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私とたまご 9

これから生まれてくる、女の子の、お兄ちゃん視点。

僕は毎朝欠かす事なく、天神大神殿へと、出かけている。


僕の中には、天獣のたまごが眠っているから、絶対に行かなければならないと、両親にもの心つく前から言われて、連れてこられた。


「天獣のたまごは、神殿の中に満たされた、天の神気と主の祈りを、毎日のご飯として、たまごの中で食べて、そして、お腹いっぱいになると、たまごからかえるんだよ」


僕の先輩にあたる、白いハトの、神獣持ちの神官様が、自分の経験に基づきながら、小さなころの僕にも、分かりやすいように語ってくれた。


そして今、母様のお腹の中には、新しい命が宿っていて、僕はもう少ししたら、その生まれてくる子の、お兄ちゃんになるのだ。


父さまも、母さまも、当然僕も、その日がくるのが、楽しみで仕方がない。


家族みんなが、君の誕生を心待にしているよ、だから、安心して生まれておいで。

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