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神のミスのせいで転生するそうです

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久し振りです。リンです。前作よりは比較的大丈夫だと思いますが、それでも、文才は全然ないのでそれがだめだ、って方はブラウザバック推奨です。

金髪の女性、この女性は俺の大切な人だった。辛い時も楽しい時もいつだって隣にいてくれた。絶対に死ぬまで守ると決めた人だった。しかし、今その女性、アリスは俺の持っている銃口の先にいた。


「私事撃って!いまマユを殺るチャンスだから。早く」


そうして、俺は、これ以上の犠牲を出さないために守ると決めたアリス事マユを撃った。









俺は八神ヤガミ レン。ちょっと物騒な世界にいた一般人だ。急なのだが俺は皆に問いたい、ドアを開けたら全く見覚えのない場所に。そんな光景をアニメなどで見たことはないだろうか。


例えばネズミ嫌いの青い猫や、中が四次元のポケットを持つ猫等だ。そう、ド0エ0ンのど0で0ドアだ。ん、両方同じ物のことだって?気にしたら負けだ。


なんで俺がそんなことを言ったかと言うと、


「え、なにここ。」


ドアを開けたら明らかに悪者と言うような格好をした男がこちらに手の平を向けて火の玉を飛ばしてきたからだ。スゲー、ファンタジーな世界だ。じゃなくて、火球がこっちに向かって


「あっぶね。あとちょっとで俺の顔面に当たる所だった。」


そんな事より、いや、充分凄かったのだが、なんか、俺の後ろがすこーし、本当に少ーーしだけ暖かいのだが… 現実逃避は止めよう。


「俺の家がーーーー!!貴様許さん。」


俺は男に復讐すべく、常に袖の内側のポケットに隠し持っているナイフを二本取りだし、男の両腕を切りつけるのと同時にナイフについているボタンを押すすると、キュイーンという音と共にナイフが振動し始める。俗に言う高周波ブレードと言うやつだそのまま相手の両腕を切り落とす。そして、相手の首に手刀を降り下ろし、気絶させる。しかし、横から飛んできた風の刄に横腹を切られる。どうやらもう一人いたようだ。多量の出血により目の前が真っ暗になっていくなか手に持っていたナイフを頭に投げつけた。









「知らない天井だ。」


一度は言ってみたかった言葉が言えた。そんなことよりここは何処だ。俺は何故ここにいる。そうだ。あのとき俺は横腹をやられて… そう言えば傷が無い。それに背が縮んでる。確かにあのとき目線が低いと思ったが。小学生くらいの身長だ。


ん、なんか机の上に紙が置いてある俺は紙を読んでいく。


「『私は神だ!何を言っているかわからないと思うが本当の事だ。君は疑問に思っていることがあるだろう。ここは何処なのか、何故身長が縮んでるか、等々。知りたいか。それなら教えてやろう。何故ならそれは私が君を殺してしまったからだ。ん、訳が分からない?とりあえず君は私のせいで死に、私のお陰で転生出来た訳だ。感謝したまえ。あっ、君の情報をまとめておくよ。


名前:八神ヤガミ レン 性別:男 年齢:7才


両親は亡くなっていることになっている。

魔法の使用可


君の家は私からのプレゼントだ。もちろん地下もね。魔法は気づいていないだけで、元から使えるようだったから付けていないよ。そうそう、この世界は科学的な物はあまり無いから気を付けてね。二回目の人生楽しむと良い。追記、私はこれから干渉するつもりはありません。それと殺してしまったこと許してね。 (・ω<) テヘペロ』 (・ω<) テヘペロじゃねぇよ。はぁ、まいいけど…」


神かなんだか知らんが、お調子ものだな。


「あっ、目覚た。私はマリア・フローレス。娘を救ってくれてありがとう。本当なんと感謝して良いか」


30代くらいの女性が扉から入ってくる。女の子なんて救った覚えないのだが…


「す、すまない、どういう事だ。」


「え、私の娘が二人の男に誘拐されそうなところを助けてくれたんじゃないの。娘は助けてくれたと言っていたけど。ねぇ、リアンカ」


マリアの影にいて気づかなかった。確かにあのとき近くにいた少女だ。それより、


「家の目の前だったので助けましたが、状況を把握してなくて…」


すいません。ただ、家燃やされて怒ってただけです。


「えっ、あの家あなたの家だったの。すいませんあなたの家、ほとんど跡形もなく燃やされてしまいまして… あっ、家の中にご両親とかいなかったの」


「両親はもう亡くなっていていないんです。」


そう言うとマリアは申し訳なさそうな顔をして、


「ごめんね。変なこと聞いて」


「大丈夫です。気にしていないので。」


実際この世界に親がいたとしても全く面識がないからわざわざ会いたいとも思わないからな。


「これから、どうするつもりなの」


「まぁ、適当に野宿をしながら自分にできる仕事を探していこうと思っています。」


「それだったら、家の養子にならない」


ん、何か言ったか。今、養子にならないかと。


「養子にならない」


す、すごい圧が後ろに見えてはいけないものが見えている気がする。正直ありがたい。しかし、


「流石にそこまで迷惑をかけるわけにはいかないので…」


「迷惑をかけるわけにはいかないということは、こちらが迷惑だと思っていなかったらいいということなんだね。よし、それなら養子になっても大丈夫。いや、養子にしましょう。あなたの家のことは私たちのせいでもあるから遠慮しなくていわよ。それじゃ夫にいってくるわ。リアンカ、えーと「あっ、自己紹介していませんでしたね。八神 蓮です。」蓮君と仲良くね。」


嵐のような人だった。勢いで押し切られてしまったが。まぁ、良いだろう。実際、これがなければこの先辛そうだったからな。


「えーと蓮君、私はリアンカ・フローレスです。その助けてくれてあ、ありがとう」


「どういたしまして。」


「それと、これからよろしく」


「うん、よろしく。」


なんか、顔を赤らめて行っているのが可愛らしかったので、言葉と同時に頭を撫でる。


「ちょ、何してっ」


「ご、ごめん。リアンカが可愛いらしかったから、つい。」


いけないな。大人の時の感覚で撫でてしまった。同い年くらいの男に頭を撫でられるのなんて嫌だよな。


「か、かわいいって」(///∇//)ヵ-


「ん、何か言ったか。」


「な、何でもない」


気のせいか。なんて言ってたらマリアさんと夫?が戻ってきた。マリアさんがなんかニヤニヤしている気が… 俺の勘違いだろう。


「君が八神 蓮君かい。俺はノア・フローレス。本当に娘を助けてくれてありがとう。たいしたことはできないが、家族だと思って接して欲しい。」


「はい。わかりました。これからよろしくお願いします。ノアさん。」


最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ読んでみた感想やポイント評価よろしくお願いします。批判や誤字報告もお待ちしております。

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