表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百物語  作者: 尚文産商堂
24/101

23、影

そうそう、そういやこんな話もあるんだ。


深夜、おれの実家のすぐ近くにある神社の境内に行くと、自分の影が分かれて、勝手に動いていくっていううわさがあったんだ。

小学生だったおれは、他の友人と連れ立ってその神社の境内に深夜遊びに出かけたんだ。

そして、本当に影が勝手に動き出すかを待ったんだよ。


1時を少し回ったころ、眠くなってきたから、もう帰ろうとか話していた時。

おれの影がゆっくりと分かれていってな、そして完全に俺から離れたんだ。

その時はすぐに捕まえることができたんだが、もしも日の出までに捕まえることがなければ、10年以内に死ぬっていう話だったな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