憧れのヒーローとの約束
「私…生きていたって、良い事なんてもう二度と起こらないから…だから…。」
おいらはニートジャパンの航海士。
航海士といっても、丸っこいヘルメットにもこもこの白い多層構造アルミ服が普段着な方の…つまり海の男ならぬ宇宙の男。
正確には“JAPAN NEw frontiEr of Technology”…つまり宙域独立国家の一つ「宇宙開拓地・日本」に船籍を持つ特殊貨物輸送船の、船長兼航海士兼機関士兼通信士兼一般部員…大雑把に言うと各種現場作業員だ。
味気ない言い方をするなら「某惑星系宙域国日本」に船籍と事業登録している個人輸送船の船長がおいらって事。
「ニートジャパン」ってのは、公的名称「宇宙開拓地・日本」がなんだか堅苦しいと敬遠しがちなおいら達みたいな連中が使う俗称って奴さ。
今日も今日とて機密事項がたっぷり詰まった訳あり貨物を山ほどのせて、政府肝いりの新事業の一つ畜産特化の農業コロニー目指して指定の航路を孤独に走るさすらい旅の真っ最中。
この訳あり貨物って言うのが、畜産動物を生きたまま特別な形で搬送する画期的な装置─コールドスリープシステム─なんだけど、いつの時代も新しい発明や既存の概念をぶち壊すような技術の発展に対して…特に生命倫理に関わるとして、強く忌避感を持つ者が少なくない。
つい最近もこの農業コロニーに導入される予定の新種の家畜を開発した博士夫妻が、移動中の事故…搭乗していた宇宙船が爆発して事故死した。
偶然だろうけど、テロの仕業だの神の報いだのなんだのと騒ぎ立てる者達のおかげでこの農業コロニーに関わる界隈は他所と比べて不穏な空気が漂っている。
テロ…じゃなくて事故回避の為、家畜は予定よりも分散させてコロニーへ運ぶことになり、運が良いのかどうなのやらでおいらも追加でタイミングよくお声がかかり、新たに機密保持と荷受けの書類にサインをし、万一の場合に備えて装置一式の操作方法の講習を受け、貨物を積んで港からコロニーへ向かって出発したのが数日前。
分散させての輸送が急に決まったのは、未だ十歳にも満たない一人娘を残して亡くなった博士夫妻の突然の事故を受けて、念のための専従輸送船の分散だそうだ。
丁度、貨物庫部分の改装を終えた懐の寂しいタイミングで、そんな依頼が来たから、安定した政府の仕事を割増料金で受けられるのは有難い。
向こうも向こうで、『専従輸送船みたいなものだから、何かあった時の為に積み荷の点検整備を覚えておいて欲しい』と操作方法の講習を受ける事を要請してきたのだからお互い様だ。
講習を受けたとはいえ、実際には届け先であるコロニー側に渡してしまえば、おいらがこの装置一式に触れることは一切ない…はず。
実際、今回の積み荷の中には空っぽのコールドスリープ装置だってある。厳密には装置一式を収めた専用処置屋だ。
まあ、おいらがこの船の中で使うのではなく、理論上哺乳類すべての動物に対応しているそうだから、コロニー側の施設で行う何らかの実験用なのだろうけど、いくら契約を結んだとは言え機密事項を気軽に運ばせ過ぎである。
刺激的な言い方をするなら、おいらは不届きものたちの魔の手から積み荷を護る、密かに政府と誼を通じる一匹狼の運び屋って訳だ。
まるでアニメや漫画の主人公みたいじゃないか。
特においらの魂の源ともいえる子供向け番組のタイトルコール風に言うと、未来の希望たる新たな生命の行く末は、試練で目覚めたおいらの操舵技術にかかってるのだ!……なーんてな!
「希望の明日をつかみ取る為、俺の勇気を力に変えて!さあ、今…」
バシッと宇宙服を着たまま主人公を真似て決め言葉とポーズを取ったその時…
バチィッ、バチッ、ボゴンッ!
