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第8話 開眼の時

 その持てる肌、髪の色のせいか。


 現れた女性は、闇からいきなり浮かび上がったように彼らには見えた。


 すらりと伸びた手に剣を握っている姿は、戦いの女神を連想させ。


 先端が若干尖っている耳は通常の人間より大きく、その身も長身。


 身にまとう黒い皮鎧と合わさり、艶やかな黒真珠が人の形をとったかに思わせた。



「報告、質問ともに不要。鎮圧にかかるぞ」



 背後に燃え盛る家、頭上には夜空に浮かぶ影、視線の先では地面に伏せ反撃の機会を伺う者がおり、それらを順に見つめ、言い放つエレーヌの顔は不機嫌そのもの。


 それどころか、彼らには殺気すら感じられるものだった。


 しかしそんな彼女にも、エルザはいつもと変わらない様子で話しかける。


「まぁ、いつものことですし省略してもよろしいですわね」


「エルザ司祭か。御助力いただけるのかな?」


「それは成り行き次第と言う事で。聖職者は基本的に争いごとは好まないもので」


 その言葉を聞いてエレーヌは鼻を鳴らす。


「争いを好まずとも、そこら中に争いごとの種を蒔くことはこよなく愛されているようだが」


「あらあら、結果的にそう見えるだけですわ」


「そう言う事にしておこう」



「……かがり火が照らし出す広大な演習場にいるはずなのに、なぜ地下の薄暗い拷問室の中にいるように感じなければならんのだ」


 満天の星が美しく光り輝く夜空の下、ブツブツと文句を言うアランの横で、アルバトールは女性二人に気取られないように、闇に紛れてこっそりと同意する。


「ところで先ほどの件だが、なぜ夜明けや希望を意味する暁がエレーヌ小隊長の二つ名なのだ? 暗黒や絶望であれば二つ返事で納得するのだが」


「アレですよ」


「アレ?」


 いぶかし気な表情になったアランの視線の先では、アルバトールが溜息をついていた。


「一ヶ月に一度ほど、エレーヌ小隊長の機嫌がすこぶる悪くなる時期があるのですが、それが不思議と月の満ち欠けの周期と一致しておりまして」


「ふむ」


「機嫌が悪い時は隊員の一挙一動に敏感に反応したり、街中で騒ぎを起こした者に対して必要以上に鎮圧の処置を取ったりするようになります」


「いつもと変わらんぞ」


 不思議そうに言うアランに同意しそうになりつつ、アルバトールは説明を続けた。


「機嫌が悪くなる周期と、鎮圧をする時の凄惨な様子から、血煙に染まる赤い月と呼ばれるようになり、それが余りにも長いことと、また本人の耳に入っても問題ないように赤い月、赤月、暁の騎士、と変化させたとか」


「聞いてみれば安直な理由だな。今日の直帰の理由もそれか?」


「二つ名などそんなものですよ。市井しせいの者達が話題にするために面白がってつけるのですから。ちなみにベルナール団長の白銀しろがねの騎士の由来は御存知ですか?」


「当然知らんぞ」


 胸を張って言うアランを見て、アルバトールは苦笑する。


「ベルナール団長の髪が白髪しらがだからですよ。白髪ね、から、しろがね、に転じ、白銀の騎士にしたと。母上が暁の騎士の由来と合わせて言っていました」


「白銀の騎士に"した"? ひょっとして、団員の二つ名はすべてジュリエンヌ様が名づけているのか? だとしたら悪ふざけもいいところ……」


「それでは時間が遅くならない内にエレーヌ小隊長に指示を仰ぎましょうか」


 会話を強制的に打ち切り、アルバトールはエレーヌのところへ向かう。


 その途中で彼は足が躓いたように見せかけると、靴紐を直すと言ってアランだけを先に向かわせた。


 彼の予想通り、団員たちを置いて一人で来たアランは叱責を受け始めるが、自分の体をしきりに指差して説明する動きを見せると、意外にあっさりと解放される。


「では私は仲裁に入る。アランはすぐ詰所に戻るように」


「承知」


「それでは私が送っていきますわ。先ほど死にひんしたばかりですし、歩いて戻るだけでも一苦労でしょう。教会に所属する仲間のよしみですわ」


「……お願いしよう」


 手を差し伸べるエルザを見て、しぶしぶと申し出を受けたアランは、宙に浮かぶと同時に短く悲鳴を上げ、そしてエルザはアルバトールへ爽やかな笑顔を向ける。


「それでは後はお願いしますわねアルバトール卿」


「承知しました……え?」


 そう頼みごとをすると同時にエルザは飛び去り、急発進に叫び声を上げるアランと共に夜空に消えた。


「それでは私のサポートを頼むぞアルバトール」


「ハッ」


(……あれ?)


