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百物語  作者: 尚文産商堂
47/101

46、消滅文字

そうそう、そういやこんなメモ帳の噂も聞いたな。


俺の友人からの又聞きなんだが、そいつの友人がもっていたっていうメモ帳があってな。

見た目は普通のメモ帳なんだ。

だが、そこに文字を書くと、1分に10字ぐらいの割合で、徐々に消えて行くそうなんだ。

書いても書いても同じことの繰り返しで、ある時、どこまでしみるかを試したそうな。

で、万年筆のインクを瓶で買ってきて、ばんばんメモ帳にかけたそうな。

だけど、そのすべてを吸い込んで、サラサラの紙質を保ち続けたそうだ。

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