ー脳内姫神会議ー
カタナは明るい系元気系女子
エンカはヤンキー姉御肌
カレンは「妾は〜◯◯じゃ」の姫様喋り
アカリは気弱な敬語
ミズキはおっとりのんびり丁寧語
ユキメは熱血お姉さん
リューナは高飛車で傲慢
ミカゲは冷静で上品敬語なヤンデレ
キザミは片言
イバラキはツンデレ
て感じで。
ミカゲ「評価基準は三つ
戦闘貢献度生
存支援度
主への精神的影響
カレン「精神的影響?」
カタナ「それ惚気じゃん」
エンカ「否定できない」
アカリ「公平に行きましょう」
――開始。
⸻
■ エンカ
「再生能力は命綱」
炎が体を包む。
「主が致命傷を負ったら即回復」
カレン「それは確かに強い」
⸻
カタナ
「近接火力最強はあたし!」
身体から刃を出してポーズ。
「主が突っ込むとき一番相性いい!」
ミカゲ「実戦寄り」
⸻
アカリ
「防御と牽制は私です」
光盾展開。
「遠距離対応可能」
エンカ「バランス枠」
⸻
ミカゲ
静かに影を広げる。
「逃亡成功率を上げる」
影の中に男ベルの幻影。
「隠密性能は私」
全員が少し黙る。
カタナ「……強い」
⸻
カレン
ニヤリ。
「妾は単純じゃ」
拳を握る。
「火力の上限を引き上げる」
床がひび割れる。
「最大出力担当」
三人「うん、強い」
――空気が止まる。
ボードに表示された順位。
1位 —— 決められない
2位 —— 決められない
3位 —— 全員同率
ミカゲ「……結論」
アカリ「優劣なし」
エンカ「役割分担」
カタナ「全員必要」
カレン「つまらん結果じゃ!」
その瞬間——
女ベルの怒声。
「だから何を真剣にランキングしてんのよ!!」
空間が崩壊。
五人同時に笑う。
カレン「だが楽しかったぞ」
ミカゲ「定期開催決定」
――第2話 終――
ミカゲ「本日の議題」
空間中央に映し出される映像。
——女ベル。
カレン「……」
カタナ「おお」
アカリ「公平に」
エンカ「客観評価」
ミカゲ「題して」
「女ベル批評会」
――沈黙。
⸻
カタナ「正直に言う」
「判断遅い」
カレン「甘い」
エンカ「攻撃より回避優先しすぎ」
アカリ「慎重すぎる場面もあります」
ミカゲ「だが——」
少し間。
「生存率は高い」
カタナ「そこは評価」
カレン「まぁ及第点じゃな」
――辛口だが認めている。
カレン「短気」
カタナ「すぐキレる」
アカリ「でも責任感強い」
エンカ「主を守ろうと必死」
ミカゲ「孤独を抱え込む傾向」
全員少し静かになる。
カタナ「……あいつ、強がりだよな」
エンカ「分かっている」
カレン「妾たちはそれを知っておる」
――空気が少し柔らかくなる。
⸻
最大問ミカゲ「頭の中がうるさい」
カタナ「それな」
アカリ「私たちですね」
エンカ「自覚はある」
カレン「しかし止めぬ」
全員うなずく。
ミカゲ「女ベルは我々を抑えようとする」
カタナ「でも我慢する」
エンカ「だから爆発する」
カレン「……少し不憫じゃ」
アカリ「結論を」
ミカゲ「欠点は多い」
カタナ「でも」
エンカ「愛すべき存在」
カレン「妾たちの器じゃ」
四人が同時に言う。
「——合格」
その瞬間。
女ベルの叫び。
「勝手に人を審査すんなぁぁぁ!!」
会議室崩壊。
カレン「やはり今日も楽しい」
――第3話 終――
円卓中央。
映し出される映像。
――男ベル。
ノースリーブ姿。
無表情。
淡々と戦う姿。
ミカゲ「本日の議題」
カレン「主の評価」
カタナ「テンション上がるやつ!」
アカリ「公平に」
エンカ「冷静に」
――開始。
⸻
戦闘
カタナ「安定感ある」
「無駄な動きがない」
エンカ「再生前提の立ち回りが上手い」
アカリ「状況把握が早いです」
カレン「だが爆発力は妾の方が上じゃ」
ミカゲ「しかし持続戦では優位」
全員がうなずく。
結論:
「実戦適性◎」
カレン「無口」
カタナ「感情読みにくい」
エンカ「でも優しい」
アカリ「困っている人を放っておけない」
ミカゲ「無自覚で救うタイプ」
カレン「そこが……」
少し間。
「ずるい」
カタナ「分かる」
――評価上昇。
⸻
最大
ミカゲ「“孤独”を背負う姿」
エンカ「守られる側ではなく守る側」
アカリ「でも誰かに頼る時は素直」
カタナ「ギャップ」
カレン「……あれは反則じゃ」
全員少し静かになる。
ミカゲ「総合評価」
空間に数字が浮かぶ。
ミカゲ「逃走」
カレン「回避」
カタナ「卑怯」
男ベル「地獄かここ」
――圧迫面接状態。
⸻
■ 追撃質
カレン「妾はどうじゃ?」
男ベル「強い」
カレン「評価かよ!」
カタナ「じゃああたし!」
男ベル「元気」
カタナ「雑!」
アカリ「私は?」
男ベル「安心する」
アカリ「……嬉しい」
エンカ「では私は?」
男ベル「死ななそう」
エンカ「それ褒め?」
ミカゲ「……私は?」
男ベル「怖い」
ミカゲ「正解」
――空気が一瞬止まる。
⸻
■ 結論
五人が顔を見合わせる。
カレン「……まぁ」