 指示を出したエレーヌの行動は早かった。


 後ろを振り返ろうともせず、エンツォとエステルの方へ向かって行く。



 だが指示を受けたアルバトールと言えば、頭の中で疑問符の行進が始まっていた。


 そして何か思いつくことがあったのか、何かを悟った表情で何度も頷き。



「つまり、二人に状況を押し付けられたって事かな。ハハッ」


 明るい笑顔に反比例するように一気に重くなった足を引きずり、彼はエレーヌに続いてエンツォたちの所へ歩いていった。



「エステル! 何をそんなに怒っとるんじゃ!」


「さっき御自分で言った事もお忘れですか! エルザ様に何がバレたか分からないとおっしゃった事も!」


「それは言葉のアヤと言う奴じゃ! 実際は何もしておらぬ!」


「それは……本当~ですか~?」


 いきなり間延びした口調になり、とりあえず攻撃の手を休めるエステルを畳みかけるように、エンツォは説得を続行した。


「うむ! この目を見てみよ。これが何かやましい事をした男の目に見えるか?」


「随分と必死に~こちらを凝視していますが~……何を~したのですか~? ……何やら首筋にも私以外の愛情表現の痕跡が見えるようですが」


「うむ! 実は任務中に行き倒れた女性を助けての! 背中におぶって村へ運ぶ途中に、寝ぼけた相手に吸い付かれたのじゃ!」


「アルバトール様。本当でしょうか?」


「へ?」



 いきなり話題を振られたアルバトールは慌て、正直に話すかどうかを迷う。


 だが答えは決まっていた。


 日頃から世話になっている恩人を、無下に扱うわけにはいかないのだ。



「いえ、魔物と遭遇はしましたが、女性を助けた覚えはありません」


「若様!?」


「申し訳ありませんエンツォ殿。日頃から詰所に差し入れをしてもらってるエステル夫人にウソはつけませんよ」


「ふむ、確かに人心をつかむにはまず胃袋からとも申しますしな」


 窮地に追い込まれつつあると言うのに、エンツォの態度は落ち着いたものだった。


 だがさすがに話題の内容だけは変えたいのか、そのまま流れるようにアルバトールに任務時の状況分析を持ちかける。


「おお、そう言えば魔物に呑み込まれた際につけられた可能性もありますな」


「それならば全身に着くはずでは」


「それもそうですな。ではどのようにしたらいいものやら……おっと」


「そこは素直に謝りましょう。それにしても、よく魔術を避けながら話せますね」


「慣れですな。今度から若様もご一緒されますかな?」


「せっかくだけど遠慮します」


 いつの間にか再開されていたエステルの攻撃を避けながら、息も切らさずアルバトールとの会話を続けるあたり、やはりエンツォの腕は化け物じみていると言えた。


 更に驚くべき事に、エンツォはその間に新しい説得の言を構築していたらしく、剣を一閃し、天に向かって咆哮をあげる。


「エステル! 実は浮気ではない! お前との仲を更に深める為に、任務先でも別の女性と触れ合う事で、女性に慣れる為の修行をしていたのだ!」


(エンツォ殿……その言い訳はいくらなんでも厳しすぎです……)


 ピリピリとした雰囲気を発するエレーヌの横で、アルバトールは頭をかかえる。


 だがエステルはエンツォの言を信用したらしく、もじもじしながら本当ですかあなた、などと口にしていた。


(おや? これは存外早く帰れそうな?)


 そう思った矢先。


「その言い訳は三ヶ月ほど前にも聞いたな、エンツォ」


「あなた!?」「おのれ裏切ったなエレーヌ!」「それじゃエルザ司祭と同類ですよ!」


 エレーヌの指摘を聞いた三人が、ほぼ同時に三様の反応を示し、収まりかけた場は一気に混迷へと転じる。


「裏切った? それが小隊長に向かって言う言葉かエンツォ」


「ワシはそなたの部下である以前に義兄である。家族が過ちを犯したのであれば、正すのが道理!」


「私は今まさにその家族の過ちを正そうとしているのだが」


「騎士団の役目を何と心得るか! 自国、他国に関わらず、騒乱があればそれを静め、民心を安んじるが騎士団の役目! 収まりかけた争いに無駄な種火を放り込むような真似、断じてこのエンツォ許すわけにはいかん!」


