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第63話 終焉を告げる鐘の音

[ククク、いつの間にかバヤールを連れていたとはな……フッ! フハハハハハ!!]


 そう叫ぶと道化師の人影ジョーカーは振り返り、背後のうっそうと茂る森の中へ飛び込んで走り出す。


 魔族の指導的立場にいる数人の高位魔族。


 その中の一人であるジョーカーは、ある目的の為に先ほどまでアルストリア騎士団の動向を観察していた。


 そして金色のくせっ毛を持ち、輝く鎧と盾を身につけた天使と思しき者が、ある一頭の馬に乗ってアルストリア騎士団の本陣を出立するのを確認した彼は、それまでの落ち着きとは打って変わった必死の形相で、森の中を駆け始めていた。


(額に銀色の星模様を持ち、燃えるような毛並みをしたあの馬は間違いなく神馬バヤール! おのれ卑怯な! このままでは、ゼェ、こちらが罠の準備をする、ゼェ前に奴が先にテスタ村へ、ゲヘッ、着いてしまうではないか!)


 飛行術を使って移動しようにも、術を使用したところをアルバトールに発見される可能性を恐れたジョーカーは、口中で毒づきながら全力でテスタ村へ走ったのだった。




――その頃王都テイレシアでは――


[あーめんどくせ。なんで俺がこんな紙切れと遊ばなきゃなんねーんだよ。そういやヤム=ナハル爺、ジョーカーにバヤール馬のことは言ったのか?]


[あ? 言うわけないじゃろ。そんなことがバレたら奴がどんな説教をしてくるか分かったモンじゃないわい]


[……ほう、面白い話をしているな貴様等。じっくり聞かせてもらおうか]


 ……


 ゴォォ……ゴッ……ドッ……


 謁見の間で多少の言い合いがあった後、多大な被害が王城に出ていた。



「団長、城に新しい穴が開いたぞ。今回のは随分と見晴らしが良さそうだ」


「どうせまたあのバカが余計なことを言ってモートを怒らせたんじゃろ」


 そして建物がビリビリと振動する程の轟音を聞いた自警団の執務室では、窓から外の様子を見た八雲が中へと報告をし、苦虫を噛み潰したような顔をしていたフェルナンが、それを聞いて握りしめた両拳をブルブルと震わせる。


「セファール、城の見取り図を持ってきてくれんか。奴等が前回開けた穴をきちんと修理したかどうかを、昼の休憩後一番に視察に行く」


[そう仰られると思いまして、扉の横に専用の棚を設置しておきました。技師の手配はどういたしますか? 団長様]


「建築、魔術の二人を頼む。この前は修理したと言っておきながら、実際にはゴーレムを穴に詰め込んで偽装しておったからな。全く悪知恵だけは働く奴等じゃ。お主の父が増えて一層厄介になりおった」


 フェルナンがこぼした愚痴に対し、執務机を挟んだ向こうに立っているセファールは困ったような微笑みで返し、窓の前に立って外を見ていた八雲が苦笑する。


 ジョーカーが森の中で全力疾走をしていた頃、王都ではそのような平穏な日常が送られていた。




 一方、自分たちを見張る存在がいると知らないアルバトールは、今まで経験したことの無い速さで走るバヤールに驚きながら、目的地であるテスタ村へ移動をしていた。


「それにしても凄いな……これなら確かに今日中にテスタ村へ着きそうだ」


≪我が主、これでもまだ余裕を残した走りです。急ぐのであればまだ足を速めますが≫


 思わずこぼしたアルバトールの独り言に、バヤールが聖霊による念話で返答をする。


≪いや、これ以上の速さだと僕の探索が間に合わないかも知れない。今のままで頼む≫


≪御意。しかし先ほどの小娘はやけに冴えておりましたな。我が主が吸血鬼どもを庇いだてしようとしているとあっさり見抜くとは≫


≪女性は直感が鋭いからね。バヤールなら何となく判るんじゃないかい?≫


 まさか恋心ゆえの強弁から真実に至ったのだろうとは言えず、苦笑いを浮かべながらアルバトールはバヤールに念話で返答し、そして周囲に注意を戻す。


 話している間にも景色はその様を次々と変えており、次第に深い森の中にかろうじて存在する獣道――過去はそれなりに整備されていたであろう街道――へと彼らが入っていくと、そこである気配を前方に感じ取る。