カタナ「選べないなら」
アカリ「共有で」
エンカ「承認」
ミカゲ「妥当」
男ベル「ちょっと待て何勝手に決め——」
全員同時。
「黙れ主」
男ベル「理不尽!!」
空間崩壊。
――裁判終了。
⸻
⸻
初めて全員合流。
⸻
カレン「当然じゃ」
カタナ「主だし」
エンカ「満点」
アカリ「異論なし」
――その瞬間。
女ベルの怒号。
「勝手に人の兄(?)を評価すんな!!」
会議室崩壊。
カレン「だが……」
ニヤリ。
「妾たちは本音しか言っておらぬ」
――第4話 終――
⸻
ミカゲ「議題」
空間中央に表示される文字。
『男ベル・デート同伴権』
沈黙。
カレン「……面白い」
カタナ「え、なにそれ」
アカリ「公平に決める?」
エンカ「順番制?」
ミカゲ「いや」
静かに。
「奪い合い」
――空気変化。
⸻
■ 第一ラ
エンカ
「主が危険なとき最前線に立つのは私」
静かに宣言。
「ゆえに隣に立つ資格がある」
カタナ
「いやいや!戦闘時の連携はあたしが一番!」
男ベルの映像を指差す。
「距離近いし!」
アカリ
「癒し担当は私です」
柔らかいが――
「隣は譲れません」
ミカゲ
影から静かに出る。
「常に側にいるのは私」
一瞬、全員が黙る。
カレン
拳を握る。
「妾が最強戦力」
ニヤリ。
「隣は妾じゃ」
――火花。
カタナ「ずるいよ!カレン!」
カレン「何がじゃ!」
エンカ「力で決める気か?」
カレン「当然!」
ミカゲ「単純」
カレン「うるさい影!」
アカリ「喧嘩はやめましょう……」
「「「無理」」」
空間崩壊寸前。
エネルギー暴走。
――修羅場ピーク。
⸻
第三ラウンド
女ベル(脳内突入)
「だから!!」
テーブルを蹴る幻影。
「何で私の身体でデート権争ってんのよ!!」
全員一瞬停止。
ミカゲ「……本体」
カレン「正妻登場か?」
女ベル「違う!!」
アカリ「では誰が?」
沈黙。
全員が同時に指差す。
「男ベル」
女ベル「はぁぁぁぁ!?」
――カオス。
⸻
■ 結末
ミカゲ「結論」
空間に文字。
『デート権=共有』
カタナ「順番制で」
エンカ「独占禁止」
カレン「だが妾は優遇されるべき」
アカリ「公平に」
女ベル「……勝手に決めるな」
会議終了。
しかし——
誰も納得していない。
だからこそ。
次も争いは続く。
――第5話 終――
⸻
ミカゲ「議題が膠着」
カレン「埒があかぬ」
カタナ「なら本人呼べばいいじゃん!」
アカリ「賛成」
エンカ「本人判断」
ミカゲ「……召喚」
空間中央。
魔法陣展開。
光が収束。
――男ベル、強制転送。
「……は?」
目を開けると。
五人の姫神が円を描いて立っている。
そして——
全員が真顔。
⸻
ミカゲ「質問」
男ベル「なんだよ」
カレン「誰が一番好きじゃ?」
即直球。
男ベル「……は?」
カタナ「即答!」
エンカ「誤魔化し禁止」
アカリ「正直に」
男ベル「いや選べるわけないだろ」
脳内姫神会議 ― マリーナについて
カタナが真っ先に手を挙げる。
「マリーナ、好き!」
「ちゃんとベルのこと見てる感じするし!」
エンカが鼻で笑う。
「甘ぇな。あの女は“警部”だ。立場がある」
「情だけで動くタイプじゃねぇ」
カレンが扇を広げる。
「ふむ……あの女、妾を恐れぬ目をしておった」
「嫌いではないのじゃ」
アカリがおずおずと。
「あの……優しい方、だと……思います」
ミズキが微笑む。
「ベル様を信じてくれましたよね〜」
ユキメが机を叩く。
「信頼できる!私はああいう真っ直ぐな人、好きよ!」
リューナが冷ややかに。
「感情で判断するな」
「彼女は賢い。賢い者は裏切る時も計算だ」
ミカゲが静かに目を伏せる。
「裏切る可能性は低い」
「しかし、守る対象が“ベルのみ”ではない」
「それが危険です」
空気が少し張る。
キザミ。
「……敵。では、ない」
イバラキが腕を組む。
「べ、別に良い女とか思ってないけど」
「ベルに変なことしたら刺す」
最後に。
円卓の中央でベルの意識が静かに揺れる。
総評:
✔ 信頼はできる
✔ だが絶対ではない
✔ 立場がある人間
⸻
ルーファスについて
空気が一変する。
エンカが即座に。
「あの野郎は気に入らねぇ」
ユキメも強く頷く。
「敵に回る可能性高い!」
カレンが低く笑う。
「妾を利用しようとする目をしておった」
リューナは露骨に軽蔑。
「小物」
「力も覚悟も中途半端」
ミカゲの声が一段低くなる。
「ベルを“資産”として見ている」
「最優先排除候補です」
空気が冷える。
キザミ。
「……次。会えば。斬る」
アカリが怯える。
「こ、怖いです……」
ミズキが柔らかく言う。
「でもまだ“確定敵”ではないですよ〜」
イバラキが吐き捨てる。
「信用はゼロ」
カタナが珍しく真面目に。
「あいつ、ベルのこと“対等”に見てなかった」
沈黙。
最後にミカゲ。
「監視対象」
「再接触時、即座に判断を」




