表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/206

☆ 途中から読める!異世界闘士ダイジェスト版 TEAM PRIDE結成編。

こちらは、


『プロローグ ナックモエ、異世界にて』から


『結成、TEAM PRIDE』


 までを簡潔にまとめたダイジェスト版になります。読み進めるのが面倒な方は、こちらで流れを掴んでいただければ、最新話まで短縮出来るかと思いますのでよろしくお願いします。



1. 神山真奈都と異世界と銀髪の令嬢

 

 この異世界、シダト王国と呼ばれる国では……『姫』と呼ばれる存在が召喚の儀を行い、召喚された者達を『優性』『普通』『劣性』と才能の有無を判断して『加護』と『異能』を与えていた。


『優性』と判断された召喚者は、内地に住む事を許され、さらにはその内地に住まう『貴族』の元で加護と異能を磨き、時には召喚者同士戦わせられた。加護と異能を持ち闘う者たちは『闘士』と呼ばれた。


『普通』と判断されたものは、内地外壁両方の労働力として卸され働かされた。しかし自由はあった。


『劣性』と判断されたものは……悉くが奴隷に落とされた、女で容姿が良ければ娼婦、男で健康体ならば重労働……時には、この世界の平民の『見せ物』として、闘技場で戦わされた。


 主人公、神山真奈都も召喚された一人であり『劣性』と判断され、闘技場に卸された。しかし……この少年は只者ではなかった。彼は16歳にして、立ち技最強格闘技『ムエタイ』を習得し、プロデビューを控えていた格闘家でもあったのだ。


 突然呼び出された異世界で、闘技場で戦わされるが破竹の連勝記録を刻んだ神山は、自分を購入した商人より『試合にならない』と判断され、購入分稼いだ事から自由の身となるも行く宛なく彷徨う中、内地の優性召喚者が外壁の民草に賭け勝負を挑んでいたので暇つぶしに参加する。


 しかし、優性召喚者とは言った格闘家の実力は神山の予想のはるか下、暇つぶしにもならない程の圧倒的勝利を経て、神山は賭け金を手にして彷徨った。


 そんな神山に声を掛けたのが銀髪の令嬢、マリス・メッツァーであった。マリスは内地で年間を通して行われる、闘士達の祭典『展覧試合』に参加する闘士を集める、内地から外壁へ追放された貴族であった。


2.冷酷残忍サンビスト、中井真也


 内地の強者と戦うのも暇つぶしにいいと考えた神山は、マリスのチームに入る事を決めたが。自分が最初の一人と知った神山は、外壁に追い立てられた闘士候補となる者達を探す事に。マリスは、外壁の歓楽街にある掛け試合を開催している会場に、神山同様に解放された少年が居ると噂を聞いて、共に向かった。


 そこで出会ったのが、中井真也。現世ならば某男性アイドル事務所に所属しておかしくない顔立ちの少年は、神山と対極にある、関節技や投げ技主体の格闘技『コマンドサンボ』を体得し、それで自らの命と生活を守りながら生きながらえていた。


 勧誘するものの、首輪をつけられたくないと拒む中井に、喧嘩を売る神山。死闘の果て神山は中井に勝利し、中井もマリスのチームに参加する事になった。


3.空手貴族、町田恭二


 神山、中井をチームに引き入れたマリス。神山が世話になっている行きつけの店で働く召喚者から新たに情報を得た神山は驚愕する。現世の空手家、町田恭二がこの地に流れ着いているというのだ。外壁のスラム街で、子供達に『空手』を教えながら酒場で働く町田を勧誘するも、興味がないと一蹴される。


 その中で、元々スラム街を仕切っていたチンピラ、ゴルトが酒場に乱入。町田はスラム街に流れ着いた際、行動を共にしていたある召喚者と共にこのチンピラを叩きのめしたらしい。ゴルトに喧嘩を売られた神山だったが、見事に返り討ちにすると、町田はその熱に当てられてしまい神山に奇襲してしまう。


 もう一度、誘いに行くと言った神山は、帰り道で中井と合流すると、ゴルトの手下が奇襲を仕掛けてきた。難なく叩きのめした神山は、不安に駆られスラムの酒場に行けば町田はそこに居た。


 酒場で世話になっていた女主人がゴルトに攫われた町田は一人救出に向かおうとするが、神山と中井が協力し、ゴルトとその傘下たるチンピラ達を殲滅し事態は解決した。町田は諦める事にして次の闘士を探す事を決めた神山だったが、その夜本拠地に町田が訪ねて来て、正式にマリスのチームへ加わる事となった。



4.現代最強、河上静太郎


展覧試合に出るには四人の闘士が必要、最後の一人に当てはあるがやめといた方がいいと、町田が気乗りしないながらも話す男は、自らを『現代最強の剣客』とまで宣う傲慢不遜な男、河上静太郎であった。


町田と河上は共にこの世界へ流れ着き、しばし行動を共にしたが袂を分かっていた。しかし戦力の欲しさから神山は町田に面会を願い、町田は久々に河上と出会う。


自ら現代最強を名乗る河上は、上流家庭に生まれ、剣に魅入られその財と行動力であらゆる『古流剣術』の師を呼び、時に自らその地の道場に参じてあらゆる古流剣術を体得した。さらに、元来の才能は凄まじく二十歳ながらにあらゆる剣術家が、現代最強を疑わないと口を揃えて言う天才でもあった。


河上は外壁色町にて、内地の召喚者の剣士から喧嘩を売買して指を斬り落としその剣を集め、時に売り払い生活していた。再び会った町田は、河上に展覧試合の話をするも、自らが入るに値するかを確かめる為に中井、神山と対峙する。


中井と戦い、その実力を認めた河上は、神山とも次いで対峙。命を本気で奪いに来る河上に圧倒されながらも捨て身の戦いで神山はなんとか河上を撃破、河上もまた神山のムエタイの実力に驚き、チームに入る事を了承した。


5.TEAM PRIDE結成


四人が集まり、ついに展覧試合出場条件を満たした神山。来る試合まで、ルールや試合方式をマリスが語る中、チーム名を決めていない事に気付く。


様々なチーム名が出る中、昔日本で開かれた最も熱い格闘技興行の話が出て来て、自分達がその名を冠して内地侵攻の旗印にしようと神山が提案。


こうして、劣性召喚者のみで結成された闘士チームの名前が決まった。


その名も


"TEAM PRIDE"




これだけ覚えとけ!!登場人物の名前と簡易プロフィール!



・神山真奈都

この話の主人公!熱意を秘めたムエタイ超人の高校生!!現代ムエタイ、古式ムエタイで戦うぞ!!闘い大好き戦闘狂だ!!


・マリス・メッツァー

神山達、TEAM PRIDEの雇い主だ!銀髪の美少女で、内地から外壁に追い出され、闘士を探していた所で神山と出会ったんだ!


・中井真也

二人目の仲間、コマンドサンボにブラジリアン柔術と関節技主体のグラップラーだ!アイドルフェイスなのに、めちゃくちゃ冷酷残忍だぞ!


・町田恭二

空手一家に生まれた空手貴族!現世であらゆる大会を総なめした彼は、この世界でも空手を広めようと現地の子達に道場を開いていたぞ、神山も現世では大ファンで、その実力は凄まじいの一言に尽きるぞ!!


・河上静太郎

いいとこ生まれの成金のくせして、めちゃくちゃ剣術にハマった結果、現代最強とまで呼ばれるようになった美男子だ!あらゆる古流剣術を体得し、それらを混ぜ合わせ研ぎ澄ました剣術で戦うぞ!!TEAM PRIDE最強は彼やもしれない……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