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魔法世界の剣術士 下  作者: 相會応
色褪せた世界と、もうひとりの☓☓☓
6/22

2 ☆

「上から読んでも下から読んでも武田武、と。どや、覚えやすいやろ?」

        たけし

(なんなんですかあのクソオブザクソなイカレ男!)


 三学年生となった初日から、ひときわ激しくスリリングな登校の時間を送る一希(かずき)の使い魔、ベイラが文句を垂れる。見てくれは可愛らしく、手のひらサイズの小さな小さな妖精なのだが、とにかく口が悪く、どこで覚えたのかと訊きたくなるような悪口のボキャブラリーの数々を持つ。


「まあまあ。あんなことがあった次の日だし、魔術師を憎む気持ちは分かるよ。……剣術士も、か」

(こっちが汗水流して助けてやったのになんなんですかあの言いぐさは!? あんなやつご主人様に助けられた後で車に轢かれて死ねばいいんです!)

(実際に汗水流したのはご主人様の方だよベイラ。私たちは剣を出しただけ)


 そしてもう一体、こちらはベイラと比べれば穏やかな性格であるが、あまり進んで前には出てこようとはしない、所謂ダウナーな性格の妖精、ビュグヴィル。暴走気味な相方の妖精ベイラを宥める事が多い。


「朝から君たちは元気だね」


 "捕食者(イーター)"との戦闘を朝一で終えた一希は、そんな二体の妖精とのやり取りにも慣れた様子で、こなす。

 生まれたときから今年で一八年となる仲だ。多くの魔術師とって、使い魔はただのペットのような扱いであるが、一希の場合はわけが違う。まず第一に、人の言葉を話すことが出来ると言う点が、大きく異なるところだろう。


「ベイラちゃんとビュグヴィルちゃん、また喧嘩しちゃってるの?」


 幼馴染として、子供の頃から一希とよく遊んでいた際に、二体の妖精とも面識があるはるかが、一希の顔を覗いてなにかを察したように苦笑している。


「いつものことさ。それよりも、はるか。凄いよ。いつの間にかにあそこまで戦えるようになっていたなんて」


 先程の"捕食者(イーター)"との戦闘の際、こちらを的確に援護してくれた幼馴染の少女。本当は穏やかな性格で、魔法戦とは無縁の少女であるはずだが。


「う、うん。役に立てたなら、嬉しいな。守られてばかりの私じゃ、駄目だって思ったから。かずくんや、(あや)ちゃんにも、いつも助けてもらってばっかだったし……」


 はるかは気恥ずかしそうに、頬を少しかきながら言っていた。


「はるか……」


 かつて、はるかを傷つけてしまった自分の右手を見つめ、一希は項垂れる。

 雨降る夜のなか、かつて一希は魔剣レーヴァテインで、はるかの事を貫いていた。あの夜のことを、忘れたことはないし、今でも雨が降るたびに、思い出す。自分がはるかの事を守りたいと強く願うのも、そのことがあったと言うこともある。

 勿論、それだけが理由ではないのだが。


「……かずくん、もう私は平気だよ? 気にしないで……って言うのは酷だと思うけど、あの出来事があったから、私も強くならなくちゃって思ったんだし」


 はるかが胸の前でぎゅっと握り拳を作り、前を向いてそう志し強く言う。

 一希も、自分が俯いたままなど、許させるわけがないと自戒し、顔を上げていた。


「それにしても、街の中はすごいことになっちゃってるね。天瀬あませくんの顔写真入りのポスターに黒いばってんがスプレーされてるのとか、いくらなんでも、ひどいよね……」


 はるかが沈む街中を見渡しながら、言う。

 剣術士がヴァレエフを殺害して数日後、゛捕食者イーター゛が朝にも現れた。直接的な因果関係は不明にせよ、偉大な魔術師の王が崩御しておかしくなってしまった世界の実情において、天瀬誠次に大衆からの責任の目が向けられしまうのは、世論の当然の流れであった。


「そうだね。本当に、酷いと思う」

「かずくんは、本当に天瀬くんが、ヴァレエフさんの事を殺したと、思ってるの?」

「ううん。僕も彼がそんなことはしていないと思っているし、信じている」

  

 一希は首を横に振り、答える。彼が人を殺すなど、ありえない。あの雨の夜だって、必死に、殺すことだけは避けていた。


「でも……結果的にヴァレエフさんは死んで、彼も処刑された。そして、地獄は来たんだ」


 その事実は、変わらないのだろう。ダメ元で送った彼へのメールは、既読もつかないままであった。


(どーせあの男が余計な事したんですよー)


 ベイラがそう言ってくる。

 

