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2号 裁縫屋さんを始める

 私、2号は城下町で裁縫屋を始めた。

 最初に出会った冒険者のリサさんは物凄く良い人だ。私よりも先にプレイされているので、色々なことを教えて貰える。

 リサさんはゲームをクリアする為に色々苦労している。

 私はクリアには興味がないし、ここでの生活が楽しいので、リサさんの役に立つ事をしようと考えた。ゲームをクリアしたところで自分の名前が分かるだけだし、2号でも生活に問題は無かった。


 リサさんの役に立つ事とは、ゴールドを稼ぐ事。私は戦闘が得意ではないので、職人系のお仕事を始める事にした。職人系のお仕事は色々あって迷ってしまったが、自分の服も作れる裁縫を選んだ。

 コツコツと職人ギルドのランクをあげて、露天だけどお店を持つことができた。(リサさんに結構手伝って貰った)


 職人ギルドに登録すると、職人の要石というアイテムが貰える。このアイテムを所持していると、ログインした最初の場所が城下町になる。※1

 戦闘系のギルドには登録出来なくなるという短所もあるが、城下町はセーフティーゾーンに設定されているので、プレイヤーからの攻撃で略奪される心配がない。戦闘が苦手でも職人の要石があれば、プレイヤーからの略奪が防げるというわけだ。


「2号ちゃん、今日も元気そうだね」

「はい、じゃんじゃん稼ぎますよー」

 職人仲間の人が声を掛けてくれた。みんな優しくて、色々教えてくれる。


 ここでの生活も慣れてきたけど、1号という人は未だによくわからない。

 初めてログアウトしたとき、昔住んでいた場所に着いたらしく、迷ってしまった。どうする事もできずに途方に暮れていると、その1号という人が来てくれた。リサさんや、このゲームに誘ってくれた博士とも面識があるらしい。


 突然システムメッセージが鳴り響く。

「不夜城の地下にある結界を破ったプレーヤーが現れました。1号さんです。城周辺の方はモンスターに注意しましょう!」

「あの人、なにしてんの?」

 1号という人は本当に良くわからない。


※1:通常のログインして始め時立っている場所は、フィールド上にランダムで周囲にプレイヤーがいない場所が選択される。

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