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
船内に響く何かの爆発音と振動が聞こえ、恐らくそれが原因と思われる非常時警告音が、けたたましく鳴り響いた。
エッ、
ナンデ?
ナニガ??
マサカ???
◇◇◇◇◇◇◇◇
「わ、わたし…さいっ、最期にあの農業コロニーへ行ってみたかったんです!だって、お父さんとお母さんがこの世に遺したものを直接見てみたくてっ。」
非常時警告音の原因を探る為、発生元と思われる機関室に辿り着いたおいらが目にした状況は…。
ぷすぷすパチパチと煙が薄っすら舞う機関室の中で、宇宙服の武骨なヘルメット越しでもわかる程に、青い顔をした子供が泣きそうな顔で立っていた。
その足元には機関部分に何かを繋げようとしたのか、焦げたコード数本と破損した何らかの機器類…そのうちの一つは機関士試験でしか見たことがないような旧式の液体バッテリーが溶液を垂らしながら鎮座している。
「ひっ、…………これ、最悪な事態が起きていてもおかしくなかっただろ…。」
思わずついた小さな悲鳴と共に漏れ出した率直な呆れ言葉を、非難か何かを言われたと受け止めたのか、小さな宇宙服は慌てた様子で早口に言葉を紡いできた。
「わ、私、死にに来たんです。私…生きていたって、良い事なんてもう二度と起こらないから…だから…別にそれは…。でも、こんなことになるなんて。これはただ『宇宙服のバッテリーを充電するためにはこうするんだよ』って教えてもらったから、その通りにしたら…。そうしたら大きな火花が出て爆発が起きて…。」
…
……
……は?
「ちょっとまて!聞き捨てならない事ばかりじゃないか。」
「ぴゃっ。」
おいらの勢いに驚いたのか小さな悲鳴が聞こえ、それで心の中の声が漏れ出てしまっていたことに気付き思わず冷や汗を掻きかけた。
目の前に怯えたように立ち尽くす小さな宇宙服を見ながら、これが夢や妄想じゃないかと自分の頬でもつねろうとしたが、ヘルメットの上からではコツンという鈍い音と同時に軽く突き指をしただけだった。……はぁ。
頭を振りかぶって気分を切り替え、エンジンや足元の焦げたり溶けたりしている機器やコードを検分し、これ以上の被害が出ないように特殊な化学消火剤を辺りに撒いて処置をしながら、震えながら身を竦めている謎の小さな宇宙服に尋ねた。
「えーっと。まず、君は一体誰で、何のためにこの船に?」
「わ、私っ、私は…お父さんとお母さんが作り出した人工家畜が放牧されている所が見たくて農業コロニーへ…。それさえ見れたら思い残すことは無いから…、そうしたらお父さんとお母さんの所へ行こうって…。」
「君のご両親って、もしかしてこの間の宇宙船事故で亡くなった…。」
「…はい。私も、私も一緒に連れて行って欲しかった…。あの日、私も一緒に無理やり二人に付いていけばよかった。お父さん、お母さん、どうして…。」
小さな宇宙服は絞り出すような声でそう言うと、崩れ落ちるかのようにぺたんと座り込むと、涙と鼻をすする音がヘルメット越しにも伝わって来た。
その時。
チカッチカッ、パッ、ボワ……。
船内の灯りが点滅し始めたかと思ったら数段階暗くなり、停止したメインエンジンから非常時用のサブエンジンに切り替わり…つまり省電力モードに移行したという事だろう。
「ああ、船が非常時モードに切り替わったか。って事は自動的に救難信号が発信されてるな。だけど…。」
そう、救難信号がキャッチされ次第、救助隊がこの船に向かってやって来るだろう、けれど…。