「ベイラ。君は彼のことを嫌いすぎだ」

(でもご主人様。レーヴァテインを使うのは、なるべく避けた方がいいかもしれない。さっきの男もだけど、この魔法世界で剣術士を憎んでいる人はいっぱいいる)

「……確かに、ビュグヴィルの言うとおりだ。なるべくレーヴァテインは出さないようにしないと」


 一希が妖精と話しているうち、一希の声のみを聞けていた隣を歩くはるかも、会話の内容を察したようだ。


「かずくんが剣を持っているのを知ってる学園の人って、私含めて少しだけなんだよね?」

「うん。はるかとあやと、ルームメイトのみんなぐらいかな」

「内緒にしないと、駄目だよね」

「うん。今や剣術士は、魔術師の敵だからね……」


 そう言った口元の上にある瞳は、どこまでも悲しそうに、前を見る。

 ただひたむきに人を守り続けた彼の行きついた果てがこんな結果とは、なんとも報われない話だと、思っていたからだ。

 

 大阪の魔法学園、アルゲイル魔法学園。それは大阪の海沿いに建った、中世の巨大な城を模した、西日本の魔術師たちの城である。

 市街地に面した正門前には、多くの人だかりが出来ていた。

 その遠くからでも見える人の群れを確認しながら、一希とはるかは手を繋いで、見慣れたはずの母校前までやってくる。


「凄い人の数……。なんだろう、あれ……」

「みんな、避難場所を求めて詰め寄せているんだろう」


 一希の推測通りであった。地下シェルターがどこも満杯となった今、文字通り最後の牙城として白羽の矢が当たったところこそ、アルゲイル魔法学園であった。


「開けてよ! 子供だっているのよ!?」

「俺たちを見殺しにするつもりなのか!?」

「この学園だって、俺たちの税金で建っているんだろう!?」


 等と、魔法障壁が張られた正門の前には、安全な場所を求めてやってきた多くの人々が押し寄せ、大騒ぎとなっていた。

 

「まずいな……これじゃあ他の魔法生も入れそうにない……。それにいつ暴動が起きてしまうか……」

「うん。きっと海岸沿いの裏門も、人で一杯だろうね……」


 一希とはるかは、離れたところからその集団を見ていた。


「星野くん、雛菊さん、おはよ。予想してたけど、やっぱり押し寄せられちゃってるよね……」


 正門から道路を挟んで建つ喫茶店の中にいたクラスメイトの女子が、そう声をかけてくる。


「どうにかして中に入りたいけど……」


 一希がそう呟いた直後、遠くの方から、パトカーのサイレンが聞こえてくる。

 何事かと目を凝らせば、警察署がある方角から、何台かのパトカーが列をなしてやって来た。それらは魔法学園の外壁の歩道沿いに停車すると、サイレンを一時停止させ、代わりにスピーカーが入る音がする。


『市民の皆さん。ここは魔法学園に通う魔法生が通る場所です。関係者以外は道を開けてください』


 警察が出動する騒ぎにまで、発展していたのだ。


「私たちを見殺しにする気なのか警察は!」

「お前たちだって、"捕食者(イーター)"に食われちまうぞ! それでええんか!?」


 魔法学園に押し掛けてきていた市民たちは、警察の言葉に反抗するように、そう怒声を返す。

 すると、少しの間を置いた警察が乗るパトカーから聞こえたのは、まさかまさかの、怒鳴り返し声であった。


『うるせえドアホが! 魔法が使えないこちとらだって怖いに決まっとるやろうが! それでも仕事でやっとるんや! そない"捕食者(イーター)"怖かったらお家で布団にくるまっとれ!』

「あはは……」


 そんなやり取りを見て、思わず苦笑してしまう一希。先程の"捕食者(イーター)"との戦闘で昂り、はりつめていた緊張感も、少しだけ緩んだ。


「――はずいっちゅーの……親父……」


 一希の後ろからやって来たのは、短髪のスポーツマン系な風貌をした、同級生でルームメイトの少年、武田武(たけだたけし)

 鞄を片手で持ち上げて背中に下げ、はあと、鬱陶しそうな溜め息をついていた。

 彼の父親は警察署に勤める刑事であり、親父の姿を偶然にも目撃してしまったのだろう。

 そしてどうやら、向こうもこちらを発見したようだ。


『お、武ーっ! 勉強に部活、頑張れやーっ!』


 ……等と、パトカーのスピーカー越しにそんな事を叫んでくる。


「わーっとるっちゅーの……」


 頬を赤く染めながら、ぼそりと、武は小声で言い返していた。


「警察が来てくれている今のうちだ。学園の中に行こう」


 普通に考えて、学生がただ学園に通学するのに警察の出動が必要な事態になっているのも異常だが、時世上仕方のないことなのだろう。

 そうして、ようやくアルゲイル魔法学園の敷地内に入ることが出来た一希たち。いつもは入ってすぐの中庭にも、魔法生が何名か駄弁ってる事が多い印象だが、今はみんな校舎の中にいるのだろう。人が一人もいない、静寂の光景が広がっていた。

