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満月の日の新人着任編 1-2  「鎌ヶ谷巡査部長」


同日 10月24日 土曜日 21時20分 

柿ノ木市北区寒早町 白川県道27号 柿ノ木五宮線  寒早西交差点付近



 交通量が多い夜の交差点に、1人の青年が面倒臭そうな表情を浮かべて突っ立っていた。

 年齢は20歳前後あたりで、事実、彼は20歳だった。

 白いパーカーを羽織り、下はデニムのジーンズという恰好をしている。少し長めに伸びた前髪にメガネをかけているという、どこにでもいそうな普通の青年である。


 彼の名は、鎌ヶかまがや拓真たくま。市内の私立大学に通う大学2年生である。

 そんな彼は片手に少し長めの竹刀袋を持ち、歩道から 交差点のど真ん中に広がっている光景を眺め、小さく溜息を吐いていた。



「なぁ、ミーサ。やっぱり俺が行った方がいいのかな?」


『あたり前じゃないですか! 拓真さんは一応、警察官なんですから!』



 拓真が溢した言葉に、少女の甘い声が返ってくる。

 しかし、拓真の隣には誰もいない。別に彼が携帯・無線などで誰かと話しているわけでもない。それなのに返事が返ってきた。



『警察官は、市民の生活を守るのが役目なんですよね? だったら、事故現場を無視して良いわけがありませんよね?』


「はいはい、分かったよ。一応言っておくけど、俺は警察官であり大学生でもある。しかも普通の警察官ではないんだからな」


『ほらほら、早く行かないと、あのドライバー2人が喧嘩しちゃいますよ』


「うっせぇー! 守護神のくせにゴチャゴチャ言いやがって … 」



 傍から見れば、颯馬が1人事を呟いているように見えるだろう。

 しかし、彼の隣には確かに1人の少女が存在している。

 その正体は守護神。彼にしか見えない、言わば守り神(守護霊)みたいなものである。


 守り神である少女は、肩まで伸びた明るいオレンジ色の髪と、朝顔模様のピンクの浴衣を揺らしながら、拓真の周囲をグルグルと回っていた。言うまでもないが彼女は守護神なので、幽霊のように浮遊している。

 もちろん、拓真以外の人間は彼女の姿を見ることが出来ない。


 拓真は渋々ながらも、交差点の中心へと向かう。

 交差点中心では、2台の自動車が互いにぶつかった状態で停止していた。

 シルバー色のセダンの片側ヘッドライトが粉々に砕け、白のワンボックスカーの側面が大きくへこんでいる。恐らく、右折してきたワンボックスにセダンがぶつかったのだろう。

 2台の自動車の近くでは、2人の男性が言い争いをしており、片方の男性がもう片方の男性の胸倉を掴んでいた。



「はいはい、お二人とも、とりあえず落ち着きましょうね」


「あんっ?  誰だ、テメェ?」



 拓真は言い争っている2人の男に声をかけると、男性の胸倉を掴んでいたスキンヘッドの男が、拓真に向かってガンを飛ばしてきた。

 仕方がないので拓真は持っていた警察手帳を披露することにする。



「俺は白川県警察本部の警察官です。交差点のど真ん中で自動車を放置するという行為は他の自動車の迷惑になりますので、とりあえず車両を路肩へと移動してもらえませんか?」



 彼の警察手帳に書かれてあった『巡査部長 鎌ヶ谷拓真』という文字を目にした瞬間、スキンヘッドの男は「チッ」と舌打ちをし、シルバーのセダンの運転席へと大人しく戻って行った。



