表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強魔術師が魔法世界で無双する?!  作者: 金糸雀
二章 シッカ王国からの旅立ち
40/73

魂狩りのドメイン

遅くなりました!すみません!

紙には名前をはじめとして説明に書いてあった通りのものが書いてあり、他にはいくつか変な質問もあったがまぁ、まともなものだなと思ったのが第一印象だな。


名前:レイジ・ヤカギ

年齢:17

性別:男

適正武器:一刀

適正属性:火、風、雷


と書く部分は全て書いといた。属性に関しては創造魔法に決まりはないし、どの属性も生み出すことができるから無難に3個にしといた。でも3個書いたらレナと受付嬢はめっちゃ驚いていた。


次にステータス表示を行った


最後にこのカードは生きていると言われている。その理由としてはこの所有者の魔力が流れるとその人物の成長を正確に教えてくれる便利な道具なのだ。プレートにはめ込むカードの右下ら辺に丸い枠がありそこに自分の魔力を流すことによってこれは命が吹き込まれる。何を言っているのやら......ってうわっ?!


零蒔はこの枠に自分の魔力を注ぐとカードは輝き出し、そしていくつかの数字とアルファベットが浮かんで来た。その数字とアルファベットはある位置に固定されるとその場所に数字とアルファベットが刻み込まれて輝きを失った。


「次は、この水晶玉にレイジさんの魔力を流し込んでください」


ステータスの仕様に驚いていると奥から受付嬢が水晶を手に抱えもって来ていた。

なんの迷いもなく零蒔はすぐに水晶に魔力を流し込んだ。


結果はもちろんCランクからという風にはならなかった。まぁ、そうだろうな。だって魔力を操作して流す量を考えたとしてもこれは流す量が多かろうが少なかろうが関係なく、その人自身の魔力の質を数字を使ってわかりやすくする道具だからね。少しでも魔力をブレさせるようにすることができれば簡単に質を変化させられる。といっても、本気で魔力を流す時の『質』以上には変化させることはできない。質を下げるには容易いことだが、質を上げるには鍛錬した者こそが得られる者だからね。だから予めその質を変化させとけば苦労はしなかった。

案の定俺はそれをしなかったから数値が異常なほど高くなった。


「えーと、レイジさんは規定上Cランクからとなりますね。では、最後の試験ではこの数値だと...よく分かりませんが、Aランクの試験監督さんと決闘?をしてもらいます」


受付嬢は何か後ろの方で合図を行って裏の方まで歩いていくと再び戻ってきた。


「これでこちらで確認する作業は終わりましたので奥の方まで付いて来てください。それと、これから…レイジくんの担当を受けさせてもらうミルウェネク・アル・セニルと申します。簡単にミルと呼んでください」


零蒔が登録するために話しかけた受付嬢はミルウェネク~と名乗りミルと呼んでくれと要求したが、零蒔は別になんも問題はないだろうと踏み渋々頷いといた。ミルという少女は受付の横のカウンターの一部を取り外し零蒔を中に招き入れた。ミルは他の受付嬢にいなくなる旨を伝えて奥の扉に一緒に入っていった。


奥に入ると下へと続く階段があり、その下へと降りると冒険者達が鍛錬できる闘技場のような所があった。そしてその中心ら辺には、一人の屈強そうな筋肉がごつい男が一人立っていた。

その男は俺とミルが来たとこを見て口を開いた。


「おいミル!俺は新人でCランクになる奴が来るから期待してたのによぉ、なんだ、そいつは?!どう見ても俺に太刀打ちできるような男じゃあねぇだろ?とっととそんなガキ連れて帰らせろ!」



あぁん?!テメー舐めてんのか?!ちょっとイラついて来て、正常な判断が出せないではないか!ふざけんな、あの脳筋野郎め。


「ぜってぇ!後悔させてやる!」


「では今回はギルド登録するための力試しのような決闘を行います!レイジさんは数値が非常に高いためAランクのドメインさんが試験監督としてやってもらいます。両者共に意見は無いですね?」


へぇーあの脳筋ってAランクだったんだな。案外高いなぁ〜…って何でAランク?フツーは同ランクの先輩方とやんじゃないの?


