『有益なる人生観』・・・『詩の群れ』から
『有益なる人生観』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺たちにも、考えはつくだろ、だろうだ。
え?
つまり、人生、損する為に生きているのではなく、有益なる人生を望むのが、妥当じゃないか。
そうだけれど、うまく運ばないのが、人生さ。
㈡
違うんだ、うまく運ばないと思っていても、有益な方向へ進んでいれば、それは運んでいるんだ。
成程な、人生を列車に例えれば、荷物を運んで、ともかく、進んでいるという訳か。
だろ、止まったり、或いは後退する列車なんて、聞いたことがない、だろうだ。
だな、未来は、有益に、それも、自己の人生を有益に。
㈢
気付いたよ、有益なことは、悪いことではないんだな、ありがとう。
有益なる人生観、我々は、有益の前に、佇むんだ、だろうだ。