≪……我が主、堕天使です≫


≪うん。しかもこれは、以前に会った相手かも知れないな≫


 その気配を発する相手は離れた所をかなりの速さで移動していたが、バヤールに乗ったアルバトールの移動速度はそれを遥かに上回るものだった。


 よって縮んでいく距離と追いつくまでの時間を考え、アルバトールは決断を下す。


≪戦おう。何の為に奴がここにいるのか判らないが、どうせロクなことを考えていないに決まっている≫


≪我が主が最初から悪と決め付ける存在と言うのも珍しい気がしますね≫


≪それは……そんな気もするな。最初の出会いが悪かったからかな?≫


 アルバトールはジョーカーと出会った時のことを思い出し(ついでにロクなことを考えていない人物で真っ先にエルザを連想したことも思い出し)身を震わせる。


 駆け出しの天使だったあの時と違い、今の彼は大天使の座を許されており、更に退魔装備も帯びている。


 それは以前ジョーカーと戦った時の強さとは、比べ物にすらならないはずのもの。


 その上今回は一対一ではなく、側に神馬バヤールも居る。


(しかし……)


 一度退けたとは言え、あの時ジョーカーは完全に油断していた。


 まさかアルバトールがミスリル剣を持っており、聖天術を十分に制御できるとは思っていなかったのだ。


 最初から全力の堕天使と戦って勝てるかどうか不明ではあったが、ジョーカーが向かっている方角にテスタ村がある以上、戦いが避けられないことは明白。


「おっと、足を止めたか。向こうもこちらに気付いてやる気になったかな」


 前方の気配が動きを止めたことに気付いたアルバトールは、即座に障壁を張って相手の精霊魔術に備える。


 向こうからこちらの姿は見えない為に正確な攻撃は出来ないだろうが、それでも力を大幅に消費する代わりに広範囲を攻撃できる魔術で、周囲の森ごと自分を攻撃してくる可能性はあったからだった。



 相手が精霊界の扉の向こうに呼び出した精霊を読み取り、使う術を見切り、力を安定させる前に相手の精霊に働きかけ、直接に術の無効化、弱体化を図る弱体術。


 対して物理世界に発動した精霊魔術の効果を減衰させる障壁術は、弱体術に比べてその防御効果は薄い。


 しかし物理世界の存在として固定された術の殆どの効果、また複数の術の効果を、障壁術の一種類で弱められる為に、その汎用性は恐ろしく高い。


 従って自分より格下との戦闘、あるいは防御より攻撃を重視したい時、もしくは弱体術で無効化できなかった術へ対抗する為、その利便性から使用する者は多かった。

 


≪バヤール、向こうに精霊はどの程度集まっているか判るかい?≫


 アルバトールはジョーカーに近づきつつ、森の守護者とも言えるバヤールに木々に宿る精霊を通じ、ジョーカーに集まっている精霊の動きを探ってもらう。


≪見たところまだ殆ど集まっていないそうです。しかし少しの精霊しか常駐しない程度の力しか持たぬ堕天使が、主が危険視するほどの相手なのですか?≫


≪判らない。だけどあのエルザ司祭が何度も戦って倒せない相手と言っていた≫


≪なるほど、私はそのエルザとか言うおなごは知りませんが、そこまで主が言うとは余程信頼されているのでございますね≫


≪いや全然。ええと暴力面は信頼してるけど、人間性はまるで信用出来ないと言うか何と言うか≫


≪……左様ですか≫


 戸惑うバヤールを脇目に、アルバトールは精霊を扉の向こうへ呼び集め、力の調整を行い、安定させ、いつでも発動を出来るようにする。


(見えた!)


 そして視界に人影を認めるやいなや、彼は渾身の力で光の矢の術を発動させた。


「久しぶりだジョーカー! 甘く見ていた相手に痛手を喰らい、退散したあの時の感想! 今ここで聞かせてもらおうか!」


 ジョーカーに向かって突き刺さっていく数十にも及ぶ光。


 しかしそのすべてがジョーカーの作り出した歪みに弾き飛ばされ、受け流され、あるいはその手前で消え去っていくのを見て、アルバトールは悔しそうに歯を食いしばり、目の前の堕天使を睨み付ける。


[ふふ~ん? 少し~見~ない間に~君は、随分~と、野蛮に~なった~のであ~るな]


 以前ジョーカーと戦った時にアルバトールが放ったものとは、比較にならない威力と精度を持つ光の矢。


 それを軽く対処し、平然とその場に立つジョーカーがそこに居た。


「野蛮になったとは心外だね。邪悪な堕天使に対する適切な対処の手順を覚えたと言って貰いたいものだ」


[適切~な対~処と言~う割には我輩~は無傷であ~るのだが……アッー!?]