「えーとあの、何でAランクとやるんです?」


「それはレイジさんが規格外だからです!」


うわーなんか規格外だとか明らかに酷いよね?やっぱり隠しとけばよかったかな?


「ふっ、規格外だかなんなのか知らねぇが、テメーはこのオレサマにぶっ殺されるのは変わんねぇんだよ!」


ドメインさんはなんか張り切りだし、THE・脳筋を表しているよね。確実に


まぁいいや。なんか馬鹿にされてる感じがするし、こういうのって異世界もののテンプレだと思うからね!絡みということが無かったけどもこれは別の意味で絡み出しね!


「えーと?ドメインさんでしたっけ?あまり俺のことをバカにしないでください!絶対後悔させてやりますから!」


「ほう?そんなにも自信があるのならばこの俺様、魂狩りのドメイン様が新米冒険者を切り伏せて見せて見るがいい!」


あ〜なんかこういう世界って何でもかんでも力で解決しようとする脳筋しかいないのかな?なんかテンプレっていうかなんていうかもういいです、はい。とにかくここはあの王城ではないから鏡月やら能力やら存分に扱える!あ、そう言えば確かめなければならない事あったんだった。


「なぁミル、ランク制って言ってたけどさぁ、SSランクになるとどういう特権があったっけ?」


「え?SSランクになられる予定何ですか?」


「予定ってかなんか一番上を目指したい気持ちがあるんだよね。男としてのプライドみたいな感じで。とにかくSSランク以上の特権を教えてくれ」


SSSランクにいきなりなってしまうと後で王の呼び出しやらめんどいことが重なりそうだからな。まぁ、なれるかどうかは分からないけど


零蒔は自嘲気味に笑いながらミルに問いかけた


「まずSSランクですが…といきたいところですがこの後で教えても構いませんか?なんかドメインさんがすごい怖いんで!」


おいおいドメインさん邪魔すんなよ!まぁ、これは後で聞けるからいいか。


「おい小僧!オメーごときがSSランクとかほざいてんじゃねぇーぞ!新人ごときが先輩様を舐めるのが、大変上手い様だなぁ!」


ドメインは青筋を立てた顔で零蒔を睨みつけながら激昂していた。


「別に舐めてませんよ。ただいくら新人だからといってそちらこそ舐めてもらっちゃ困りますよ」

「それに直ぐに分かりますよ!俺は単なる新人ではないということを……武具召喚『夢幻(ヴェント)(・オブ)貯蔵庫(・ゲート)』【鏡月】ジェネレイト!」


零蒔は武具を貯めている貯蔵庫つまりあのアニメに出てくる某愉悦の王様の宝物庫すら超えるであろう内蔵量を有し、その貯蔵庫を『夢幻(ヴェント)(・オブ)貯蔵庫(・ゲート)』と名付けた。ゲートには武器だけでなくあらゆるものを貯蔵できる。中にはしっかりとした空気が存在していて生物が住める環境にも適している(中にあるものは腐ること無く錆びることもない)。また、時間の流れを変えられることが出来るので食べ物も貯蔵できる(時間を固定しておきたいものは固定でき、全てのものを固定することはしなくても済む)。これを与えた私だから言おう…チート過ぎて笑う…。


「ふん!それが貴様の武器か?剣にしては細すぎるし、突剣レイピアにしては刀身が真っ直ぐではないな。すると、それは東洋の地方で打たれている刀という武器かな?」


嘘だろ?まさかこの武器を刀と言える人間に出会えるとは。あの長寿で有名のエルフのまたその長である長老ですらこれが分からなかったのにか?スゲーなあいつ少しだけ見直したわ。少しだけな!