『拓真さん、今のは警察官らしくて、とてもカッコよかったですよ』


「頼むから俺に話しかけないでくれ。お前の姿を見ることができるのは俺だけなんだぞ? そのせいで俺が何度、1人言を呟く変人として扱われたことやら … 」


『えへへっ、だってあたし、守護神ですから』


「守護神なんていらねェ … 」



 拓真は警察官ではあるが、事件の内容によって捜査担当する部署が異なる。

 交通事故捜査などは、交通部が担当している業務である。ましてや、現在所属している警備部とは何も関連性がない。

 なので、拓真は携帯電話で110番をし、担当の警察官に来てもらうことにした。



「よーし、後は担当の警察官が来るまで、奴らが変な行動をとらないように見張 … 」


『拓真さん! 透怪物の反応をキャッチしました!! 気を付けてください!!』


「なにっ!?」



 突然、守護神:ミーサがそう叫んだので、拓真は瞬時に周りを見渡した。


 直後、シルバーのセダンのボンネットが、グシャリ!と音を立てて潰れた。

 潰れたというよりは、アスファルトにめり込んだと言った方が正しい。



『ボンネットの上に、奴がいます!』


「そんなこと分かってる。熱線暗視装置義眼 作動開始!!」



拓真は自分の右目を手で押さえながら、そう叫んだ。

次の瞬間、拓真の片側の視界が熱分布映像に切り替わった。


 熱線暗視装置とは、熱をもっている物体ならば必ず放射している光(熱赤外線)を検知する暗視装置のことである。

 主に軍事分野で使用されている装置であり、サーモグラフィー技術を応用したモノである。

 それが、拓真の右眼を構成している義眼の中に埋まっていたのであった。


 視界の半分に熱分布映像が広がる中、拓真はセダンのボンネットの上へと目をやる。

 そして奴の姿を発見した。

 ボンネットの上に、象の脚みたいに分厚い何かが乗っていた。

 頭上を見上げてみると、それが生物の脚だったということが判明する。大昔の首長恐竜みたいな四足歩行のシルエットをした生物がそこにいた。

 熱分布画像になっているため、体の詳細などは分からないが、何かしらの巨大生物がいるということには変わりない。



「チッ。ミーサ、分析を頼む」


『了解しました。これは恐らく、三級怪物のギガトータスだと思います。動きは鈍いですが、その巨大さゆえに、放っておけば被害が拡大するかと思われます』


「陸ガメの一種か。これまた厄介な相手だな」


『そうですね。でも、あたしがいるじゃないですか! あたしと拓真さんが力を合わせれば、怖いモノなんてありません!』


「まぁ … そうだな。んじゃぁ、休暇中だけど、いつものアレ、やりますか」



 拓真は両手を前に付きだし、小さく何かを唱えた。

 彼の両手から数十枚のトランプカードが出現したと思ったら、それは1枚1枚四方八方へと飛んでいき、交差点周辺の建物の外壁・電柱・信号機などに張り付いた。

 直後、交差点周辺にいた人々が、交差点を避けるように外へと向かっていき始めた。

 信号待ちをしていた車の運転手も、車のエンジンをかけっぱなしで、交差点から離れていく。


 そして、ものの数十秒程で、寒早西交差点には、拓真以外の人間は誰一人もいなくなってしまった。


 彼が行ったのは結界の構築である。

 魔力で生成したトランプカードを交差点の周囲に展開することにより、この交差点を結界内に閉じ込めたのである。

 魔力を持たない一般の人間ならば、誰もがこの交差点内に近寄ろうとは思わなくなる。

 無意識のうちに、この場所を避けていくのだ。


 交差点付近内に誰もいなくなったことを確認した拓真は、手にしていた竹刀袋を開け、中に入っていたモノを取り出した。

 中から取り出したのは竹刀ではなく、1本の日本刀だった。

 日本刀の柄を握り、鞘から一気に刀身を抜く。

 それを頭上に掲げ、拓真はこう叫ぶ。



「ミーサ! 霊体憑依だ!」



 拓真が守護神の名前を叫ぶと、ミーサは『はーい!』と可愛らしく手を上げ、日本刀の刀身に吸い込まれていった。 

 すると、刀身部分が青白く光り輝きだした。


 彼が行ったのは、『霊体憑依ガイストベジッツ』という術式である。

 霊体で出来ているモノを他の物体に取り込むことで、その物体を魔力を発する武 器に変えてしまうという術式である。これにより、実体がない目に見えない相手にも攻撃することが可能になるのだ。



『拓真さん、やっちゃってくださーい!!』



 刀身に吸い込まれたミーサの声が、脳内で響く。

 拓真は日本刀を握り締めながら、視界の右半分に広がる熱分布映像を頼りに、標的を捕捉した。



「喰らいやがれ!! 雷電斬刀ブリッツシュヴェーアト!!」



 構えた日本刀を横斜めに振り落とすと、光の残像を描きながら、魔力で精製された刃が飛び出し、空間ごと透怪物リフレクターの体を斬り裂いた。

 一撃必殺の如く、標的は真っ二つに切断され、交差点の真ん中で倒れる。

 熱線暗視装置義眼に映っていた透怪物:ギガトータスの高温の体温は見る見る内に低下していく。つまり、仕留めたという証拠だ。



憑依解除ベジッツロースン



 拓真が刀身を鞘にしまうと同時にそう呟くと、日本刀から守護神:ミーサが放出された。

 ミーサは彼の周りをグルグル回りだす。



『拓真さん、やりましたね! 凄くかっこよかったです!』


「そりゃ、ありがとよ」



 一息をついて、拓真が結界を解除した直後、突如空から少女の悲鳴が聞こえてきた。

 ふと見上げてみると、空から女子高生がこちらに向かって落下してきている最中だった。

 それを見て拓真はポカンと口を半開きにする。


――― なぜ、女子高生が空から落ちてくる? 何かのアニメか何か?


