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燕華の天女 河岸の覇  作者: 一集
第一章 魏編
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6話 夏侯惇邸



「あや、珍しいのはわかるが、そう動くな」


相変わらず相乗りさせてもらっていた夏侯惇が前に座っていたあやに注意を促す。


「はーい」


最近、というかあの夜から夏侯惇は断然過保護になった気がする。

きっとまた、変な行動をとってしまったのだろう。


あや自身は暖かな腕の中でぐっすりと眠り、すっきりと目覚めたのだが、夏侯惇にとってはそうではなかったのかもしれない。


最近では小言が母親染みている。

つまりは、柔らかな心配。

少しだけあやはくすぐったい。


あやのどこかが彼の琴線に触れ、彼にとって心を許す相手になったのだろう。

夏侯惇の内側に入り込んだらしいあやだが、同じように自分も身内のように無条件の信頼を寄せていることを自覚していた。


だが、まるで祁央がもう一人いるような気すらしている今日この頃。


二人の距離の他に、変わったことはもう一つある。

あの夜から夏侯惇はあやによそよそしい敬称をつけなくなった。


それから宿は資金削減のために同じ部屋を取るようになって、野宿の時は夏侯惇にくっついて寝るのが当たり前になった。


あやにとって心を寄せる相手は、この世界で生きていくには必要不可欠なもの。

それが一人増えた。


そうして二人だけの長い旅は終わろうとしていた。






「これが許昌だ」

「これが曹魏の都…」

「曹魏?」

「あ、何でもない」


あやは適当に誤魔化しつつ記憶を呼び起こす。


魏、呉、そして蜀。

歴史上、三国時代と呼ばれる、まさにその三国。


まさに百花繚乱。

多くの英雄が生まれ、去り、そして歴史に名を刻んだのは三国の君主、曹操、孫権、劉備。

誰だって知っている。


さすがのあやにも最低限の知識はあった。

未来で習った、過去の記録。

曹操と曹丕、孫一族と孫権、劉備と関羽と張飛。


三つの勢力が天下を争った時代。


最も有名な名は「治世の能臣、乱世の奸雄」といわれる曹操だろうか。


孫一族では他に父の孫堅、兄の孫策、その義兄弟周喩、それから孫策と周喩が美人姉妹をそれぞれ嫁に貰ったこと。


あとは諸葛亮。

この名前はさすがに覚えている。


それと「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」の故事くらいだが、その仲達が誰だかわからない。


