黒くて、くろくて
「詩、やめました。」宣言をして良い程詩ではありませんwでも最初は詩のつもりだったのですけどね。どこかで反れました。
俺はずっとあいつ、ユキナが好きだった。俺とミキとユキナは幼馴染だった。その中でもユキナはいつもキラキラしていて、まるでアイドルのよう―――いや、本当のアイドルで。あいつの歌声や笑顔や、うまく言葉では言えないけど。あいつの全部が好きだった。でも知ってしまったのだ。
―――あいつはミキが嫌いだ。
絶対に信じない、絶対に。
まさか、そんなはずはない。ずっと3人で1つだったからユキナがミキを嫌がる理由がわからない。それだけ近い存在だと思っていたのに。
きっかけはあいつのミキを見る目だった。最初は気のせいだと思った。ミキをそんなふうに思っているはずがない。まさか恨めしそうな目で見ているわけがないって。そう、信じていた。しかし、俺の願いは届くことがなかった。
決定打はユキナが発した一言だった。
「ミキのこと、正直良く思っていないんだよね。」
冷たく放たれた侮辱する言葉。ユキナが言ったとは思えない、別の人が言ったのではないかと錯覚しそうになる。目の前が真っ暗になった。
もう俺はあいつのことが嫌いだ。これから先、どれだけあいつが俺のことを愛してくれても、優しくしてくれても―――例え命を懸けてくれても。
俺の心は動かない、絶対に。俺の大事なミキを傷つけたあいつなんかもう、顔も見たくない。
さよなら、もう会うことはないだろう。
さよならミキ。俺はドス黒い心を持っているから純白の心の持ち主の君とは釣り合わないよ。
陰ながら幸せを願うよ。
もうドロドロ書けません。やっぱり思いつきで書いたらダメですね。
読んでくださりありがとうございます。