2話 バトル漫画の主人公かよ...
今日は入学式だったから、午前中で下校になった。
下駄箱で靴を履き替えていると、今日唯一話せるようになった茜が来て言った。
「ねね、由太くん、一緒に帰ろうよ。方面一緒だし...」
断る理由もないし、俺は茜と一緒に帰ることにした。というか、こんな美少女と帰ることを断るやついるのか?いいやいない。なんて自問自答を心のなかでしながら、俺と茜は他愛のない雑談をしながら校門を抜けた。
町中の駅を使って帰るため、人がごちゃごちゃいるなかを進んでいく。しっかし、学校でもそうだったが、やけに視線が集まるな。多分、というか絶対茜がいるからだな。っとそんなことを考えていると...
「ね〜ね〜そこのお嬢ちゃん、お兄さんたちと遊ばな〜い?」
と、DQNが三人茜によってきた。これがナンパってやつか。
「いいえ、結構です。いこ、由太くん」
そう言い茜はその場を離れようとしたが...
「そんな冷たいことゆーなよ...」
と一人が茜の腕を掴んだ。と同時に俺もその男の腕を掴んだ。そして一言、
「離せよ...」
「あ゙あ゙ん?何だお前、痛い目会いたくなきゃ引っ込んで...」
完全に噛ませ犬のセルフだが、言い終わる前には俺の拳は既にやつの顔面をとらえていた。
「ガハッッッ.........」
「離せって言ったよな?」
「俺んダチに何してくれるだ!」
と言いながら、後ろにいた男が殴りかかってきたが、その拳を避けた勢いから、一撃。
今の一撃で気絶した男の腕を掴み、最後の男が向かって来る方向に投げ、その場を制圧できた。