憶えているのはそれくらいだった。

役に立たない頭だ。

あやは自分で自分に呆れる。


孫呉だけ少々詳しいのは昔読んだ小説が孫策と周喩の話だったからだ。

が、せっかくの知識は中途半端すぎて使い物ならない。

何故なら何冊かあるそれも幼少編である一冊目で断念したので、歴史的なことなど何一つ頭に入っていない。


何で真面目に読まなかったのか。

今さら後悔しても遅い。


他にこの時代に触れる書物を読んだ憶えも聞いた記憶もない。

本当はこれらを憶えていることが既にあやにとっては奇跡に近い。


受験が終わったばかりでもなければそれすら忘れてる可能性が大だった。

これ以上いくら頭の中の記憶を探ろうと情報が出てこないことは明白。


だって、忘れてるんじゃなくて普通に知らないだけだし。


自分で思って少し落ち込んだ。


テストに出る事柄だけを覚えてたら、そりゃこうなるわよね。

大体どこの国が勝ったのか、それとも新しい国が新興してきたのか、どうやってこの三つ巴の戦いに終止符が打たれたのかもわからない。


興った国の名前だけは歌にして憶えているから、次が晋、南北朝、隋、唐、五代十六国、宋、元、明、清、中華民国、中華人民共和国と続くことは知っている。

しかしそれが今、何の役に立つというのか。


ここがどこなのか気付いたのは、何とこの世界に来てから一年が過ぎ、白父を偶然玄鳥に招くことになった後。

彼の講義を受けるようになってからだった。


曹操と孫堅の話を聞いたときに何かが引っかかったのだ。

それが何か思い出したのは白父が劉備という一角(ひとかど)の人物の話を休憩時間にちょろっとしてくれた時だった。


三国時代。


頭がかち割られるような衝撃を受けた。

いきなり夢が現実になったようなリアル感。


ここは中国大陸。

おそらく1800年以上前の。


どうやって時間と場所を越え、言葉の壁すら飛び越えたのかわからなかったが、自分の居場所を確認出来て初めて、あやは自分の足で大地を踏みしめている実感を得られたのだ。


そんなことを考えながら、いつも通りに夏侯惇の差し伸べられた手を取って、馬から地へと降り立つ。


目の前に並んだ人々の目が一瞬驚きに見開かれたのには気付かず、夏侯惇の背に隠れるように一歩下がって様子を見守る。


夏侯惇は彼らの様子に気付いたようだったが、苦笑は内心だけにして表情はあくまで変えずに家の前に整列して出迎えてくれた人々に向き直った。


「おかえりなさいませ、夏侯惇様」


夏侯惇は慣れた様子で頷いたが、あやの方はそうはいかない。


驚いた。


何にって屋敷の大きさに。

そして夏侯惇を出迎え、一斉に頭を下げる所謂使用人の数に。


馬が向かう先に見えた屋敷に、まさかまさかと思っていたら、正解。

母親が好きでよく見ていたテレビ番組の豪邸訪問なんて目ではない。


確かにこの巨大屋敷を維持するだけでも、人はいるだろう。

しかも聞くところによると、これは夏侯惇だけのための屋敷だそうだ。


「非合理的…」


ならもっと小さい家に住めばいいじゃん。

と思ってしまうのはごく一般家庭に育ち、あり得ない体験をしてからも、侍女侍従、使用人やお手伝いさんとは縁のない生活をしていたせいだろうか。


二人だけしかいない旅の中、気にする必要もなかった事だったが、今更後悔する。

せめて惇兄が何者なのかくらいは聞いておくべきだった。

それなりに身分のある人だとは思っていたけど、これはかなりの人なのでは?


しかし普通地位のある人がこの時期に単騎、遥々南の果てまでやってくるとは思わないだろう。


「早馬を送ったが、届いたか?あやの部屋は?」

「準備は整ってございます」


手際がいいというか何と言うか。


あやはぺこりとまだ直立不動の彼らに頭を下げて、夏侯惇と落ち着いた雰囲気の侍女の後を付いていく。


何か、彼らのことって何て呼べばいいのかしら?

使用人って何かイヤなかんじだし、メイドや侍女は女の人だけだし。

散々迷ってあやは彼らを一貫してお手伝いさんと呼ぶことにする。


「あや様のお部屋はこちらでございます。」

「あや『様』!?」


素っ頓狂な声を上げたのは仕方がなかったと思う。

女らしさがなかったのは認めるし、品もなかった。


うん、わかってるから。

そんな目で見ないで、惇兄。


「あの、お願いしますから、その呼び方は勘弁していただきたく…」


しかし、主張はしなければならないと、この三年間でよく学んでいたので夏侯惇を気にしながらも言ってみる。

是が非でもこれはお願いしたい。

大体、普通に育ってきた一般人が様付けとかされて、違和感がないわけない。


しかも謙虚が美徳の日本人。

この世界でずっと生きてきた、自分より遥かに根性のある、しかもほとんどが年上の人に、慣れない敬称を付けられてもはっきりいって困る。

恐縮する。


なぜかその人の前に土下座してすいませんと謝ってしまいたい衝動に駆られるようなむず痒さが体を駆け抜けるのだ。


永昌にいたときもそれは何度も呼ばれたが、その度に根気強く一人ひとりに訂正してもらっていた。

ある意味すごい忍耐力だったと思うが、はいそうですかと言ってしまえない一線があったのだから仕方がない。


「しかし、夏侯惇様がお連れになった方ですので」

「夏侯惇様がお偉いのはよくわかりますが、私が偉いわけではありません。お願いします。」


頭を下げる仕草は拱手の動作に似ていたから、侍女たちにもその意味は何となくわかった。

夏侯惇に連れられてくるような人にそんなことをされて、戸惑って助けを求めるように主人の顔を見る。


夏侯惇は今更あやの口から出た夏侯惇様なんぞという自分の呼び方に激しく違和感を抱いて眉を寄せていたのを、侍女の視線に気付き苦笑して頷いた。


その意味はお前の好きにするように。

この侍女が夏侯惇の家に勤めるようになってからそれなりの年月が経っているが、今は侍女を統べる立場にいる彼女のどの記憶にも彼女がこのように困ったり焦ったりした顔は見当たらない。


