正人数と言って良い。
「私もそれは賛成だ。このままうちだと問題がある」
「何か?」
分隊長ルルに鋭い視線を向けるのは、美貌の副長ユーグ。銀髪灼眼の中性的な顔立ちは、リオングラウス王国では傾国の美男子として誰もが振り返る。
「あのトーロウと言う奴、極度の女好きだ。訓練後に足腰が立たないにもかかわらず、食事に誘われることが数度あった。しかもうちの女隊員にまで声を幅広くかける始末。はっきり言って面倒」
眉間に僅かに皺を作って報告する帝国の傭兵出身のルルの言葉に、集まった一同は微妙な表情を浮かべる。
「まぁ、人の趣味はそれぞれだけどね」
そう言って娼館で血濡れた剣を娼婦に見せつけ、その血がどうやってついたのかを聞かせ続ける狂人が、視線を美貌の副官ユーグに向ける。言葉の裏には、戦場にいる女の何がそんなにいいのか疑問を覚えると、訝し気だった。
その分野は、三頭獣の中で副官ユーグの領分だ。あるいは、この場に女商人ラスタッツァがいれば、彼女のチソッド商会に紹介させても良い。
「……訓練で汗を流した女にしか欲情しないとか、そう言う奴なのか?」
「おい、喧嘩売ってるなら表に出ろよ。顔が良いだけの、ひょろ長いも」
眉を顰めたユーグの発言に、喧嘩上等だとばかりにルルが拳を鳴らす。
「まぁ、話は分かった。善処しよう」
ロズヴェータがルルを宥めつつ、ユーグに視線を向ける。
「そう言うことであれば、手配はしましょう」
「あぁ、そうしてくれ。断るのも面倒だ」
むすっとした表情を見せて、ユーグの発言に一応の納得を見せ、再び椅子に座るルルは口を閉じる。
「さて、今後の予定だが、三日後には本隊と合流できる」
彼らの視線の先には、即席の地図がある。ロズヴェータと斥候班が周囲を偵察して作った地図であり、現在の位置と本隊が進むであろう経路が示されている。
「事前に組合を通じても、確認ができている。北東にあるフィアッツェの街で合流できるはずだ」
「じゃいよいよ、聖都での戦争だね」
バリュードが、無邪気に笑う。
「そうなる。今回は最前線かもな」
前回のロスデリア帝国との戦いでは、同期で王族の末裔リオリスとの繋がりもあり、最前線で戦うことはなかった。どちらかと言えば、残敵掃討やディルアン将軍の近くで戦争を見学することが出来た体験版のようなものだった。
「まぁ、それまでは訓練に励むことになる。出発は三日の早朝になるから、準備は怠らないように」
ロズヴェータがそう言って解散を宣言すると、各人は雑談に興じる。
曰く、他の騎士隊が集まってきている。
曰く、本隊の先発隊は既に到着して、先発隊の受け入れ準備を始めている。
曰く、商人どもが集まってきている。
そんなとめどない情報交換をしながら、定例会議は自然と終わりを迎えた。
予定通りの三日後の早朝に、トーロウ一派を加えた三頭獣は、フィアッツェの街を目指して出発する。
女商人ラスタッツァ率いる隊商を加えたその人数は、優に100を超えていた。
「……随分と商人の数が増えているようだが?」
後ろについてくる長い列を見て、ロズヴェータが道化化粧の女商人に尋ねると、いつもの通り笑いながらも、ロズヴェータの疑問に適切に答えが返って来た。
「どこのぼんくら商人だって、これが商機だってわかってるからね。可能ならみんな、これに便乗したいのさ。三頭獣はお上品だから、評判も悪くない」
街道を進むのは、商人にとって命がけだ。
盗賊や、災害、事故それらを乗り越えて商品を運ぶ彼らは、安全を何よりも重視する。そこで効率を取れば、下手をすると全財産を失うのだ。
街道を進むのに最適なのは、軍隊と共に進むことだ。少なくとも野盗の後ろを歩くよりはまだマシである。
