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優等生×王道転校生×性悪女

放課後の図書室で彼に向けて言葉を放つ


「ねぇ玲くん、あの子のこと好き?」


「あの子?」


嫉妬という醜い感情の込もった


「うん、あの転校生」


「先週、転校してきたやつか。好きもなにも会ったことすらないが・・・」


汚い言葉を


「好きになっちゃだめだよ。私、あの子大嫌いだから」


「知り合いか?」


気付かないで、


「ううん、知らない」


「知り合いでもないのに嫌っているのか」


受け入れて、


「そう、だから好きになっちゃだめだよ」


「・・・ならないだろ」


わがままな私を・・・


「だといいな」




「あれは、なんだ」

「なぁーに?玲くん」

「あの転校生だ」

「あぁ、会ったの?」

「図書室でいきなり抱きつかれたぞ」

「えぇー、じゃあ今日近寄らないでね」

「・・・だから、ジャージに着替えた」

「ふふっ、玲くん午後の授業、ジャージで過ごすの?」

こっくりとうなづいた

近づくなと言われることがわかっていたのだろう

しかし、

「かわいいね、でも、そのジャージ玲くんのじゃないでしょ?今日1組は体育ないもんね」

「・・・」

「あの子のこと好きになった?」

「なるわけないだろ」

「んー、」

「もう二度と会いたくない」

「それは困るなぁー」

「なぜだ?」

「だってかっこいい玲くん、あの子に自慢したいんだもん」

「あー、玲くん、顔真っ赤!!」

「かわいいね、よしよし」


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