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百物語  作者: 尚文産商堂
42/101

41、無人のコール

次は俺か。

んじゃ、俺が働いているホテルであった話。

どこのホテルか言うことはできないんだが、そのホテルには427号室っていうのがあるんだ。

その部屋は、今じゃ物置として使われているんだが、ああ、理由は聞くなよ。

聞かれても俺は答えられないからな。

んで、話し続けるけど、その部屋にはだれもいないはずなんだ。

そこから、1ヶ月に1度、同じ日、同じ時間に、ルームサービスを頼まれるんだ。

いつも決まって食パン、マーガリン、紅茶のセットだな。

運んで、部屋をノックしてもなかから誰も返事しないんだな。

だから、いつも運んだやつが食べるって言うことになってる。


ああ、金は運んだやつの給料から差っ引かれるんだがな。

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