魔女と剣士と
どうも、中二のたかと申します。
文とか色々ヘタですけど、苦痛にならないとおっしゃってくれるならば、どうぞ未定ってください。
中央町テラリス。さんさんと降り注ぐ日光が、町を照らす。そんなテラリス中央街道を行く、二人組が居た。
その名は、七色魔女の詠 空姫と、剣闘士の光路 凛。
その強さのおかげで、そこそこの有名人だ。他の町に行くと騒がれたりするが、ここテラリスは出身地なため、皆騒ぎ立てたりせず普通通りに接してくれる。
二人は、そんなこの町が大好きだ。
「あらまぁ二人とも帰ってきてたの~。ゆっくりしていきなさいね」
近所のおばちゃんだ。小さいころから二人はおばあちゃんとよく会話したり、家に上がったりしただけあって、とても仲がいい。
因みに二人は依頼に行っていて、今帰ってきたところだ。
二人は礼をして、中央街道の中央に位置する噴水に行った。
噴水から4つの街道が通っていて、北には武具が、西は食品が、東は酒場やホテルが、南は魔術関係のものが置いてある。そんな中、刀を使う凛は北街道へ、魔術を扱う空姫は南街道へ行った。
―――40分後―――
その後、二人は再び噴水へと集合した。
凛は刀の修復をしてもらい、後は噴水近くの雑貨店で血しょうの動きを倍増させる回復薬をかっただけだ。空姫は、茶色のポーチいっぱいに試験管がつまっていた。いろんな薬品を買ってきたようだ。
「ねぇ空姫、鍛冶屋でお祭りの広告貰ったんだけどいかない?」
凛はポケットからその広告とやらを取り出し、広げてみせる。
大きな赤文字で、『草花表展』と書かれていた。今の季節は美しい草花が多いため、観る価
値はある。
「いいですわね~。癒しも必要ですし行ってみましょうか」
空姫の領収を得ると、凛は16歳にもかかわらず子供の様にはしゃいだ。空姫は凛の手からするりと落ちた広告を拾い、どこで開催されているかを見た。
そこには、ルミアンと表記されていた。ルミアンと言えば様々な魔法と芸術で有名な、湖に浮かぶ町だ。魔法関係の町ということだけあって、空姫の胸は高鳴っていた。
この時点であんな事が起きるなんて誰が想像しただろうか――――
どうでしたか? もし続きが気になるなら、どうかこの先も見届けてあげてください。
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