「ああ、くそっ、どうしようか…といってもどうしようもない。」
おいらはその場で歯噛みするしかなかった。
「あの、こうなったのは私のせいですからっ。貴方は何も悪くないですから!」
座り込んだままの、小さな宇宙服がおいらを慰めようとしてくれるが…そうでは無い、それが問題ではないんだ。
「……………。」
おいらはどう答えて良いか判らなかった。
「……あの…、怒ってますよね?私のせいで救援艇を呼ぶ羽目になってしまって。」
いつまでも黙ってはいられない、深呼吸をして深く息を吐き、おいらは答えた。
「いや、そうじゃない。…サブエンジンに切り替わったってことは航行に必要な最低限のエネルギーしか得られないって事だ。つまり最低限の航行は何とかなるけれど、宇宙服に使えるエネルギーが二人分は無い。」
「生命…維持…。」
「そうだな…一人分なら、救助隊の到着を待てるくらいなら充分だけど。二人分には足りるかどうか。そもそもこの船は一人で運用する想定だから、非常時の備蓄が二人分無いんだ。」
「あ、あ…、わ…私、私が…。」
小さな宇宙服は項垂れて力ない声を漏らした。
彼女にかける適切な言葉なんて何一つ持っていない。それに怒鳴ったところでどうにもならないことは明白だ。
おいらはどうすべきか、頭…ヘルメット越しに頭を掻いた。
とそのとき、小さな宇宙服が背筋を伸ばして勢い良く頭を下げ、はっきりと答えた
「あのっ、私がやってしまった事だから、あなたに迷惑をかける訳には行かないです!元々私はコロニーで両親の研究成果を見れたらそれでよかったんです。そして…両親の所へ行くつもりで…だから、それが少し早くなるだけでっ!」
「それは…。」
「だ、だって、やらかした私が罰を受けないと…。どうせもう生きていたって良い事なんて何もないし…。ただコロニーの牧場は無理でも、父さんと母さんの牛や豚たちを見てみたかったなあ。」
ヘルメット越しに泣き笑いのような困り眉の空元気な顔で、彼女はおいらを見つめて言った。
「………~~~~~っ!くそっ!コロニーへ届けられる新種の家畜たちなら、この貨物庫に積み上げられているコンテナの中にいるよ。」
おいらだって死にたくはない、突然の生死の選択を突き付けられて考える余裕すらなかった。
けど、せめてこの子の最期の望みくらいは叶えて上げられたら…と貨物の中身をどうにかして見せられないかと考え…頭によぎり……そう、それは……。いや、だが…おいらは。
「この積みあがっているコンテナの中に…?そうなんですね…この中に…。会えたり…様子を見る事とかって出来たりはしますか?」
「いや、ご両親から聞いたことは無いかな?特別な装置を使ってコールドスリープしているから、専用の装置を使って目覚めさせないと。今起こすことは出来…ても起動中の装置を停止することになって…再起動とかできるのか?普通の起動や停止のレクチャーは受けているけ…ど…。」
…
……
………!
『希望の明日をつかみ取る為、俺の勇気を力に変えて!さあ、今こそ新たな世界へ向かう冒険の旅の始まりだ!』
おいらの頭に愛してやまない子供向け番組の、主人公の決め台詞の場面シーンが繰り返される。
何度も、何度も“憧れのヒーロー”の姿が。
…おいらも……
…おいらが……
…おいらでも…
…おいらだって!
おいらの心の中にいる“憧れのヒーロー”が、静かに力強く問いかけてくる。
目の前にいる子供の瞳は全てを諦めたような色をしている。希望も未来も何もない…おいらの顔すら碌に映っていないだろう目、そんな瞳のままにしていいのか!?
