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出来る限り週一で更新出来れば良いなぁと考えています。
VRシステムが導入され、医療や軍事等、様々な分野で使用される中、VRMMOに新たなゲームが登場した。
それは、∞(インフィニティ)・ワールドというゲームである。
このゲームは、ネット上でPVが配信され、話題となった。
謳い文句は「無限の可能性」。そのままの意味合いで、マップは広大で、生産職を極めれば、戦闘城塞や、挙げ句、戦車も作れる。(実際には手間と資材の関係上つくるプレイヤーはいなかったそうだ)
グラフィックは既存のゲームを越え、草木の匂いや、土地の空気の違い等、今までにない程の技術で作られていた。
このゲームには多くのAIが存在しており、NPCも人間のように受け答えが出来、ゲーム自体の管理もAIも人と一緒に行っている。
しかし、データ量が膨大で、このゲーム用にヘッドギアを開発した。その際、βテスターを募集したところ、千人に対して倍率五十倍まで膨れ、一喜一憂した人が沢山いたとか。
βテストを終え、多くの人が∞・ワールドを買い求めて、3ヶ月。新たなプレイヤーがプレイする事になる。
後に起こる災厄と降りかかる不幸等を知らずに…
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「何か面白いことないかなぁ…」
夜、主要道路から外れ、静かな道を通り、二人の高校生の内体つきの良い顔に切り傷を持つ男が、楽しみに飢え、つまらなそうに呟く。
「だからさぁ…。もっとましな趣味を持てって…何回言ってきたかな?」
もう一人の茶髪に染め、若干チャラそうな男がため息混じりにそう返した。
「俺からこれを奪ったら何が残るってんだよ。リュウ?」
少し苛立ちながらリュウと呼ばれた男に返す。
「それは、まぁ、ねぇ、うん。」
何時もと違う返しに上手く言葉が返せないリュウ。
すると、その男の苛立ちが大きくなったのを感じ、咄嗟に話を変えた。
「そうそうカズ。大分前に俺が誘ったゲームあるだろ?
あの時言っていた要望、運営に出したっけさぁ、今度のアップデートに追加するってメールが来てさぁ…」
話を変えられた事に怒りを覚える前に、リュウが言った 言葉を理解したカズは、まさに飛びかかるようにしてリュウの肩を掴む。
「それ、本当か?良し。やろう。すぐやろう!」
肩を激しく揺らしながらカズは、とても良い笑顔で言った。
「ま、待てって。今からだと準備するのに時間掛かるし、持って来るのも大変なんだぞ?カズは家が学校から近いから良いけど俺は違うんだからな。」
そう言いながら肩の手をどかすのに必死になっていたが、途中で手が離れる。
「そ、そうか…なら明日、持ってきてくれるか?」
まさに上げてから落とす。その表情の変化に苦笑しながら二人は歩き出す。
「分かった。出来る限り準備手伝うから明日な。ところで、体のならしはしなくて大丈夫か?」
とリュウは言った。話している途中で今歩いている道よりさらに人気の無い道に入る、男三人に対し、女性二人がいた。
「そうだな。肩慣らしは必要だよな。」
もし、その場面を見ている人がいたらこう言うだろう。
「人の姿をした獣が居た。」と。
「じゃあまた明日な~。ケガはさせんなよ~。」
普通はカズの身を案じるものだが、リュウは誰かを案じるように言った。
「出来る限りはやっておくよ。」
牙を剥くような笑顔を返して、暗闇に消えて行った男女を追うカズ。
その後、警察に電話が来て、現場に急行すると、その場には、若干着崩れた女性二人と、元の顔が分からない程に顔が膨れあがり、体がよじれるようにして倒れている男性が三人。
警察が女性に話を伺うと、
「今までに見たことの無い壮絶なまでの笑顔で来た高校生位の男の子が来て、こう言いました。「その祭りに俺も交ぜてくれよぉ…?」って。そしたらまるで空を飛ぶようにして…。」
その女性は恐怖に顔を歪ませながら話してくれた。
話を聞いていた警官は、女性を怖がらせないようにして話を聞いているいた。その横で、その話を聞きながら、男性達の惨状を見ながらこう思った。
またあのトラブルメイカー案件かよ…と。
男性達をパトカーに乗せるか救急車を呼ぶかを悩みながら、これからの対処に酷く面倒くさがりながら、現場を処理していく、。
どうも、初めまして!
初めて小説を書いてみたいと思って書いてみました。
正直、最後まで行けるかとか、リアルの忙しさで潰れるか等、不安要素が溢れかえっていますが、ずっと書いてみたいと心にあって投稿に踏み切りました。
できる限りネタ要素をぶちこみたいなぁと考えています。
感想で、この作品にあったネタがあれば頂こうかな…なんて思っていたり…|д゜)チラッ
どうか読んで楽しいと感想を貰えれば嬉しいです。