 一希たちもまた、城門のような造りをした昇降口から、校舎の中に入る。

 見慣れた廊下を進み、新学期となって新たな教室へ。晴れやかな思いで迎えたかった新学期であるが、生憎、再び集まった三年目の面子の顔立ちは、どれも晴れやかなものではなかった。


「おはよう、一希、はるか、武」


 教室の中に一足先にいたのは、友だちの一人の小野寺理(おのでらあや)。東京の実家には帰っていなかったようで、ずっと魔法学園にいたようだ。


「クラスメイトは全員無事みたいね。武はそこら辺で野垂れ死んでるかと思ったけど」

「なんやと!? お前こそそこら辺で"捕食者(イーター)"に喰われとっとるかと思ったわ!」


 顔を合わせるなり、そんな事を言い合う二人であったが、


「ちょっとやめてよ! 冗談でも、喰われるとか、言わないでよ……」


 怯えた様子のクラスメイトの女子にそんな事を言われてしまい、 武はばつが悪そうに後ろ髪をかき、理も申し訳なさそうな表情をしていた。


「二人とも、今はみんな不安を感じているときだ。少しは慎もう。もうすぐ、先生だって来るはずだし」


 一希がさらっとそんな事を言うが、当の本人も"捕食者(イーター)"との戦闘を終えた直後である。


「かずくんは相変わらずだね」


 後ろで手を組んで一希を見ていたはるかは、思わずくすりと、微笑んでしまっていた。


「にしても、あんなことがあった翌日やっちゅーのに、これじゃ授業全く集中できへんで」


 武が一希の一つ後ろの席に着席しながら、愚痴を溢す。授業に集中していないのはいつものことだろう……と内心でツッコんだのは、ご愛嬌だ。


「それは本当その通りね。やっと警察が来てくれて、いなくなったと思った人も、また正門前に集まってきてるし」


 窓際の席に座る理が、外を眺めながらそんな事を呟く。

 やや腰を浮かせて窓の外を見れば、理の言うとおり、安全な場所を求めて再び人々が集まってきている。年端もいかない子供や、ご老人も、老若男女関係なくだ。


「……」


 こちらを見上げて何かを必死に……いや、何かではなく、助けを求めて叫んでいる人々を、一希はじっと見つめていた。

 正門の魔法障壁がある限り、彼らが中に入ることはないだろうが。


『校内放送です。アルゲイル魔法学園職員各位、及び城谷光冬(しろたにみふゆ)生徒会長は、理事長室横の会議室まで、いらしてください。生徒の皆さんは、教室での待機をお願いいたします。繰り返します――』


 学園内も、普通ではない夜明けと新学期を迎えた以上、対策をせねばならず、風雲急を告げるアナウンスが、学園内全域に響いていた。

 

「外におる人、どうにかならんもんか……」


 後ろの席の武のぼやきのような言葉を脳裏に、一希も一抹以上の不安を抱いたまま、席についていた。


「てか、ヴィザリウスの剣術士があんなことしなきゃ、こうならなかったんじゃねーの?」

「やめてよ。もう剣術士なんて言わないでよ。同じ魔法生だったってだけで通行人から悪口言われてるんだから」


 クラスメイトたちの怒りの矛先も、謂れのない悪口をいわれる要因となった、ヴィザリウスの元魔法生、剣術士に向けられている。


「何も知らないクセに……」


 窓際の席で頬杖をつきながら、理はぼそりと言っていた。


          ※


 アルゲイル魔法学園の会議室には、重苦しい空気と、険しい表情をした教職員たちが集っていた。

 養護教諭のミシェル・山本(やまもと)も、白衣のポケットに手を突っ込み、壁に背で寄り掛かって立っている。


「えーと……昨日の件は、当然皆さんの耳には、入っていると思います」


 憔悴しきった様子の教師が、集った関係者たちへ向けて、安否確認をしている。

 幸いにも今のところ、アルゲイル魔法学園の関係者で死傷者は確認されていない。

 しかし、それは即ち、生徒を守らねばならないと言う重大な責任が増していると言うことである。このような場で議会を仕切る教師は全て魔法が使えない年代で、守ると言っても、結局は魔法科担当の教師と生徒に頼るしかないのが実情である。それを分かっているからこそ、会議の議長の教師は、情けのない様子を見せてしまっている。そして、教師も人間である以上、異常事態も相まって苛立ちと不安が積もり、重苦しい空気が漂っているのである。なにもこれは、今ここで会議している魔法学園関係者にだけの状況ではない。日本各所で、政府の崩壊と平和秩序の終焉に、これからどうするべきなのかといった話し合いが行われていることだろう。


