人生の彩りについて
私が大っ好きな童話について書こうと思います。
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とあるところに「夢見るA」と呼ばれる青年がいました。
Aは独りぼっちで、いつも山に向かい、美しい景色を見ながら夢を見ていました、、、つまりボーッとしていました。
ある日Aは、山で美しいお姫様と出会い、城へと案内され、恋をした2人は皆に祝福され幸せな結婚式を挙げます。
村人たちは、Aが結婚した噂をしています。
Aの奥さんは、皆から見ると、なんの変哲もない、普通の女の子でした。
皆は言います。
「やっぱり夢見るAだ!」
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この童話から、何を感じるかで、人生の彩りが変わるように思います。
私の家族は「恋は盲目」と受け取ったそう。
ただの女の子が「恋によってお姫様に見えてしまう」という解釈です。
私は、そのお姫様は「神様から孤独なAへの贈り物」の話だと思いました。
女の子がお姫様であることを、Aだけが知っていればいい...きっと神さまはそう判断したのでしょう。
「本当に大切なものは、目には見えない」という有名な名言もあります。
作者の意図する真実がどちらであれ、後者はよりロマンチックですよね。
人生の彩りを変えてしまう力が「物事の受け止め方」にはあるのだな、というお話でした☆
From N