 余裕を見せながら喋るジョーカーに向かって、今度は数十どころではない、数百に及ぶ光の矢がジョーカーの周囲に発生し、一気に叩きつけられる。


 しかしそれでもジョーカーは、かすり傷すら負った様子は見られなかった。


「これは高位魔術、もしくは物質強化の術で武器を強化して、直接殴らないと障壁を突破できないのかもしれないな。バヤール、ちょっと結界に集中してくれないか?」


 頷くバヤールを見た後、アルバトールは自らに筋力強化魔術をかけ、更に自らの剣に力を込める。


 すると剣が光を帯び始め、厚み、長さ、幅広さにおいて三倍ほどの巨大な物へと変化を遂げ。


「この一撃も防いで見せるかジョーカー!」


 そしてその成長した白く輝く剣を構え、アルバトールはジョーカーとの間合いを一気に詰めた。


 気合の声と共にアルバトールが剣を一気に振り下ろすと、地面は悲鳴を上げて巨大な穴と土煙を発し、周辺の空気は帯電して薄暗い森の中を青白い光で照らし出す。


 しかし肝心の標的であるジョーカーは、既に横へ飛びのいてその攻撃を避けており、すぐさま暴風を起こしてアルバトールの動きを止めると更に間合いをとって、背後に大量の水の矢を作り出して撃ちだし、反撃を試みる。


 だがそれはアルバトールの剣から放たれた剣閃によって全て撃ち落され、ジョーカーは反撃どころか逆にその剣閃を受けてたたらを踏んでしまっていた。


[これ~は、お見事。以前に会った時と~は~別~人である~な]


「今日は二人がかりだしね。それじゃあバヤール、この堕天使に注目していてくれ。逃げるのか、回復なのか、それとも別の原因があって倒せないのかをここで見極めたい」


 減らず口を叩くジョーカーをアルバトールは油断なく見つめ、バヤールに結界を任せると、視野と聴力を強化魔法で高めてジョーカーの一挙手一投足に注意を払う。


[んん~ん? いいのか~ね? 吸血~鬼たちを倒さず~に、戦場を~離れると~は、油~断大敵~である~な]


 対してジョーカーはかくりと首を傾け、得意そうに自分が囮である可能性を口にするが、その助言に対するアルバトールの反応は素っ気ないものだった。


「アルストリア騎士団には陣を出ず、防御に徹するように指令が出ている。だから心配はいらないさ」


[領民~を、見捨てるのであ~るか。そ~う言えばこの~辺にも、少数の領~民が住んで~いたよう~な]


「……何か知っているのか? ジョーカー」


[何か~を知りた~ければ、代償を~支払う~のが世~の理なのであ~る]


 助言を無視されたと言うのに、気分を害した様子もなく話し続けるジョーカー。


「我が主、少しお話が」


 その余裕に対して警戒心を感じたのか、いつも強気な態度を崩さないバヤールが彼女にしては珍しく緊張感を持った口調で話し出していた。


「人間のものかどうかは判りませんが、確かに我らが来た北西の方角から血の匂いが漂ってきます」


「でも、こいつ嘘つきだからなぁ……前回の件が無ければあせって戻ったんだけど……どうしよう」


 悩みだすアルバトールを見て、ジョーカーは誇ったように胸を逸らす。


[ふふふ~ふ、知りたけれ~ば]


「クラウ・ソラス」


[戻ることなの~で? アアアァァァァァッ!?]


 その隙にアルバトールが放った聖天術をジョーカーは避けようとしたが、周囲に茂る草木に動きを阻まれた彼はまともに貫かれ、一瞬でその姿を消した。


「これで良し、と。さて、戻ろうかバヤール。すまないが全速で頼むよ」


「承知しました我が主。しかし私が見た所では奴は滅されたように見えましたが……」


「多分生きてると思う。今回は抵抗する様子すら見せなかったから」


 そう言い残し、彼らは来た方向へ急いで戻っていった。




 しばらく後、戦いが終わったことを感じ取った鳥たちがさえずりを再開する。


[おの……れ……フゥ、師事した者、の、ハァ、影響を、受け、すぎであろう、あの天使めオェッ]


 途端にそれが目覚ましとなったように、誰も居なくなったかに見えた森の中に急に一つの人影が姿を現わしていた。


[まったく、野蛮で困る……フゥ、フゥ……よし]


 息を整えた人影は数回ほど屈伸運動をすると、再び全速力でテスタ村へ走っていったのだった。




[さて、今回のシナリオの確認をせねばな……しかしここも荒れたものだ]


 テスタ村に着くなりジョーカーはアーカイブ術を発動させ、光る半透明のプレートに書かれた文字に目を通す。


 出てくる人物の配役。


 それぞれの登場人物の因果関係。


 そして進行に際して予想される危険な要素と、今回の公演の狙い。


 念入りに練り上げたそれらの設定が浮かび上がるプレートをじっくりと見て頭の中に叩き込んだジョーカーは、村の中央にある礼拝堂へと向かった。


「……では、本当に今回で約束を守ってもらえるのですね?」


[本当だ。前回の件ではすまなかったな。私が予想した結果とは予想外のものに終わった為に、こちらも継続してお前たちの助けを借りなければならなくなったのだ]


