パート5
図書館の閲覧権を得て7日くらい経った夕ご飯の時、帝国騎士第2騎士団団長であるダンシークさんが腹を空かせた野獣のように飯にありついていた愁達に言った
「みんな聞いてくれ!ようやく来週から実戦として迷宮に潜ってもらう」
「ダンさん少し待ってください。よく考えて見たら、それは僕たちが死ぬ可能性もありますよね?」
そりゃそうだろな。
逆に今更って感じだけどな。
「確かに命を刈り取られる危険性があるのは事実だ。だが、勇者であるお前らは異常さを持つんだからそんな心配しなくてもいい。
それにこれからの6日間は、俺では無く遠征から戻られた総団長が愁達の訓練に見てもらう」
そういえばダンさんは2番目だったな。
俺も訓練に参加することにしてるけど図書館にこもることは変わってないから大して変化するわけではないな。
「すまんな勇者様方。今軽く紹介してもらった帝国騎士総団長のシンク・マルケニアだ。よろしく頼む」
そう自己紹介して出て来たのは、屈強そうな体つきの如何にも団長ですよアピールが出ている男だった。兎も角ステータス見て見たい
ステータス
名前:シンク・マルケニア
年齢:23
性別:男
種族:人類
職種:戦士長
レベル:81
HP:5730
MP:3654
防御:1457
運:43
【スキル】
縮地
剣術 Lv10
空壁 Lv8
威圧 Lv7
魔力操作 Lv11
威厳
雷步
限界突破
【剣技】
ニ刃
多刃
背連刃
連刃
魔法属性:火、土、風、雷
特殊属性【光、闇】
【魔法】
火属性魔法
土属性魔法
風属性魔法
雷属性魔法
闇属性魔法
称号
騎士団総団長 賢者 勇者を育てる者 人類の希望
え?!若ッ!ダンさんより若いじゃん!この年齢でダンさんの師匠とかどういう…。
それに強すぎだろさすが団長だね
軽く愁達を超えてんじゃん!賢者って確か国に2人いたからその人達だけで攻略できないのかな?
次の日からシンクさんによる猛特訓が始まった。内容は簡単
朝は6時起き→一周2キロある練習場を5周→朝ご飯→筋トレ・体力トレーニング→昼食→魔力操作→夕食→睡眠
これが男子に課せられた日課で四日の間でみんな余裕でこなせるようになっていった。
女子の方はかなり辛いと聞いております。
こんなトレーニングを課せられたからなのか愁のグループに新たに参加したというより今までモブと言えるほど影が薄かった花園麻奈実、椎名美夜、後藤賢斗、吉良駿太の6人が新たにグループを作り上げた。そのグループが愁の盾となるとか言い出し慢心しだした事件が起こったのだ。
香奈や悠木、将也、紫苑などは常に親を亡くした子が新たな親を見つけたようにそれについていく感じでなぜか俺と行動を共にしている。
なんで俺なのかは知らないけど俺は〜マザーではない!
共に行動しているって言われてもパーティは変わらないから別に構わないんだけどな。
今のグループ構成はこんな感じだ
葉山グループ
葉山愁
片山里奈
後藤賢斗
吉良駿太
花園麻奈実
椎名美夜
零蒔グループ
八鍵零蒔
桐崎小春
四之宮琴音
真田悠木
白川将也
西屋紫苑
南 香奈
余り?
来宮新太
金井遼
となってしまった。といっても大して愁との関係が崩れたわけでもないからメンバー構成が変化したとでも思っておけばいいかなと。
事実この頑張った人たちはかなりステが上がったんだと思う。今回初めて他の人たちのを見るがだいぶ強くなっていた。
余りとか…どうした?
不定期に投稿する感じになってしまいますがどうかよろしくお願いします