和解できました!そしてステがおかしくなりました
「くそ!俺は、第ニ騎士団団長だ。何故おまけなどに剣で負けなければならないのだ!」
「あっちとこっちでの文明の発達力の違いだな!」
零蒔は見えない斬撃を見せた後、いとも簡単に団長を倒した。
すると、緊迫した場面が一気に崩れ見ていた騎士や生徒のみんなが一斉に驚愕と歓喜の声をあげた。
「流石は、零蒔だな!」「よかったぁぁぁあ!」とクラスメイトが口々に喜び、「おい、あいつ本当に勇者じゃないのか⁈」や「あのダンシーク団長が負けただと?ありえない⁈」と驚愕していた。
「さてと団長さんよ、俺のことをおまけと呼んだのを撤回してもらいますよ?少しくらい詫びをしてくれてもいいと思いませんか?」
「たわけ!最初からそれが狙いだろう?
貴様自体『おまけ』と呼ばれてなんも思っておらんくせして。
…まぁいい俺の負けは、負けだ。要求くらい呑んでやるよ」
「流石、ダンさん!じゃあまずは、俺のことを『レイジ』と呼んでくれ。」
「ふっ、当たり前だ、俺を負かしたんだ。もう『おまけ』なんて読んでられねぇよ。だがそれだけなのか?」
「2つ目は、そうだなぁ。国王がいるとこで話したいから謁見できるようにしてくれ」
「お前は巻き込まれでも勇者の友だ。言えば余裕で取り合ってくれるよ」
余裕で…か。恐らく俺が国の重要書類を調べるとは思ってないってとこかな。
「じゃあ最後に、俺の友であるあいつらを見捨てないでくれ」
俺は後ろでこっちを見ている愁たちを見据え未来を変えてくれると信じている。
それがこの世界であってもあっちでもあってもな。
「ん?どういうことだ?俺らは、あいつらのことを見捨てる気なんてないぞ?」
「こちらの話だ、気にすんな」
「兎に角、腹減った。夜飯が食いたいんですけど?」
「傲慢だな。はぁ、仕方ない。全員!今日の訓練は、終わりだ!夜飯の間まで解散!!!」
やっと飯だよ。2日目でこんなテンプレ展開になるとはなびっくりしたわ!ここの飯は美味しいから訓練しても疲れが絶対に吹き飛ぶと思うわ!まぁ1日しか経験してないけどな
自分の部屋に帰宅した零蒔は、風呂に素早く入り体を綺麗にしてすぐさまベットにこもりゴロゴロしていた。
そう言えば、戦っている最中になんかピロロン!とかなったから確かめるか暇だし!
(ステータス!)
八鍵 零蒔
ステータス
名前:八鍵 零蒔
年齢:17
性別:男
種族:人類
職種:無し
レベル: 4
HP:400
MP:8016
防御:2013
運:547
【スキル】
超鑑定(鑑定がLv最大の時)
隠蔽 Lv4
複合 Lv3
念話 Lv2(4人まで会話可能)
剣術 Lv6
武器召喚
【ユニークスキル】
宝具生成
魔法属性:無
【魔法】
創造魔法
スキル精製
万物創造
(武具創造)
(生物創造)
魔法創造
錬金術
称号
巻き込まれた者 異世界人 創造主 神殺しの英雄 神の祝福から外れし者 錬金術師
おぉ!一気に上がった。スキル欄が追加されたし新たな魔法も手に入れられた。
錬金術:ものを作り変える。
雑ッ⁈作り変えるんだったら創造魔法と同じじゃね⁈てかこの称号なんだよ、《神の祝福から外れし者》って!!!
《神の祝福から外れし者》
召喚後、召喚者に与えられるスキルを得ることのできなかった巻き込まれた者に付けられる。
【付属効果】
生存意欲 −5%、
スキル、魔法取得スピード −8%
クソな称号だな、おい!
まじかよ!少しずつチートに近づくって時になんでそうマイナスにさせるの神様さんよ?
それに生存意欲ってなんだよ…。