 その中には一人の儚げな少女が十列ほどもある長椅子の一つに座っており、窓、あるいは天井や壁の割れ目から入ってくる光を見て溜息をついていた。


「判りました……私たちも貴方を信じるしかないのです……よろしくお願いします」


 不安そうに答える少女を元気づけると、ジョーカーは二百メートルほど離れた一軒のあばら家へと姿を消した。



 今度は三人の男性が中におり、しかも彼らは鎧と剣を身に着けた、いわゆる騎士の姿をしていた。


「……我らに天使と戦えと言うのか?」


 その中のリーダー格と思われるやや年長の男性が、先ほどまで行われていたジョーカーの説明を聞き、不服そうに詰め寄る。


[ここにオーブが四つある。お前たちは一人に付き一つずつこのオーブを持ち、最後の一つはこの私が持つ」


「こちらの質問に……!」


「これらがすべて割れた時、ノエルをこの世界に縫いとめているかなめは失われて奴は滅する。ノエルを、テスタ村の者たちを、ついでにお前たち自身を失いたくなければ、死に物狂いで天使と戦うのだな]


 だがジョーカーが冷たく言い放つや否や年長の男性はその足を止め、しかし発する怒りは先ほどまでの倍ではきかないほどのものとなる。


「ふざけるな! 我々をここまで引っ張り出しておいて、約束を守ることも無く今度は天使と戦えだと!? しかもよりによってノエル殿の命を賭けて! 貴様何が目的だ!」


[ノエルの願いを叶えてやることだよ。かつて騎士と呼ばれ、弱き者達の命を守ることにすべてを捧げていた偽善者どもよ」


 その怒りに対してジョーカーは顔を突き出し、着けている仮面のせいで見えないが、まるで舌を出して小馬鹿にしているような態度をとった。


「先に言っておくが、このオーブの秘密を話すなど天使に助けを求めようとした時点で私は義務を放棄……つまり即座にオーブの要を解放するから心しておくことだ」


「くっ……」


「お前たちの役割は、不死を得る為に自らすすんで吸血鬼になった卑しき者」


 ジョーカーの言葉を聞き、三人の中で一番年が若い、少年と言える年齢の者が一歩を踏み出そうとするが、その隣にいた青年が左手でその動きを抑える。


「そしてエカルラート=コミュヌを利用して利益を得ようとしていたが、とある言伝――ノエルや村人たちの身の安全を保障する――をテスタ村に届けに来た天使と会い、お前たちは邪魔な天使を排除する為に戦いを挑む。それ以外の役を務めることは許さぬ]


 ジョーカーが楽しそうに説明を終え、怒りに耐える三人の騎士を一瞥してからあばら家の外へと出た時。



(ふん、これで準備は整った……何!? もう戻ってきたか! イカン、このままでは入り口を突破されて真っ直ぐ教会に突っ込まれるかもしれん! ぐぅ、ここで力を使いたくは無かったが仕方が無い! 転移で入り口に!)


 ジョーカーは転移で急いで村の入り口に飛ぶと腕組みをし、軽く浮いた状態でアルバトールたちを出迎える。


 彼らはかなりの速度でテスタ村の入り口に向かってきており、特にバヤールは怒りで目を充血させ、神馬の姿でもその怒りが相当な物であると遠目にも判る物だった。


[思ったより遅かったな。お前たちがのんびりとしている間に……ゴボオオオ!?]


 そしてジョーカーはまず説明をしようと喋り始めたのだが、怒りに身を任せたバヤールはその口上に耳を貸すどころか、足も止めずに彼をそのまま前蹴りで吹き飛ばす。


 そしてそのまま遠くに吹き飛ばされたジョーカーに跨ると、彼女は即座に人間の姿になり、アルバトールをおぶった体勢でジョーカーの左脇を右足で踏みつけ。


「フシュゥゥゥ……我が主と私をたばかった罪は重いぞ堕天使よ……」


 口の端を吊り上げて、犬歯を剥き出しにし。


 拳を重ねてゴキゴキと骨を鳴らし始め、その地獄の底から響き渡るような鈍い音が辺りを満たしたと思った瞬間。



――ギイイィィヤアアアァァァ――



 ……地獄の亡者もかくやと思われる悲鳴と、世界の終焉を告げる鐘の如き轟音が山奥に木霊する。



 テスタ村――運命から零れ落ちた村――


 今、そこで再び運命の正否を問う戦いが幕を開けようとしていた。

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