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百物語  作者: 尚文産商堂
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24、呼び声

今の社屋に入る前の会社は、築半世紀を軽く超える、言っちゃ悪いがボロイ建物だったんだ。

それで、その建物の最上階の角部屋がちょうどトイレで、夜もなぜか薄暗い、不気味な雰囲気がするところだったんだ。

そこに行くと、壁の向こう側から声がして、誘われるそうだ。

誘い声が聞こえると、向こう側へ通じる扉があって、そこを開けると、とても美しい風景が広がっているっていう噂だったな。


だけど、本当はその扉を開けてはいけない。

なにせ角部屋だ。

壁の向こうは何もない空中へつながっているだけだからな。

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