「まさか、この武器がわかる人間がいるとはな、流石に驚いたよ!」


「俺はこう見えて案外冒険者兼旅人兼父親をやっているんだ!まぁ、旅ってのは趣味程度なんだが、その趣味で1度東洋の地方の国の『一蘭』 と呼ばれる場所で見たことがあってな。そう言えば、お前の名前、東洋の名前に似ているな。まさか東洋出身なのか?それだとしたらその刀を使う理由が合点するんだがな」


ドメインさんは昔の思い出話を語るように遠い目をしながら話していた。ちなみに東洋の国とはこの大陸【シリム】の大陸内つまり、大陸に乗っかってるわけではない。メタ発言みたいに言えば、「日本はユーラシア大陸か否か?」と聞かれた時、読者の皆さんはどう答えるだろうか?もちろん「yes」と答えるだろう。この倭国『天京あまのみやこ』と呼ばれる国はもちろん島国でその周りの海を凶悪な魔物達に囲まれた『溟海リヴァイル』とは違い沖縄の海のような感じのまったりとしたオールブルーが一面に広がっている。


話を戻そう。こういう世界の知識はおいおい話していくとして(これもメタ発言だな)、とりあえずこのオッサンをどうにかしないといけないな。おっさんはさっきから背中に携えている二本の斧を両手に持っている…片手で1本持ってんの?!なんて腕力だよ!まぁ、とにかくあれ受けたら死ぬね!


「とにかくドメインさん早く始めましょう!俺は準備出来たので!」


零蒔は準備が出来たサインを出しながら1人で思い出に浸っているドメインを無理やり現実に引き戻した。


「あ?あ、ああ。すまねぇ。俺も準備は出来ている。俺に存分と力を示してみろ!」


「では、ルールの確認をさせてもらいます!両者1体1の勝負。魔法、武術あらゆる攻撃を使用しても構いません。しかし、相手を殺すといったような行為は辞めてもらいます!両者のどちらかが戦闘不能、つまりマインド・ゼロもしくは失神した場合、及び負けを認めた場合直ぐに試合を止めさせてもらいます!最後にこれらを守り、正々堂々と戦うことをここに誓いますか?」


正々堂々とだと?そんなの男と男の勝負だ!そんなの答えはひとつ……


「「当たり前だ!」」


「では、両者このコインが落ちて地面についた瞬間戦いを始めてください!始め!!!」


キィーーーーイン!!


コインが高く高く飛ばされた。これが落ちた瞬間地獄のゲームが始まるだろう。どう立ち回るか、などと考えている暇などない。神経を張り巡らさないと一瞬で殺される。これはタダの殺し合いだ!ためらえば俺が死ぬ!ならばどうする?答えはひとつ、殺される前に殺す!単純だ。


コインが落ちた。コインが打ち上げられて約1秒、その時間でいかに思考をフル回転するかで生死を分けることになる。そんな時間は長く短いもので直ぐにコインが地面へと落ちた。落ちた瞬間、両者は立っていた場所から走り出した。


「はぁぁぁぁぁあ」


キィーーーン!


ドメインの斧と零蒔の鏡月がぶつかった瞬間、そこに火花が散った。

ドメインは上から薙ぎ払うようにして振り下ろし、零蒔はそれに対抗するべく下から両手で支える形で受け止めていた。


なっ!なんて重量だ。さっきより筋肉が鮮明に盛り上がってやがる。ていうかこいつ、剣を振るうような感じで振り下ろしているぞ!何なんだよこいつ。さっきは片方の斧を引き抜いたあと直ぐに片方を置いてくれているが、両斧だった完全に腕が持ってかれているぞ。


「流石だな、といったところかな?これを受け止められることが出来るとは、しかしなぁただそれだけの事だ!」


ドメインは刀からすぐに離れ距離を取った瞬間その姿を消した。目で追うことが出来ない速さで零蒔の後ろへと回り込んでいた。


零蒔はそれに追いつくことが出来なかった。後ろに振り向くことで精一杯であった。振り向き終わった時には斧が振り下ろされていた。死を直感するであろうその攻撃に零蒔は口元をニヤリと曲がらせ、ドメインを嘲笑った。


ドガァァーーン!


爆弾でも投下されたかのような爆音が闘技場に響いた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