「……この船に積まれたコンテナの荷物すべてがお父さんとお母さんが作った品種なんですね…。眠っているこの子達がコロニーへたどり着いて無事に目を覚まして、この子たちが沢山の人を救うんですね。直接見れないのは残念だけど、最期にそれを知る事が出来て良かった。」
彼女は機関室の外を覗き込み貨物室の中を見上げてしみじみとそういった後、おいらに向かい直した。
「えっと、これで心残りはありません、ありがとうございます、そしてご迷惑をおかけしました。…それでその、一人にさせてくれませんか?最期のタイミングは自分で決めようって。これ以上、船長さんの手を煩わせるわけにはいかないから…。」
泣き笑いのような顔と声で小さな宇宙服はきっぱりと言い、そして何かを決心したかのようにすっと背筋を伸ばした。
─それで良いのか?─
「君たちはちゃんと目覚めるんだよ、私みたいに迷惑をかけないようにね。」
小さな宇宙服は貨物庫内の専用コンテナ─コールドスリープ装置が収められた─に向かってそう語りかけると、おいらに深々とお辞儀をして宇宙服のバッテリー部分に手を伸ばした。
「あの、私のバッテリーも良かったら使ってください。恨んだりなんてしませんから。」
何処かに移動した後、自ら宇宙服のバッテリーを外そうという事だろう。そんなことをすればこの子は…。
─おいらだって命は惜しい、けれど!─
「まって!」
「ありがとうございました。」
「ちょっと待って!待ってくれ!」
振り返らずに貨物庫の片隅へ向かおうとする宇宙服を追いかけて、その腕をつかんだ。
「…あの、決心が鈍っちゃうから…だってこのままだと私たち二人とも未来は無いんでしょう?なら、私が…」
「おいら、目覚めるから。」
「あ、この子たちの目覚めを見守ってくれるんですね、有難うございます。」
再びおいらに深々と頭を下げて、立ち去ろうとする小さな宇宙服の肩を掴んではっきりと言った。
「おいらは、目覚めるから!」
「…は、はい。この子たちの目覚めの作業をよろしくお願いします。」
「いや、それは、君が見守ってあげて!」
「え?そんなの…いったい何を言って…?」
「おいらは、ちゃんと目覚めるから!」
「あ、あの???」
少女はおいらに足を止められ、戸惑いをあらわにした表情と声を浮かべ、首をかしげて見上げている。
「空っぽの…使っていないコールドスリープ装置があるんだ。これはすべての動物…哺乳類に対応している。そしてコロニーへ付けば、専用の起床装置がある。だから…!」
「わ、私で実験してみる…という…こ…と?」
「違う!おいらが、おいらがその装置に入って眠るんだ!」
「そんな…無茶な!」
「無茶…じゃない、おいらは必ず目覚めるから!だから…だから、君は死ななくていいんだ。」
「え、え?な、なにを言っているか判って言っているんですか?」
「ああ、理解してるよ。」
「なら…!私なんかよりも、船長で何の落ち度の無い貴方が生き残った方が良いんじゃないですか?」
困惑しながら、自分の方がという彼女に向かって、おいらは深呼吸して小さな宇宙服の背の高さに合わせて腰を落とし、ヘルメット越しに目を合わせて語り掛けた。
「君はなんかじゃない。だからこそ、二人とも助かる方法があるのなら、それに賭ける。」
「でもっ、でもっ、装置に入るなら、こんな事をしてしまった私の方が適切じゃ…?」
「おいらはこれでも強運のヒーローなんだ。だから心配なんてしなくていいんだ。」
半泣きの彼女の自分の方がという言葉に首を横に振り、しっかりと諭すように説き伏せた。おいらの“憧れのヒーロー”のように。
◇◇◇◇◇◇◇◇
「これでよし…と。」
おいらが眠る…コールドスリープ装置に入ることで、宇宙服のバッテリーの余裕が出来ることもあって、準備は時間をかけてしっかりと行った。
万一、救助隊の到着が遅れても良いように農業コロニー迄の航行や船の維持の設定などに加えて、宇宙服のバッテリーの正しい付け替え方を含めても大体2-3時間程度で済ませる事が出来た。
勿論、救助隊や荷主である政府や農業コロニー関係者に向けての、おいらからのメッセージも残してある。
この子に何も不自由がないようにね。
