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百物語  作者: 尚文産商堂
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26、首無しライダー

俺の大学時代の友人がバイトしていたコンビニで、珍しい客が毎晩来るっていう話があったんだ。

大型のバイクに乗って、いつも同じ煙草を買いに来ていたんだが、問題は、その客が首から上がなかったっていうことなんだ。

友人は法学部だったからさ、頭がなくても道交法には引っかからないんだろうかとかいうことを考えていたらしいんだが、もっと考えるべきことがあるだろうと、そう突っ込んだんだよ。


もっとも、煙草買ってどうやって吸うのかなんかおれも知らないがな。

そして、その首無しライダーは今でもそのコンビニに、いつも同じ午後10時16分に来ているそうだ。

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