火山の巣窟 paet7
冬休みだから投稿多めにするって言っときながら全くしない辺り適当さがにじみ出てますねw
ほんとにすみません‼
………さぁ目を覚ませ…
…我らが望んだ希望の子よ……
我らが残した結晶が残る限り………
なんだ。なんなんだよ、お前は。一体誰なんだ!さっきから俺の頭に話しかけてきているのは!
我らは時を待った…
その結晶をもつ者が現れることを……
結晶って何のことだ!お前は一体誰なんだ!!!
希望の子よ。いずれ辛いことがある。生きることが嫌にな…る日が…必ず…来……。
待ってくれ!まだ何も分かってない。俺になにか関係することなのか?だったら教えてくれ。
安心し…ろいず…れ分か…る…。
「待ってくれ!!!!お前は誰なんだ!」
俺が目覚めるとそこはフカフカのベットのように柔らかくもなくただゴツゴツしていた地面に目を開けたときに映ったのは明かりが取り付けられた岩がむきだしている壁と天井が見えた。
自分を呼ばれた感じがして声がした方に向くとそこには俺の執事として創られたフェンリルがいた。そもそもフェンはこのラビアに実在する神狼であって俺が創り出したと言ってもフェンに関しては単に封印されていた神狼を無理やり召喚しただけに過ぎない。故にフェンがもし神々の力を直に浴びれば本物の神狼に生まれ変わってしまうのだ。だから何だって話なんだけどな。
「すまないな。ちょっと変な夢?を見たもんでね。それよりもフェン俺が寝てからどれくらい経ったか分かるか?」
今はあの夢のようなものは伏せておいた方がいいな。あんまりひとりで抱え込むのはいけないことはわかってはいるが今回のは流石に確信をつけないからな。
「零蒔様が休憩をとると言われてからは大体6時間は経ったかと…。それよりも物凄い汗ですが変な夢でもご覧になったのでしょうか?」
「もう6時間経ってるのか?だいぶ寝すぎてしまった。汗に関してはちょっと…そう、昔のことを思い出しちゃっててな」
零蒔は頭を掻きながら「やっちゃった」みたいなノリでフェンリルに返したあと、洗浄というスキルを創りベタベタした汗を体の汚れとともに綺麗にした。
「このスキルめっちゃ使いやすい!水を使ってる感覚がないのに風呂から上がった気分だ」
……確かにこのスキルを今まで作ってなかったのは軽い恥ではあるがそれ以上にまずこのダンジョンのことを考えないとな。
零蒔の見据える先にあるのはボス部屋の中心に高さがだいぶある天井に突き刺さるほどの長い螺旋階段ができていた。
まずこの部屋には入口はあるが出口はない。次の階層に行くため階段が存在しない代わりに外に繋がっているであろう螺旋階段しかこの部屋にはなかった。軽く寝たはずなのに考えてると眠たくなってくる。迷わずあれに突っ込むべきか、ここで一旦王都まで帰るか。だけど依頼内容すらクリア出来てないのに今更戻れるわけがない。するとあの階段を登るしかなくなってしまうか。
「仕方ない…か。フェン、あの階段を俺は登ろうと思うんだけどお前はどう思う?出口っぽいのがあの階段しかないということについて」
フェンリルは少し考えてから自分にも出口が階段しかないことが分からないといい、他に出口がないなら登るしかないと零蒔に伝えた。零蒔とフェンリルは階段の目の前まで来ると上から指す光に照らされた。
「ま、あれがどこに繋がってようと上に繋がる場所ならば行くしかないか。フェン一応あの上がどうなってるかわからんから注意していくぞ」
特にこの階段に仕掛けがあるような感じはしないな。しかし、何段くらいあるんだろう?見た感じ上に繋がっているとはいえ、さらに続いてるように思えるからな。
さっきの俺たちがいた場所がだいぶ遠くなって見え、零蒔がキングによって上に突き上げられたところよりもさらに上部のところに来てやっともう少しで天井に着くあたりまできたがだいぶ疲れた。馬鹿みたいに疲れたからちょっと休憩をしている。
「零蒔様、流石に私も疲れました。もう少しだけ休ませてもらっていいですか?」
あのフェンでさえここまで疲れさせるとはこの階段やりおる。いちいち休むのに許可なんて要らないって言ったのにまた許可を取りに来たよ。それが従者としての役目だなんだと言ってくきたが俺はそんなの気にしないのに……。
「フェン、俺もやばいほど疲れてたからちょうど休もうと思ってたんだよ。30分ほど休憩にするか。お腹も減ったしな。」
そういやこのダンジョンに潜ってから1回も飯を食べてなかったっけ?そもそも今何時かも分からないな。少なくとも1日は過ぎているはずだ。となると、レナは今頃何やってるんだろうな?勝手に置いてきたとはいえ、なかなか酷なことをしてしまったと今更ながらに後悔はしているが、判断は間違ってはいないはずだ。ちょっと日本語がおかしいが俺は知らん。
今日の昼飯なのか?…ここは昼飯ということにしておこう。今日の昼飯はこの火山につくあいだに作っていたサンドイッチだ。といっても地球のコンビニで売られているようなサンドイッチをイメージして具材を創造しただけだからこのラビアの具材を用いてないんだよな。
「零蒔様そのパンのようなものは?」
そう言えばフェンはこの世界の住人だからこれがなんなのか知らないのか。でもあの城でもサンドイッチが出てたけどあれとは使ってるものが違うのか?
「これはサンドイッチという食べ物で、平たいパンに野菜や肉や果物とかを挟んだ料理なんだよ。簡単に作れるから朝食にはもってこいだよな。フェンの分も作ってあるからたくさん食べてくれ!」
「サンドイッチとは1度聞いたことがあったのですが、このような美味しそうなものなのですか。1度は食べてみたかったんです」
フェンにはいつかちゃんと話さないと行けないな。俺がこの世界の住人ではなく、違うところからきた異世界人だということを。フェンを生み出した時に少しは俺の記憶は混ぜてあるけど正確な記憶を混入させた訳では無いからフェン自身が確証を得ることはできないだろう。俺が真実を話したらどう思うのだろうか?俺を軽蔑するだろうか?それとも俺に失望するだろうか?また俺一人になってしまうかもしれないけど、いつかは話さないといけないよな。




