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百物語  作者: 尚文産商堂
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38、雷の精

私の今住んでいる家のすぐそばで、ずいぶん昔からある大木があったの。

でも、その大木、雷に当たっちゃって、真っ二つに裂けて、今は切り株だけが残されてるわ。


その切り株のところで、不思議なものを見たって言う人がよく出てきているのよ。

その不思議なものっていうのは、白い光の玉が、切り株の周りをまわっているっていうものらしいの。

それを見た人の中に、触ってみようとした人がいて、その玉に触れた瞬間、ものすごい電流が流れたそうよ。

それ以来、その白い光の玉は切り株に居ついた雷のせいだろうっていうことにして、鳥居を建てて、お祀りしているわ。

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