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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

幻夜の道化師ホラ話


【簡単あらすじ】身分と貧富の差別が厳しいとある町に現れた謎の道化師が、たった二日の間に起こしたバトル&ちょぴっと怖いお話

【詳細あらすじ】
 ――これは、とある町で実際に起こった怖いお話。

 ある日沢山のピエロや空飛ぶ動物たちを従えて、ピエロが町にやってきた。音楽を鳴らし、空を飛び、空には火の花を咲かせたという。

 ピエロは一日にして人々の心を掴み、子供たちはその人のことをとても尊敬した。貧富にあえぐ庶民たちは皆、彼のたった一度の演劇に心を奪われたのだ。
 けれどピエロは、たった一度の演劇を最後に二度と人々を笑わせる演劇を行うことはできなかった。なぜなら演劇からたった二日後、ピエロは血に染まった牢屋の中で首を切られて死んでいたからだ。

 ――それ以来、この町ではたびたび人間が忽然と姿を消す。昨日まで笑顔を絶やすことのなかった花屋の店主が、ボール遊びをしていた子供が。人種身分年齢に関係なく、突然行方が分からなくなるのだ。高らかな道化師の笑いを最後に。

 町の住人はこれを道化師の悪夢として恐れ、今もなお語り継いでいるのだ。


 さ、怖いお話はこれでおしまい。坊やもそろそろ眠る時間だよ。……ん? お姉ちゃんは誰、だって?

 ふふ、さぁ――――誰だろうネェ?
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