童話を書いてみたのだが...
思いつきで童話。
この投稿にどんどん書き加えていきます。
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とある街に女の子が住んでいました。
女の子はいつも「ぼんやりさん」です。
名前はチャコちゃんといいます。
チャコちゃんは、心に描いた物語の世界を、自由に冒険することができました。
でも大人しいチャコちゃんは、心の中の物語について、現実のお友達には何もかも秘密にしていて、パパとママも、何も知りませんでした。
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ある日、チャコちゃんのお部屋に、物語世界のお友達が集まりました。
みんなはチャコちゃんに、大切なお話があるそうです。
すると、お友達の1人「アサダくん」がこう言いました。
「この物語が終わってしまうと、僕たちみんな、生きていく事ができないんだ。
だから、ずっとずっと、物語の続きを誰かが書かなくちゃならない。
君が書いてくれるかな?」
「あら!だったら、あなたが書けばいいわ。
私はあなたが書いた物語の世界を旅してみたいの」
その言葉を聞いたアサダくんは、嬉しそうにチャコちゃんの机に座ると、一冊の新しいノートを開きました。
物語世界のみんなは、とても不安そうです。
なぜならアサダくんは、優しいけれど、性格は少し変わり者なのです。