「法を遵守させることも役目だがな。そもそも夫婦喧嘩の原因は、毎回毎回そなたであろう。エンツォ、今回の不義に関して申し開きがあれば申してみよ」


「ぬぅ!?」


(ふう、これで戦闘は収まるかな……言い争いも止めてほしいけど)




 危険度ランクAA。


 ほぼエンツォ夫妻の夫婦喧嘩に限定されるこの任務は、出動した騎士が両者の板ばさみになって余計な心労を抱えることが殆どである。


 その理由としては、まず強制的に止めようにもその対象の力量が並外れていること。


 次にどちらかに肩入れして諌めることが非常に困難であること、である。


 よってその殆どをエレーヌが説得にあたっているのだが、二人が結婚して十年以上が立とうと言うのに、一向にエンツォは浮気を止める気配がない。


 と言うことで、どうやら今日は徹底的にエンツォをへこませるつもりのようだった。




「思想の違い、これが人を争いに駆り立てる原因である……と言ったところですわね」


 いきなり横から聞こえてきたその呟きに驚き、アルバトールは体をすくませる。


「これはエルザ司祭。お早いお戻りで」


「何やら私の悪口が聞こえたように思えましたので」


「幻聴が聞こえるほど意志薄弱になる前に、自らの行動を律するすべを覚えた方が」


「あらあら、それでは幻聴が聞こえてしまうような、精神が虚弱でか弱い者になる原因の内容を、今からじっくりとアルバトール卿に教えていただくことにいたしましょう」


「それはまぁ……この喧嘩の仲裁を終えて、館に戻ってからゆっくりと?」


「まぁまぁ、こんな夜更けに女性を家に誘う。その意味を知っててそうおっしゃるのですか?」



 エルザのその言葉を聞いたアルバトールは、浮世のすべてがどうでも良くなり――と言うか面倒くさくなり、何もかも捨てて逃げ出したくなる。


 その隣ではエンツォとエレーヌの問答も続いているため、上空に浮かんでいるエステル一人が場の雰囲気に馴染めず、置いてけぼりの状態であった。



「ど、どうしましょう~……あの人と~エレーヌが~争うのはいつもの~事としても~、アルバトール様と~エルザ様まで険悪に~なってしまいました~……」


 そして程なく上空で一人おろおろと狼狽を始め、やがて何かを決断したのかそっと口を開いて話しかける。


「あなた~、もう夜も~遅い事ですし~、焼け落ちた家を~修復して~、寝る事にいたしませんか~……」


 しかし、勇気を振り絞って放ったその言葉を聞くものは誰もおらず、周囲に時々吹く風だけが彼女の相手をするのみ。


「くすん」


 一人寂しくめそめそするエステルを余所に、地上の争いは激しさを増していく。


「大体そなたもあの村には監督者として同行していたと言うに、酒に酔って服を脱ぎ、ポールダンスを始めるとは不埒千万! あの風紀の乱れにあてられたワシが、村の女性の下に向かっても何の不思議もない状況であった!」


