決闘?Part1
一番最初にやらされたのは剣術だった。ただ剣を振るだけの修練だったからおれは、自らの修練をやっていた。
おれが身につけている剣術は、古来から存在している殺人抜刀術で江戸時代では、暗殺者になりうる者が会得するものとされていた。そして今の平成という戦争という醜い争いから最も離れている時代には、国から認められている抜刀術と言われている。いわば、合法ということだ。
その剣術の名は、蒼呀一刀流抜刀術という。
蒼呀一刀流は、全部で15式あり、その一式1つに多くて3種の型がある。身につけるには、というのは、省く。そして、その抜刀術の継承者に選ばれるには、新しい型を作らなければならないが零蒔はすでに2型作っており、継承者に選ばれた者だ。
みんなは、零蒔が剣術を学んでいることは周知のことだが、ステータスに書かれていないことに疑問を浮かべた。
「レイジは、剣を扱えるのか⁈なら是非手合わせをしたていただきたい」
団長が喰いついてきたよ。せっかく人気のない陰の場所でやってたのに。うわー団長が食いついてきたからみんな見ちゃってんじゃん!確か真田たちは、知ってるけど、愁達や春、琴音は、知らないはずだから嫌なんだよな。これやんないとダメだよね⁈目が興味ありますってなってるよ⁈ほら、他の兵士が
「あいつって確か巻き込まれたやつだよな?そんなのが剣を習ってるわけないだろ⁉︎」
「そうだよ!おまけ様に剣術ってスキルないんだから出来ねぇーよ!」
などと言っている。ショックだよ⁈僕!スキルがないのは、単にここの世界で剣を振ってないからだろう。最初から持っているやつは、チートという恩恵なのだと思う。てかなんだよ、おまけ様ってフザケンナ!!!見とけ!イイよもう!やってやろうじゃねーかぁ!!!
「あんまりやりたくはないですが、なんか興味有り気にこちらを見ているのでやりましょう。あっ一応真剣で構いませんよ」
「ほう?本物の剣でいいのか?ならば、おれも本気を出せるようだな!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「では、この勝負の立会いを務めさせてもらうテルミニア帝国騎士団総団長補佐のブリスト・カイラルも言います。では、双方準備は、いいですか?」
う〜ん、この剣は、両刃だからやりにくい!
あっそうだ。剣を作ればいいんだ。
武具をつくるには、錬成を手に入れないといけないんだが、俺には、創造魔法がある。
創造魔法
武具生成:自身が知っている武器のみ生成可能
武具名、性能、スキル付与上限なし
生物生成:自身が知っている生物のうち、
一部の動物、ヒトの生成以外可能
生成された生物を使役することも可能
魔物生成:生物生成と同様だが
《ヒトならざる 者》=アンデットは不可
その他にもいろんなことができることがわかったけど今話すべきではないだろう。
今やるべきことは《武具生成》で俺の部屋に隠していた日本刀もどきを本物でさらに強化したのを作んないといけないんだったわ。
念話を得た時みたいにイメージを!! 刀のイメージ
《武具生成》!!!
名:⁇⁇
ランク:⁇⁇
属性:⁇⁇
スキル:⁇⁇
ん?これだけか?今なんかRPGのレベルアップしたときみたいな音がしたんだけど。
『スキル:《武具生成》がユニークスキルとして《宝具生成》へと進化し加わりました』
宝具生成とかいうものに進化したと告げたアナウンスどっかで聞いた声だったなぁ
宝具生成:生成した武具を自由に出し入れできる。また、作った武具の性能を1度だけ作り変えれる。
ということは?この⁇⁇に使えばできるのか?
と零蒔はそんなことを悩んでいると、⁇⁇の部分に集中するように視線を置くとキーボードみたいのが脳内に刷り込まられた。
うわ⁈いきなりなんだよ。おどかすなよキーボードくん?まあ、大方これが出たってことは、これで打て、ということなんだろう。
確かあの日本刀の名前って鏡月とかじゃなかったっけ?鏡月にしとこう。愛着あったしなぁあの刀にも。属性とスキルは鏡月ってことだから、それに合うような武器を作りたいんだよなぁ。
名:鏡月
ランク:神級
属性:虚無
【スキル】
魔力吸収 Lv最大
覚醒
【固有】
鏡花水月
おいおいおいおい!!!なんか神級作っちゃったよ⁈いったん落ち着け
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ボヤけがなくなると勝手に終わってた。よし。
よしじゃねーよ!どうすんだよ!
「お〜いお〜いレイジくん?戻ってこい!」
あ、忘れてたわ。完全に。
「すみません。俺は大丈夫です。さっさと初めてサクッと終わらせましょう」
「ほう、俺を簡単に倒せるのか?是非ともその貴様の剣とやらを見せてもらおうか」
「双方準備は、できたな?では、始め!!!」
明後日からテストなので週明けに投稿しようかと思っています。すみません
評価してくださったら嬉しいなと思っています!笑