「なるほどな……ヴィヴィに少し後ろに目を配ってやれと、伝えるか……」
ため息を堪えながら、ロズヴェータは視線を長く続く行列に注ぐ。
一騎士隊ですらこうなのだ。本隊はどれだけの行列になっているか、想像もしたくない。しかしこれが、遠征というものなのだと、感慨深くロズヴェータは考えていた。
フィアッツェの街の郊外では、無数の天幕が立ち並びディルアン将軍率いる本隊から幕僚が派遣されて人員の整理に当たっていた。
「うひゃー、すごい旗の数ですね」
大きな天幕の近くには、その所属を示す紋章旗が必ず立ち並び自己主張をしていた。騎士見習いのネリネが他よりも頭一つ高い視点を生かして、きょろきょろと当たりを見渡す。
「そうだねぇ。有名なところだと、あれは吠える野獣、西部で勢いのある騎士団だね。他にも北部出身のオルフェの斧、ああ、南部で地盤のある竜殺しの槍なんかもいるね。こりゃ、騎士団や騎士隊の見本市だ」
長年兵士をやっているヴィヴィも、ネリネの疑問に答えつつ辺りを見回す。
ここまで多くの騎士が揃うなど、なかなかお目にかかれるものではない。まさに騎士の国リオングラウス王国の総力を挙げての外征だった。
「お、ロズヴェータじゃん!」
受付を済ませて、天幕を広げる場所を探していたロズヴェータ率いる三頭獣一向に声をかけたのは、仲の良い同期の一人エリシュ。短く切り揃えた赤い髪が特徴的な、ルフラージュ家の庶子にして、自身の騎士隊である紅剣を率いる騎士であった。
「やぁ、……で、何を?」
獅子累々と彼女の足元に泡を吹いて倒れる男達を視界に入れて、ロズヴェータは引き攣った笑みを見せるのだった。
ロズヴェータ:駆け出し騎士(銀の獅子)
称号:同期で二番目にやべー奴、三頭獣隊長、銀の獅子、七つ砦の陥陣営
特技:毒耐性(弱)、火耐性(中)、薬草知識(低)、異種族友邦、悪名萌芽、山歩き、辺境伯の息子、兵站(初歩)、駆け出し領主、変装(初級)
同期で二番目にやべー奴:同期の友好上昇
三頭獣隊長:騎士隊として社会的信用上昇
銀の獅子:国への貢献度から社会的信用度の上昇
毒耐性(弱):毒からの生還確率が上昇。
火耐性(中):火事の中でも動きが鈍らない。火攻めに知見在り。
薬草知識(低):いくつかの健康に良い薬草がわかる。簡単な毒物を調合することができる。
異種族友邦:異種族の友好度上昇
悪名萌芽:行動に裏があるのではないかと疑われる。
山歩き:山地において行動が鈍らない。
辺境伯の息子:辺境伯での依頼で影響度上昇
陥陣営:連続で落とし続けている限り、味方の能力に強化効果。(連続8回)
兵站(初歩):兵站の用語が理解できる。
駆け出し領主:周囲から様々な助言を得ることが出来る。
変装(初級):周囲からのフォローを受ければ早々ばれることはない。
信頼:武官(+35)、文官(+41)、王家(+12)、辺境伯家(+45)
信頼度判定:
王家派閥:そう言えば、そんな人材もいたような?
文官:若いのに国のことをよくわかっている騎士じゃないか。領主として? 勉強不足だよね。派閥に入ってくれても良いよ? けれど、招待状の貸しは大きいわよ。
武官:以前は悪い噂も聞こえたが……我慢も効くし。命令にはしっかり従っているし戦力にはなるな。待ち伏せが得意とは知らなかった。 今回も期待している。
辺境伯家:このままいけば将来この人が辺境伯家の次代の軍事の中心では? 元気があって大変よろしいが、辺境伯領での依頼を少しは受けてもらいたいな。領主としてもしっかりやっているよな?
副題:ロズヴェータちゃん、出会って早々同期が暴れている様子を確認する。波乱の予感。




