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百物語  作者: 尚文産商堂
31/101

30、逆転時計

最後になっちまったな。

最後には、俺が体験したものでも。


俺の実家には、かなり古い振り子時計があったんだ。

いつのものなのかは聞かなかったから、いつで来たものかは知らないな。

だが、その時計は不思議な力があって、毎日午後11時47分6秒にその時計に触れていると、時間を逆転できるんだ。

ただし、逆転できるのは触っている間だけで、離すと元の時間、つまり11時47分7秒にもどることになるんだが。


それを使って、昔を見に行ったことも良くしてた。

ただ、その時計に触れている限り、どこまでも戻れるって言うわけじゃなくて、なんか、火の玉みたいなところが見えた瞬間に、強制的に戻されるんだ。

多分、時間の端なんだろうな。

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