「どうするもなにも、魔法生の安全を守るにが、私たちの仕事でしょう。国からは今のところ、なにも?」


 魔法科担当の教師が確認するように、言いふらす。


「ありません……。総理が失踪して、行政はどこも麻痺状態です」

「仕方のないことですね。総理の失踪と、官房長官クラスの役人がもろとも、昨日の空港で"捕食者(イーター)"によって喰われましたから」


 そう言葉を返したのは、この会議場では必然的に最年少となる、アルゲイル魔法学園の三学年生生徒会長、城谷光冬と言う女性であった。白髪のショートヘアーで、文魔両道の秀才の少女であり、魔法生からの人望も厚い。

 この緊急事態の状況下で、大人たちが重苦しい雰囲気を漂わせている中でも、臆せず事実を淡々と述べているあたり、素質と覚悟も十分にあった。


「城谷さんは生徒会長として、魔法生たちのケアをお願いできますか? 申し訳ないのですが……」

「生徒会長ですから、当然でしょう。私は大丈夫です」


 城谷は、深く頭を下げる。


「取り敢えず、基本的な方針は変わらず、魔法生と私たちの安全確保が最優先で」

「しかし、そうなった場合、問題は学園への侵入を試みている一般市民ですね。今や私たちの敵は"捕食者(イーター)"のみならず、今にも暴徒化しそうな外の人たちでもあります」


 教師陣がそう話し合う。

 暴徒、とも呼べるほどになってしまった市民たちは、今もアルゲイル魔法学園に入ろうと、魔法障壁の前で集団を作っている。

 気持ちはわかるが、彼ら彼女らをやみくもに入れてしまえば、こちらも危うくなる。


「いかがいたします、朝霞(あさか)理事長? 政府からなにもない以上、基本的な方針はこれでよろしいでしょうか?」


 その言葉を皮切りに、教師陣の視線が一斉に、上座である部屋の奥の席へ向かう。

 そこに座っていたのは、アルゲイル魔法学園の理事長として返り咲いた、朝霞刃生(あさかばしょう)その人であった。


「人間は誰しも、最後は自分の身が大事、ですからね? 世間は゛捕食者イーター゛と言う共通の敵がいるにも関わらず、今は忙しそうに、亡き剣術士を憎んで怒りをぶつけている最中ですから。団結などあってないようなものです」

「……」


 外部からの避難者を拒む方針を固めた教師陣に、皮肉そうな前置きをしてからではあるが、朝霞は答えた。


「しかし同時に、我々も多くの人民を抱えることが出来ないという実情もあります。守られるべきは魔法生。その方針で問題はないでしょう」


 朝霞の言葉に、一同は重苦しく頷いた。

 国からの指示も今のところはなにもなく、それぞれが出来ることが出来る最低限の自衛に徹する他ない。

 そうして、職員会議が終了し、担任の魔法科教師がそれぞれ受け持つ教室へと向かおうとした矢先。

 外側から会議室のドアが音を立てて勢いよく開かれ、警備担当の職員が息を切らして入ってきた。


「何事です? 会議中ですよ」


 教師の一人が怪訝な顔をするが、警備の職員は大声で叫んだ。


「魔法学園のすぐ外で"捕食者(イーター)"が出た!」


 現在時刻、朝の八時過ぎ。やはり今までに比べてあまりにも早い時間帯の出現であり、またその頻度も、上がっているようであった。


挿絵(By みてみん)

~浪速のサービス満点魂~


「半年ぶりやな、一希!」

たけし

      「それにしては、やや淡白な再会じゃないか?」

         かずき

「ド阿呆。俺もお前ももうすぐ18歳やで?」

たけし

「さすがに人前で泣いたりはしゃいだりはせんわ」

たけし

「お前がいなくなった半年間」

たけし

「いろいろあったで」

たけし

      「体育祭とか、修学旅行とかね」

       かずき

「いや、それもそやけど」

たけし

       「?」

       かずき

「クラスの女子人気がお前から津山にいっとるで!」

たけし

「星の王子さまがお山の大将に負けるで!」

たけし

        「いや、僕はあまり興味がないし……」

        かずき

        「もう津山くんが、星のお山の王子さま大将でいいんじゃないかな?」

        かずき

「盛り過ぎやな! 大衆食堂か!」

たけし

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