 見た所、彼女はパラシュートなどを付けていないことから、自分の意志で飛び降りたのではないだろうと推測した拓真は、慌てて両手で受け止めるべく、態勢を整えた。

 このまま硬いアスファルトに落下すれば、間違いなく命はない。



「ひぁぁぁあああああああああああっ!!」


「ぐほっ!?」



 見事両手で女子高生をキャッチした拓真であったが、そのまま勢いに抑え、抱きかかえた女子高生もろとも道路へと倒れ込んでしまった。

 結局のところ、女子高生が拓真に馬乗りになるような形で倒れてしまったわけであるが、そこでまた奇跡的とも言える出来事が起こってしまう。

 それは …



「んんっー!?」



 拓真の口が塞がっていた。いや、正しくは塞がれていた。

 何に塞がれていたかというと、それは落下してきた女子高生の唇にだ。


 拓真は驚きの顔で女子高生の顔を見る。

 彼女も口が塞がっていることに気が付いたのか、ゆっくりと瞳を開いた。

 そしてお互いの目と目が合った。


 一瞬の静寂が訪れた後、女子高生の顔が一気に紅潮に染まり、慌てて体を起こす。



「ひゃぁぁっ!? ええっ、あっ、あたし、どうなって … !? ていうか、ここドコ!? 誰なの!?」


「聞きたいのはこっちだよ」



 テンパる彼女は自分の唇を押さえ、視線を右往左往へと揺らし始める。

 勢いで倒れてしまったとき、どういうわけか、自分の唇と彼女の唇が触れあってしまったらしい。

 今まで女性とキスしたことがない拓真にとって、かなりの衝撃的な出来事であったが、こんなことぐらいで冷静さを失わないのが拓真の性格であった。


 拓真が少女に向かって、なぜ空から落ちてきたのか と尋ねようとした時、そこへ第三者が姿を現す。



「おっ! 先程、女子高生と熱い濃厚キスを交わしたのは誰かと思ったら、鎌ヶ谷君じゃん! 既に現場に駆けつけてくれてたんだ!」


「木更津さん!」



 第三者の正体は若い女性であった。

 亜麻色の長い髪を揺らし、淡いピンク色のキャミソール、デニムのショートパンツ姿という露出が多めな服装で空から道路に着地したのは、拓真の上司にあたる木更津雪穂である。

