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百物語  作者: 尚文産商堂
1/101

0、語り出し前

「全員、集まったか」

彼が、和室に入っている9人に聞いた。

どうやら、彼が今回の企画の主らしい。

「ええ、集まりました。ろうそくも100本、話はあなたも含め99個」

彼に話をつける。

「では、すべてのろうそくに火をつけ、始めようか」

彼が円状に座っている人の輪の中に入り、座った。

「一人十題、怖い話、不思議な話、聞いた話、見た話、なんでもござれ。そんな百物語といこうじゃないか」

彼が最初の話し手として選んだのは、すぐ右にいる人だった。

「そうか、じゃ、俺が最初だな」

「ああ、面倒だから一気に10題言ってくれ。それから、反時計回りに回していくことにしよう」

彼がそう言って、今夜の百物語は始まった。

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