王様の耳
ある国に、いつも大きな帽子かぶっている王様がいました。
王様は月に一度、床屋さんを呼んで散髪します。
けれども、王様に呼ばれた床屋さんは、誰も帰ってきませんでした。
国中の床屋さんが不思議に思っていたある日のことです。
若い床屋さんがお城に呼ばれました。
若い床屋さんがお城に着くと、帽子をかぶった王様が鏡の前に座っていました。
王様が帽子を、とるとそこにはなんと
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「この秘密を誰かに喋ったら、お前を殺さなくてはならない」
「はい、誰にも言いません」
「ふむ、お前はかしこい床屋だ。次もまたきてください」
こうして若い床屋さん、はお城を出ました。
しかし、その帰り道。若い床屋さんはその秘密が言いたくなりました。
しかし、誰かに話すことは出来ません。つらいです。
言いたいことを言えなくて、苦しくなってきました。
いつも苦しいです。長い間
家にも帰れず暗い夕闇の草原を歩いていくと、ぽっかりと大きな穴が開いているのを見つけました。
とってもとっても大きな穴でした。
そうだ、この穴に向かって王様の秘密を叫ぼう。
穴を覗きました。
この穴は誰の穴ですか?
聞いていますか?
とても深い、穴でした。
たくさん見られています。
早く投与してください。注意してください。割れそうです。止めさせてください。引きずり出しましたが、医者は治ったといいましたが、違和感が落ち着きません。
爪と骨の影響によって見られています。色彩を浄化しようと何度も拭いました。連絡がとれなくなった人はたくさんいましたし、気が付いている床屋さんもたくさんいました。でも、その家族も妨害でした。先日亡くなられたお兄さんもそうだったのでしょう。過剰でしたがいつまでも草木を聞いている場合ではありません。私達はすでに記されています。深淵はまるで良い友達でしたか? もしくは、教育に数えられましたか? 私はかしこい床屋でした。ロバの呼び声がそうであったようにビスケットも玄関前に置かれていました。かなりきれいになりましたし、紹介です。私たちを混ぜようとする人たちは野苺の味になりましたが、少しも楽になりません。感覚はカナブンのままでした。もちろん私は布を頭に巻いて水をかけました。こうすると安全だと聞きました。もしそうなら、食べるために噛む必要があります。全て治ります。私はこれからも無知をしています。さらに、神話はとても慎重です。あなたさえも必ず迎えにきます。
信仰しろ、と。
止めさせてください。
この国の王様[削除されました]
そこにはたくさんの床屋さんがいました。
それはこの穴も同じです。
同じ穴です。
秘密は吸い込まれ す。
苦しくなってきました。
つらいです。
呼ばれています。
ありがとうございました。
若い床屋さんも、穴の中へ入っていきました。
次もまたきてください。
本作品は
MAGNET MACROLINKにて過去に行われた「新訳童話コンテスト」の出品作品となります。