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百物語  作者: 尚文産商堂
59/101

58、桜

そういえば、こんな話知ってる?


桜の木がピンク色とか赤色をしているのは、じつは、その木の根のところに死体が埋まっていて、その血を吸っているからだっていう話。


そして、ここからは私の話。

小さい頃、桜の枝にぶら下がって友達と遊んでいたら、誰かが木の後ろから出てきたの。

誰って私が聞いても答えなくて、仕方なく、その人に見られながら遊んでいたの。

そしたら、その人が私たちに言ってきたのよ。

ここはどこか、いつかって。

正直に答えたら、満足そうに笑って泣きそうな顔をしてたわ。

で、そこからすっと消えたの。

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