 彼女は、白川県警察本部 警備部 戦対第一課 執行係 係長。階級は警部補。年齢は22歳。独身。


 モデルのように美しい顔立ちを歪ませながら、木更津はパニック状態の女子高生へと目をやった。



「あちゃー、速度軽減魔法の威力がちょっと弱かったかな? でもよかったよかった。こうして鎌ヶ谷君がキャッチしてくれたんだし」


「木更津さん、いくら速度軽減魔法をかけたとして、もし俺がこの現場に居なかったら、彼女は今頃大怪我してたぞ?」


「あははっ。まぁ、終わりよければすべてよしだね!!」


「それでも警察官かよ」



 そんなやり取りを交わしていた2人だったが、やがて木更津は緊張した真剣な表情を浮かべ、拓真に尋ねた。



「それより、透怪物の方は?」


「ああ、透怪物の正体はギガトータスでした。陸ガメの一種です。レベルは三級怪物。既に撃破済み。死傷者もいません」


「ご苦労だった鎌ヶ谷君。よくやってくれた!」



 そう報告を終えると、緊張した表情を崩した木更津は、彼の頭を盛大に撫で褒めた。


 拓真がもう一度、右目の義眼で交差点の真ん中へと目を向けたが、そこには既に透怪物の姿は残っていなかった。 

 奴らは自分の命が尽きてしまうと、自然的に消滅してしまうのである。 

 残されているのは、蜘蛛の巣みたいにひびが入ったアスファルトと、ボンネットがひしゃげた自動車だけだった。



「いやー、私の出番がなかったのは残念だったな~」


「木更津さん。あの女子高生は誰なんだ?」


「ああ、あの子のこと? んーと、あの子はねー、新人ちゃん」



 木更津が放った答えに、拓真は思わず「はっ?」と呟いてしまっていた。



「名前は、茂原水奈だっけな? 柿ノ木西高等学校に通ってる高校2年生だそうよ。あっ、柿ノ木西高って、鎌ヶ谷君の母校だったよね」


「いやいやいや、まさかあの子がこの戦対課に新入りするのかよ!! でも戦対課って … 」


「魔力を持つ者しか所属できない、だよね? この私がそんなことを忘れたと思う?」



 その問いかけに、首を横に振る拓真。



「当然、あの子も魔力を持っているから、スカウトしたに決まってるじゃない!」


「そのことを、あの子は知っているのか? あの様子を見る限り、まだ何も説明しないまま連れてきたんじゃないだろうな?」


「あはは。それがね、まだ説明してないんだぁ~。だって細かいことを説明するより、実戦が一番いいかなーって思ってさ」


「この野郎! 説明もしないでいきなり連れてきたって … もしあの子に何かあったらどうすんだよ!!」


「ちょっと、上司に向かってこの野郎! はないでしょう? まぁ、鎌ヶ谷君だから別にいいけどさ」



 まったく悪びれる様子もない上司を見て、拓真は頭を抱えた。



「ちなみに言っておくけど、あの子の教育係は鎌ヶ谷君に任せるから」


「ちょっ、待て!! 何で、俺!?」


「鎌ヶ谷君って主任(巡査部長)なんでしょ? 新入りの教育係りを担当するのも、巡査部長の仕事なのよ。ということで、これから新人ちゃんの教育、よろしくね」


「マジかよ … この俺が、あの子を教育するなんて … 」


「あっはっはー。ちゃんと戦対課のことについて、指導してあげるんだぞ?」



 笑いながらそう言い放った木更津は、さらに顔不気味にゆがませ、拓真の耳元に顔を近づける。



「それにあの子はJKじゃん? あんな可愛い女子高生の指導をしてあげられるなんて、この先滅多にないぞ? これを機会にお互い距離が縮まって、鎌ヶ谷君にも念願の彼女が … 」


「俺、三次元には興味ないから」


「うわっ! 出たよ。鎌ヶ谷君ってさぁ、メガネかけてて知的でかっこいい顔してるのにさ、そういうところが残念なんだよねぇー。まさに残念系男子ってとこ?」


「そもそも毎日1人で独り言を呟いてる俺と、誰が付き合いたいと思うか? 高校生の時、『1人でしゃべる変人君』や『ボッチ霊能力者』とか陰で言われたくらいだぞ。そりゃ、二次元に現実逃避したくなるさ」


「確かに、鎌ヶ谷君って、時たま独り言を呟くよねー。あれって、守護神のミーサっていう子と話してるんでしょ? まぁ、知らない人から見れば、変人って言われるよね」



 その時、拓真の周りをグルグル回っていたミーサが、拓真の首に腕を絡ませ後ろから抱きつき、彼の耳元に息を吹きかけた。



「うわっ!? ちょっ、何すんだよミーサ!!」


『えへへっー、そう心配しなくても大丈夫ですよ。拓真さんのお嫁さんは、このあたしですから!』


「お前、生きてねぇだろ!! ていうか、そもそも目に見えない相手と結婚できねぇし!!」


『でも、拓真さんとあたしは、この先一心同体ですよ? 拓真さんが死んじゃったら、あたしも成仏されちゃうし。つまり、拓真さんの魂とあたしの魂は、既に繋がっちゃってるんです!! 霊媒師を呼ぼうが、エクソシストを呼ぼうが、あたしと拓真さんは離れられません!!』


「 … 死にたい。こんな奴に一生付きまとわれるなんて、俺には耐えられねぇ」




「あははっww!! やっぱ鎌ヶ谷君、面白い! こうして眺めていると、1人芝居してるみたいwww!!」



 守護神:ミーサの姿を見ることができるのは、拓真と霊能力を持つ者のみ。それ以外の人間からは、一切見ることができない。


 木更津も見えない人間に属するので、ミーサの姿が見えてない。 

 独り言を呟いているように見える拓真を見て、木更津は大爆笑であった。



『でも大丈夫ですよ。拓真さんなら、きっとやり遂げられます!!』


「 … まったく、面倒臭いな」



 拓真は顔を歪めながらも、今だにキョロキョロ周りを見渡している女子高生に近づき、声をかける。



「よ … よう、大丈夫か?」


「ひぇぅ!?」



 すると、またもや顔を真っ赤に染まらせ、少女は挙動不審になった。



「えーと、そのぉ、さっきのは不可抗力ってことで、処理してもらえませんか?」


「えっ … あっ、ぅん」



 少女はソワソワしながら頷いた。



「君もいろいろと分からないことが多いだろうから、とりあえず明日、警察本部に来てくれないか? そしたら、いろいろと説明してやるから … 」


「うん」


「じゃぁ、最後に自己紹介でもしておくかな。俺の名前は鎌ヶ谷拓真。県警本部 警備部 戦対第一課 執行係所属の巡査部長だ。よろしくな!」


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