そしておいらは専用処置屋で宇宙服を脱ぎ、コールドスリープ装置の一つに身を横たえると、機械を稼働させるスイッチを押してくれるよう彼女に頼んだ。
おいらは宇宙服を脱いでアンダーウェア…と言っても下着ではなくてサポート機能のある全身服だが、宇宙服を着たままにさせた少女のヘルメット越しにみえる瞳はぐずぐずで顔の半分が真っ赤になっている。
「じゃあ、頼むよ。」
「……………。」
目も鼻も溶けそうなくらい泣いている少女に、おいらは気軽な調子で頼んだ。
けれど彼女は顔を伏せ、その場に立ち尽くしてしまった。
「寂しいなあ、最期に笑顔を見せてよ。」
「な、なっ、何を言っているんですか、これが最後な訳ないじゃないですか、必ず目覚めるって!そう…ですよね!?」
「そうだね、ごめん。じゃあ頼むよ。焦らされる方が辛いから、早くスイッチを押してね?」
「っ……。」
装置の傍で立ち止まってしまった彼女から『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…』とヘルメットの中でくぐもってしまった声にならない音が聞こえる。
「絶対目覚めなきゃな…。」
おいらがぼそりとそう呟いたとき、少女はとうとう意を決してスイッチを押したらしく、装置が動き出す音と共に内部がしっかりと閉じられたためか暗くなり、同時に眠気が直ぐに襲ってきた。
酩酊するかのように少しの苦みを覚えつつ薄れ行く意識の中、固く、強く、誓った。
おいらは…絶対に目を覚ます!
絶対に目覚めるからな!
絶対に!
そう……ぜったいに…
『絶対に目覚めるよ!』
気合が入りすぎたのか勢い余って眠るはずが、ついうっかり声を出してしまったみたいで…。
「って、あれ 声が出る?意外と眠るには時間がかかるのか…?」
「船長さん!」
体を装置のマットに預け直そうとして体を動かした時に、勢いよく何かが抱き着いてきた。
…!?
抱き着いて?
そして、それに…体を動かし…て?
「あれ。息が?出来てる…?」
ゆっくりと両手を上げ、そして周囲を良く見るとさっき横たわったはずの装置の中では無くて、ここは……
「ここはどこ…だ?」
全く覚えのない…まるで…病院の検査室のような光景が広がっている。
なにせ恐る恐るきょろきょろと見渡した周囲には、おいらに飛びついた何か…の他、まるで医者か研究者の様は白衣を着た人物が数名、おいらの方を驚きの顔を隠そうともせずにじっと見つめてきているのだから。
「なにか、身体に変な所はありませんか?違和感はありませんか?」
おいらに飛びついてきた何かが、顔を上げて大粒の涙を浮かべて微笑んできた。
その声と、その顔に何となく…いや、さっきまで見ていた顔に、相変わらず泣きはらしたその面影がとても良く似ている、まるで年の離れた姉妹のように。
え?
まさか
まさか─
「え、あ、君は…もしかしてさっきまで泣いていた女の子…か?おいらの船に密航してきた…?」
目の前の女性は、頭を大げさなくらい大きく頷いてから、流れる涙をそのままににっこりと笑って続けて言ってくる。
「そっか、あなたにとってはそうですよね。…はい、その女の子本人です!」
「え、え。ええええええーーーー!」。
「ヒーローはちゃんと約束を守ってくれる…本当だったんですね!」
彼女の瞳はさっきと同じように真っ赤だったけど、その真っ赤の意味はさっきとは真逆なのだろうという事は、その表情と輝きが如実に物語っている。
「そっか、よかった。おいらとの約束通り頑張ったんだな。」
おいらは、ほっと一息ついて、彼女の頭を撫でようとして、流石にもう大人の女性なのだからとあわてて手を引っ込めたら、彼女はくすっと笑って、今まで堪えていたものが溢れたかのように堰を切ったように話し始めた。
「私、私、あの後─────。」
END
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だってなんかニートジャパンって語呂がいいよね!って…
だからお蔵入りにするのが惜しくなりまして…
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