 そのエンツォの指摘を聞くやいなや、エレーヌの顔が般若と化す。


「それを言うかエンツォ……たった一人の姉の伴侶であれば……こそ……我慢を……ガマ……ンンンンン!!」


「む、これはイカン! この時期のエレーヌに正論は禁物であった!」


 エンツォの言葉に、エルザと言い争っていたアルバトールが振り向けば、まさにエレーヌが抜剣しようとしたところだった。


「暁の騎士……」


 アルバトールは、恐ろしげにその二つ名を呼ぶ。


 満月の夜に浜辺に押し寄せる大潮の如く、エレーヌの放つ殺意が周囲に満ち。


「エンツォ殿! 危ない!」


 その状況を見て、アルバトールは昨日と同じように、エレーヌとエンツォの間に割って入ろうとする。


 自分より遥かに腕の立つ二人の戦いに巻き込まれ、無事に済むとは思っていなかったが、戦闘に入る前であれば多少は戦意を鈍らせることが出来るはずであった。


 しかしあせって伸ばした彼の掌から、思いも拠らぬ物が放射される。



 それは熱線であった。



「エステル!」


 アルバトールはいきなりの出来事に制御ができず、その為に熱線は宙に浮かぶエステルの方へと徐々に向かっていく。


 そこに素早く入り込んだのは、やはりエンツォだった。


 その体からは先ほど放たれていた土色の光が溢れ出し、それを両手に集中させて熱戦を防ごうとする。


 刹那。


「ぬうんッ!?」


 光は熱戦と拮抗したかに見えた。


 だが次の瞬間に熱線は、あっさりとエンツォの右腕を吹き飛ばす。


「あなた!?」


 しかしその成果は、下に降りてきたエステルに傷一つない事で現されていた。


「ふむ、腕一本を失うと言うのは、そう何度も体験できるものではなさそうじゃの」


 苦痛に喘ぎながらも、あくまで平静を装うエンツォにエステルとエルザが駆け寄る。


「あなた! あなた!」


「エステル夫人、下がってくださいませ」


 エンツォの欠損した右腕を修復する為に、エルザは必死で神に祈りを捧げる。


 先ほどアランの火傷を治した時、つまり皮膚を治した時とは違い、骨から筋肉、神経などの多岐にわたって、次々と無から有を作り出す。


 その額には、見る間に大粒の汗がにじみはじめていた。



「今の……力……は……」


 一方、呆然と立ち尽くすアルバトールにはエレーヌが近づき、その虚ろな目を見る。


「私の目を見るんだアルバトール」


 アルバトールはエレーヌのその声に体を向け、顔を見つめようとするが顔を上げる事ができない。


「手から……何なんだ……光……」


 自身を失っているアルバトールの様子を見て、エレーヌは両手でアルバトールの頭を掻き抱き、自分の胸に顔を引き寄せた。


「目を閉じて深呼吸。……よし、しばらくこうしていろ」


「っぷ……エレーヌ殿……少し息苦しいです」


「ふふ、少し気を持ち直してきたようだな。大丈夫だ、姉上は無傷だし、エンツォもエルザ司祭が治癒してくれている」


「然り! ハッハハ! それにしても強うなられましたな若様!」


 豪快に笑い声をあげるエンツォを、苦々し気に睨み付けたエレーヌは、多少落ち着いてきたように見えるアルバトールを今度は優しく抱きしめ、その耳にささやいた。


「さすがに今日は奴の腕の一本でも叩き切るつもりで来たのだから、代わりにやってくれたお前には礼を言いたい位だ。よくやってくれた」


「怖い事を言いますね、エレーヌ小隊長」


 その苦笑交じりの声を聞いたエレーヌは、アルバトールの背中を軽く叩く。


「そうそう、気持ちが高ぶっているときは、大声で泣くなり笑うなりすると少しはマシだ。エンツォのように穴でも掘って、その中に叫んでみるか?」


「いえ、落ち着いてきました。エンツォ殿とエステル夫人に謝罪をしてきますから、離していただけますか? エレーヌ殿。さすがにここは、貴女を押し倒すのも押し倒されるのもはばかられる場所ですから」


「私はもう少しこうしていても構わんがな。まぁ行って来い」


「御冗談を。それでは行ってまいります」


 苦笑から微笑みへと表情を変えたアルバトールは、未だ治療を受け続けているエンツォのところへゆっくりと歩んでいく。


 その後ろ姿を見送りながら、エレーヌは一人ごちた。


「発動した力に振り回されたか。その場に居合わせたものにとっては、とんだとばっちりだな。……私が発動したあの時のように」


 少し離れた所から、エレーヌは皆のほうを見つめる。


 治療が終わり、いつものように笑顔で何も無かったように振舞うエンツォと、傍に寄り添うエステル。


 エンツォに平身低頭するアルバトールと、それを説教するエルザ。


 それらを見ていると、先ほどの戦闘が無かったかのように思えてくる。


「さて、私は帰るとするか……やれやれ、こればかりはいつになっても慣れんな」


 そして微笑みを浮かべたエレーヌは、ふらふらしながら帰途についた。



(順調……と言うべきなのでしょうかね。今夜の事は予想外でしたが、今後を考えればむしろ良かったかもしれませんわね)


 説教を終えたエルザは、夜空を見上げて呟き、ふらふらと歩いていくエレーヌを見送るようにそちらへ顔を向けた。



 エルザは一体何を成そうとしているのか。


 それは、未だ天使と成りきっていないアルバトールには語られない。

 話が進まないので設定をある程度、こちらで書く事にしました。


 今回の登場人物であるエステルとエレーヌはダークエルフ、かつ人とのハーフエルフという姉妹です。


 通常のファンタジーであれば、ダークエルフは闇に堕ちたエルフですが、こちらの世界では森を出て人と交わって暮らすようになったエルフを指します。


 森を出て太陽の光の下で暮らすようになったために肌が黒くなり、髪も黒くなった、と言う設定です。


 また光を良く浴びているため、体も成長して肉付きも良くなる、と言うことと、純粋なエルフではなく、人間との混血でもあるエステル、エレーヌ姉妹は、人間と比べてもかなり肉付きがいいと言う設定にしております。

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