珍しいものを見せて貰った。


「しかし…」

「もし止めて頂けないなら、強硬手段に訴えます」

「…は?」

「外まで聞こえるくらい大声で泣きます!」


夏侯惇が許したことは知らなかったが、侍女の声から主張を受け入れてもらうにはあと一押しだと悟り、あやは真面目な顔で言った。


静かに宣言したあやの言葉は侍女には伝わらなかったようだ。

そのかわり呆れたような声の夏侯惇が説明してくれる。


「あや、それは止めてくれ。屋敷に変な噂が立ちかねない」

「あたり前でしょ!そうじゃなきゃ脅しにならないもの!!」

「…脅し、で、ございますか?」

「そう、脅しです。なので、ね?」


悪戯っぽく笑ったあやに侍女もついつい笑ってしまう。


「わかりました。でもこちらの条件も飲んで下さいまし」


そうして夏侯惇邸で侍女たちのあやの呼び名は互いの妥協の結果、あやさんに落ち着いたのだ。


「ぶっ!」


ひと悶着が終わり、あやの部屋だと案内されて、一目であやは噴出した。

夏侯惇の冷たい目線が再び痛かったが、やっと問題解決したところに申し訳ないと思いつつ、やはりこれも主張しておきたい。


「あの、もう少し狭い部屋…ありません、か?」


冷や汗が出る。

どこのお貴族様?

あたしはただの女子高生…なんて肩書ももうすぐ名乗れなくなる年だけど。


頭の中を何だか支離滅裂な思考が飛び交っている。


広い、広すぎる!こんなの反対に落ち着かないわ!!庶民の感覚が通じない…これだから金持ちってヤツは!!


「これより狭い部屋、ですか?」

「そう!あるでしょ?!」

「え、ええ、あるにはありますが…」

「どこ!どこにあるの!」

「しかし、物置ですし、人が生活するにはちょっと。」

「…も、物置」

「それに、このお部屋もあやさんのためにと、わたくしたち一同、何日も前からあやさんが来るのを楽しみにしながら整えたものですのよ?あやさんのお気に召さなかったと知ったら、きっとがっかりするでしょうねぇ…」


これ見よがしに吐かれるため息にあやはぐっと詰まる。


「あや、諦めろ。今回はお前の負けだ」


がっくりと項垂れるあやはしぶしぶとこれから過ごすことになる部屋に足を踏み入れた。


それは玄鳥の村とは比べ物にならないほど立派な部屋だった。

石造りの外壁に鳳凰を模った格子、一本の木から切り出したのだろう、木目の美しい机と椅子の色は目に優しかった。


その他にも調度品は一流とわかるものばかりで、壊すのが怖いので今すぐ撤収して下さいと言いたくなる。

ただ寝床だけは現代の柔らかさは望むべくもない臥牀であったが。


先程の侍女の言ったことがただの嘘ではなかった証拠に部屋には薄い香が焚かれており、品よく花がそこここに添えてある。

よく準備がされていた。


「すごい」


夏侯惇は部屋の中を感心して見ているあやは当分この部屋に飽きないだろうと、自分の部屋に下がることを侍女頭に伝えて、踵を返した。

その目があやの後姿を捉え、優しく微笑むのを見て、侍女頭もどこか嬉しくなる。


「あれ?惇兄は?」

「惇兄…?夏侯惇様の事でございますか?」

「あ、うん。…あれ、この呼び方不味かった?」


侍女の目が釣りあがるのを見て、あやが引きつった笑いを浮かべながらお伺いを立てる。


「いえ、失礼しました。ご本人様から許可を頂いているのならば構わないと思います」

「良かった!今更変えろって言われたらどうしようかと思った。」


侍女頭である仕事柄、夏侯惇と実際に接する機会が一番多かったのは彼女だ。

だから夏侯惇のことをよく知っている。


しかしこの少女は侍女の記憶にはまったくないパターンで、どう判断していいのか迷ってしまう。


大体夏侯惇から届いた知らせには少女を一人連れて行くから部屋を用意しておくように、ということしか書いておらず、肝心の少女が何者かということにはまったく触れていなかったのだ。


