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百物語  作者: 尚文産商堂
23/101

22、手帳

俺が中学校にいた時に友人が持っていた手帳が不思議なものだったな。

その手帳は、いろいろメモをするにはうってつけの大きさだったんだ。

いわゆる手のひらサイズっていうやつだったんだが、その手帳には不思議な力があってな。

書いたことと真逆の出来事ばかり起きるっていうもんだったんだ。


ある時、そいつが学校を休みたいと思って、その手帳に学校が沈まないって書いたんだ。

そしたらその翌日、学校の校舎の一部が地盤沈下によって崩壊。

そのまま修理のために1週間ばかり休みになったっていうことがあったな。

もっとも、そのあと、夏休みが1週間短くなったんだが。

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