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最強魔術師が魔法世界で無双する?!  作者: 金糸雀
二章 シッカ王国からの旅立ち
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special story ~valentain~ 前編

皆さんはチョコ何個くらいもらえましたか?

ちなみに僕は彼女と同中の友達からもらいました…

自慢でしたねすみませんでした


「今日はバレンタインだァァァァァァァァ」


騒がしい。ほんとに騒音に等しい声を出すな中学生が!今日は2月14日水曜日またの名をバレンタインデーという。あ、もうみんな知ってる事か?だよな、日本に住んでいるなら知らない人は居ないはずだ。

この日は日本の女子は世の中の男子のために義理チョコを作るか想い人のために本命のチョコを作るかチロルチョコを渡すかで悩む日であり1年の中で三本指に入る重要な日でもある。男子のみんなはうん。察しの通り、チョコを貰うためにいつもはしない髪をセットしたり、必要以上に女子の方をチラチラ見て気持ち悪がられたりする1年の中でわ五本指に入る挙動不審の日でもある。男は義理のチョコでも心から喜んで尚且つ勘違いしてしまう日でもあるということをチョコを渡すみんなには知ってもらいたい。


さて、本題に入ろう。そもそもバレンタインとはほんとに世の中に必要なものなのだろうか?ということに関して今日は学んでいきたいと俺は思っている。


「ちょっと待って零蒔、世の中の女の子に謝りなさい」


誰だ?いきなり俺のナレーションに口を出してきたのは?


「あら、まだ自分の立場が分かってないようね?零蒔、今日は何の日かわかってる?」


やっべぇーよ!なんかすごい怒ってらっしゃるよ!なんでだっけ?なんで琴音はこんなに怒ってるんだ?俺なんも悪いことしてなくね?てかなんで声に出してないはずなのに俺の心の声と会話できてんの?!まじ怖いんだけど……


「いや、あんたの考えてることなんて私と春からすれば手に取るようにわかるからね?顔に出すぎなのよ。それに怒ってるわよ!なんで私が春の代わりにあんたなんかと買い物しに行かないといけないのよ!」


俺の心読めるとかまじ何それ!俺の検定準一級を差し上げちゃうわ!あんたなんかとと言われましても俺は琴音が1人だと寂しいから連れてこられたようにしか思えないんだけど…てかそんな怖い顔で睨まないで!トラウマになっちゃうから。


「今日はバレンタインデーだろ?そんくらい知ってるよ。リア充共は落ち着いて世を見渡し、えセリア充は挙動不審になる日のことだろ?」


「後半ら辺はマジで何言ってるか分からないけど、今日はバレンタインデーなのよ!だからあんたに渡すチョコの材料を買いに行くためにここに来ているのだから!」


いや、そんなこと言われましても。ドヤ顔で無い胸をh……どうもすみませんでした。だから睨みつけないで!イ〇ンの入口の目の前でそんなこと言われましても俺に渡すものなら本人連れてきちゃダメでしょう。ふつーそこは俺じゃない人を連れていくべきじゃないの?そう言えば春は「私はもう材料買ってあるから♪零蒔、楽しみにしててね♡」と言われて一体何を食わされるのやら。冷蔵庫に得体の知れない注射やなんかの液体が入った瓶があったがあれはあれだよね?俺はあれがあーいうために使われることを信じるよ。琴音に関してはなんか共有パソコンで色々と調べてたみたいだけど材料買ってなかったってことか?それだとしたらなんで当日になって買いに来るんだよ…


「本人を連れてこないと好みの味とかを聞けないでしょ?どういうお菓子を食べたいかとかさ!」


「俺は基本的に二人が作るものなら喜んで食べるけどな。春に関してはまともなやつに限るだけどな」


と王道のセリフを言ってみたが琴音は笑顔になったな。うん、やっぱり琴音は笑顔の方が断然可愛いな。結婚したいわ。

あれ?なんか寒気がするな。ウンキノウセイダナ。


「当たり前よ!喜ばなかったら私はあんたのことを病院送りにしてやってるとこよ!まぁ何にせよ私は零蒔と久しぶりに二人になりたかったから買い物に付き合って欲しかっただけなのよ…わ!」


顔を赤らめながらそう言う琴音は何とも愛おしかった。思わず抱き締めてしまったよ。やばい。結婚したい。


世の中の学生なら必ず思うことだろう。バレンタインデーでチョコを貰えればその時は人生勝ち組だということを。自分が貰いたいがために一時的に女子にアピールを開始するために一週間前から女子に積極的に話しかけたり、女子の助けになるように手伝ってみたりと無駄な努力をする(無駄とは言っていない)。そして当日になって見格好を整え下駄箱の前や教室などに緊張しながら開けてみたりする。だから先程の中学生も自分が貰えることを信じてあんなにも元気に叫んでいたのだ。上から目線に聞こえるようだが、俺は既にチョコが入った袋を抱えている。だからお前らのいう人生勝ち組に入るということだ。