しかし、そこは「いい侍女」の条件、質問は厳禁。

何も言わずに指示通りにした。

しかし実際に会ったあやの様子はどう考えても高貴な身分に見えないし、だからと言ってそうではないと言い切れない雰囲気が時々ある。


とにかく何もかもが初めての客人。


夏侯惇が女をこの家にわざわざ部屋を与えて住まわせることも、あんなぞんざいな口の利き方を許し、まして従兄弟にあたる夏候淵(かこうえん)だけの呼び名を呼ばせている。


しかも、二人が相乗りしてきた時は夏侯惇にどうしたのか、と聞きたくなった。

異性とあんな風に気さくに話す夏侯惇を見るのも勿論初めてだ。


それに、使用人に当たるような主人ではなかったがやはりどこかぴしりとしたものがあった夏侯惇のあやを見る目は優しく、雰囲気は穏やかで、周りを包む空気は暖かだった。


きっと夏侯惇様にとってとても大切な方なんだろう。

そう察することは簡単だった。


「で、ものは相談なんだけど。その敬語もどうにかなりませんか?せめてもうちょっと崩すとか!」

「はぁ……」


諦めと呆れが交じった侍女のため息を気にした様子もなくあやは侍女の名前を聞く。


怜晶(れいしょう)と申します、あやさん。」

「はい、あたしはあやです。これからお世話になります。どうぞよろしくお願いします、怜晶さん。」

「こちらこそ宜しくお願い致します」


自然、笑顔が漏れる。

侍女の名前までわざわざ聞いて、自己紹介する変わった少女はそれでもきっと悪い者ではないだろう。


先代の侍女長であった作法やしきたりに煩い祖母には悪いが、怜晶は自分の勘を信じることにする。


「あやさん付きの侍女は夕餉の時に紹介しますわ。」


自分が付いてもいいかもしれないとどこかで思いながら、それが現実的な考えでないことを少し残念に思う。

でも、彼女には目によりをかけた一番の侍女をつけてやろうと思うのだ。






「ああ、怜晶。あやに服をやりたいんだが、頼めるか?」

「あ、はい。承りました」

「あと女人が使う小物類も一通り。」

「…はい、承りました。」


主人が女性に物を贈るなどついぞ聞いたことがない。


「あや、夕餉は一緒にどうだ?」

「もちろん!」


家族や仲間以外と食事を共にするのも。


「お、あやこれ好きだったろう、やろう。」

「ありがとう!じゃ、お礼にこれ」

「それはお前が嫌いなものだろう、好き嫌いはよくないぞ」

「…はい、あーん」

「そこまして食べたくないか…。食わず嫌いはよくない。食べてみろ、ほれ。」

「…あたしが惇兄にやるのはいいけどさ、惇兄がやるのはちょっと…似合わないかな?」

「お前な!人が親切で!!」

「あ~はいはい。じゃ遠慮なく頂きます」

「どうだ、旨かろう?」

「…惇兄の嘘つき!からい!水、水取って!!」


こんな騒がしく、砂を吐きたくなるような食卓も。


「あや、あや、この前の話の続きをしてくれ!」

「えー!?今日街に入るまでずっと話してたじゃない」

「いいから続きだ!!」

「子供か!?」

「それで、あの後その忍はどうなったんだ」

「はいはい。って、惇兄もう寝る体勢…」

「うむ、お前もここに来い。そして続きを!」


あやにとっては夏侯惇が眠くなるまで話さなければならないフラグだ。

とても嫌な顔をした。


「…あ、あの、怜晶様?あや様は一体どういう方なんでしょう」

「そうです!あの夏侯惇様が女性に服を贈るなんて!」

「夕餉の様子を見ましたか?あれではまるで…」

「きゃー!香鈴、今何言おうとしたのよ~」

「……騒がしいわよ、貴方たち。持ち場に戻って、仕事をしなさい」

「でも怜晶様!」

「でももかしこもないわ。彼女が何者であろうと、夏侯惇様の何であろうと、わたくしたちは仕事をするだけに違いはなくてよ?皆さんもはしたなくご本人に聞いたりなさらない様に。」

「「「え~!」」」

「返事は!?」

「「「はい!」」」


いつの世も、女が寄れば姦しいのは変わらない。


「それと!あや様のことはあやさんとお呼びしなさい」


こうしてあやは夏侯惇邸に馴染んだのだが、夏侯惇とあやの関係に疑問は残り、夏侯惇邸の働き手は二人が何かする度に目を剥き、あや付きの侍女になった香鈴などは、ある朝同じ寝台で寝ている二人を見つけて、はしたなく絶叫するはめになるのだが、それはまた別の話。


「だから言ったじゃん、眠たいなら自分の部屋に帰った方がいいって。もう遅くまで話すの禁止ね。やらないから」

「それは困る!」







読み返すのが気恥ずかしいです(;´∀`)

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続きがどうしても気になる!と仰る奇特な方はHPの方からどうぞ。

完結済ですので、最後まで読めます。
ただし、夢小説(二次創作)サイトなのでご注意を。
なろう版は二次部分を誤魔化しています。

原版がどうしても無理っ!という方も多いと思いますので、あくまで自己責任でお願いします。
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*管理パスを紛失しているのでHPから送られたメールは読めません。申し訳ございません。
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