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狂ってしまった歯車  作者: elly9521
三章 図書館の精霊
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毒!? 1

更新が遅くなりすみません!

「お母様! お父様っ!!」


 このまま叫びたい気持ちを抑えて、お父様とお母様を呼ぶ。どんな様子なのか、事情を説明するのよ……と自分を奮い立たせながら、ユウタに駆け寄った。


(よかった……息はある……)


 そして、その周りを見た。


 コップが倒れている。その中の水は床にこぼれていた。


(まさか……その中に毒が……? でも、一体……誰が……?)


 そんなことを思っていた時だった。


「何事だ!」

「ユウタ、が……」


 視界が歪んだ。

 お父様とお母様が来たからなのか、涙が溢れたようだ。


「落ち着いて……」

「医者を呼べ!」


 お母様は私の背中をゆっくりとさする。お父様は、医者を呼んだ。

 お父様とお母様は状況を把握したのか、適切な行動をしている。



◇◇◇◇◇◇



 数十分後、医者が駆けつけた。屋敷の空気は重く沈み、時計の音だけが響く。


 お医者さんが来て、ユウタの診察をする。


 ベットに横たわっている、弟は眠っているようにも見えるのにその顔は蒼白だった。


「……大変申しあげにくいのですが……」


 みんなが息をのんだ。


「……なんだ」

「……この毒は魔法でしか、とれません………」

「何とかならないのか……?」


(っ………)


「ええ、もう魔法でしか……。せめて、あの方さえ……」



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