俺の話はいいんだ。俺が思うにチョコを貰ったところでそれが本命でなければ意味が無いと思うんだよね。仮に貰ったとしても嬉しいことは嬉しいがほんとにこれは本命と言っていいのだろうかと呼べる状況であれば素直に嬉しがってもいいが、義理で大喜びするのはなんかおかしいと思うのは俺だけかな?それは人それぞれだし、感情がどうのとかは考えるのはやめておこう。

今淡々と話しているが、今学校にいるんじゃないかと思ってる諸君だと思うが学校は昼から登校になっていて中学生が登校する朝に今こうやってショッピングモールに来ているのだ。琴音の荷物持ちではあるが…

話を戻そう。高校生と中学生ではバレンタインの捉え方は少し変わってくる。中学生はただ女子から貰いたいや彼女を作るきっかけにもなると捉え、気づけば周りがこの日を境にカップルばかりになっていたりする。一方高校生はもちろん女子から貰いたい欲求は存在するが中学の時にはなかった大人知識を持ち合わせてしまうためか漫画のようなことがあるんじゃないかと考えてしまう痛い子は多分少なくは無いだろう。ただ中学生とは違うのはバレンタインに対する認識が薄れてしまうということだ。正確にはバレンタインがあるという認識を表にはなるべく出さないようになる。

こんな話をしたところでなんか意味があるか?と言われると大した意味は無いが、ただ俺のバレンタインに対する認識をもう1度確かめておこうと思ったのだ。


「ねぇ、零蒔。甘いのと苦いのどっちがいい?」


甘いのと苦いのって言われると甘いのって言いたいが俺には基本的に甘い物を複数食べたくはないという胸焼け説が存在しない。しかし、もらったチョコがあまりにも甘そうで高価なものばっかりだから苦いのが欲しいなと思っていた。

あ、さっき話してた袋に入ったチョコは近所に住むお婆さんから主婦、小学生や中学生、大学生やらと日頃日常生活で会う人達から貰ったもので社会人やお婆さんからはなんかデパ地下に売られてそうなチョコだったり小学生や中学生からは手作りチョコに大学生からは顔を赤らめながら包装された箱を渡された。だからこれはバレンタインチョコとして受け取っていいのか考えていたのだ。


「俺は琴音から貰うものならば琴音がしたい方でいいけど強いて言うなら苦いほうがいいかな?」


「まぁそうだろうとおもってたよ。そんだけのチョコやケーキとかあったら流石に零蒔でも胸焼けしちゃうものね」


琴音はカゴに材料を入れていったが何を作るのか気になった零蒔は琴音に聞いてみた


「それはね〜内緒♪って言ってって春に言われたから言わない」


えー何その無駄に気になる言葉。まぁ材料はまだ買うみたいだしそこから予想していけばいいかな?


琴音との買い物が終わり帰宅すると春がエプロン姿でそれも裸エプロンで玄関先まで来た。


「ちゃんと服を来て料理をしなさい。不衛生だぞ」


「えーなんでよー!そこは『大好きだぞハニー』って言ってよ!」


そんな恥ずかしいセリフ言わねーよ!


「はぁ、一時間後に家出るから早く昼飯食べよう?それに荷物おきに行ってくるから」


「今年も多いねー。去年よりも多くなってるんじゃない?それに向かえに住む大学生の人からも手作りチョコ貰ってるよね?それはすぐに捨てよう?あの人絶対零蒔のこと狙ってるから」


春よ目が怖いぞ?仮にそれが本当でも人様が一生懸命作ってくれたものなんだから捨てるとか言っちゃダメだぞ?俺は貰ったものはちゃんと食べるしあの人とは昔からお世話になってる人だから刺しに行っちゃダメだからね?


「でもあの人の名前を知らないし顔可愛いし、モデルやってるし、料理出来るし家事全般出来るし、金持ちだしそれに処女だし」


おいなんか最後聞こえたぞ!それ言っちゃダメだから!名前はうん、教えたら刺されそうだから教えてない。久しぶりにあの人の料理食べてみたいな。今度お邪魔しに行くか。


「零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気零蒔が浮気レイジガウワキ………」


なんか春がブツブツ言っているが怖いから聞かないことにしよう。なんでこううちの彼女はこうも可愛いが病んでいるのだろう?







後編は12時に出します

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