幻の剣豪「声劇用」
掲載日:2020/09/25
ナレーション「江戸時代。1人のサムライと案内人の女性がとある高い山を登っていた」
A男性「わいはあの剣豪ともう一度戦いたい!」
B女性「本当にいるんですか? こんな山奥に」
A男性「確かに戦ったんや!見とけよ。わいがあいつを討ち取るところをなぁ」
B女性「気をつけてくださいね。ここは一段と霧が濃くて、空気が薄いですから」
A男性「分かった。おそらくここらへんにいたはず…………うん?」
B女性「どうされました?」
A男性「あいつや、わいが討ち取るべきあいつがいたで」
B女性「私にはそんな人見えませんけど」
A男性「覚悟しろ! でぁー!」
B女性「あっ、おサムライさん! そこは崖…………」
ナレーション「注意するまもなく、サムライは刀を構えながら勢いのままに崖から落ちて行った。この山は空気が薄く、脳が圧迫され、霧が濃いため、幻覚が見えてしまう。サムライが見ていたのは、理想の好敵手、その幻だったのかもしれない」




