最終回
本編のテンプレ異世界転生も意外と大変が完結致しました。
564話。1,107,736文字。1年4ヶ月に及ぶ中々の長編になりました。
書いてる方は楽しく書かせて貰ってましたが読者様には中々の苦行を強いてしまったのではないかと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
と、このままでは完全に本編のあとがきになってしまうので、そろそろキャラ紹介に移りたいと思います。
ですが、色々とネタバレを含む内容になっておりますので、本編を未読の方はご注意下さい。
ちなみに今回は曲紹介はございません。
あんまり行間空けて無いですけど大丈夫ですか?
戻るなら今ですよ?
物語の核心にも触れるので、そういった内容が嫌いな方もブラウザバックでお戻り下さい。
ホントに良いですか?
ネタバレですよ?(しつこい)
それでは、キャラ紹介を始めたいと思います。
まずはローズル様から。
元ネタは北欧神話のロキです。
と言うか。別人と言われてますがロキの別名とも言われているローズルをまんま持って来てます。
ロキと言えば北欧神話最凶のトリックスターですね。
大半の神話において火を司る神様は厄介な存在として描かれてますが、ロキほど悪意が込められてる神様も珍しいですよね。
その分、キャラも立ってるので漫画だったり小説のネタになる事も多いので北欧神話でもトップクラスに有名な神様ですね。
アスガードの街の中心にある交差点にレグバと名前を付けましたが覚えてる読者様は居るでしょうか?
物語の進行には関係の無い小ネタとして入れましたが。サブタイにもなってます。
元ネタはブードゥー教の神様です。
wikiには扉や街道、運命の支配者にして気まぐれなトリックスター。十字路に棲む。と、あります。
ブルースマンのロバート・ジョンソンに十字路で出会い、魂と引き換えにテクニックを授けた悪魔がこの神様です。
国道161号線と49号線が交わる交差点とも、別の交差点だったとも言われています。
161+49=210なので、210=ニト って名前も考えたんですが、流石にこれじゃ誰も気付いてくれないな。と思い、そのまんまレグバにしました。
ロキとレグバはキャラ設定が結構近いのでこの作品の中では同一神という扱いになってます。
このペースで書いていくと終わりそうにないのでサクサクいきますっ。
続いて、ローズルの母親のナールさん。
北欧神話のラウフェイからです。ナールもラウフェイの別名からです。
アスガードの側にあるラウエルの森はノルウェーにあるラウエル島からですが。この島の名前もラウフェイから来てるそうです。
ナールさんがナギトに付与したラウフェイの加護。これはまんまですねひっくり返ってます。
そして、特殊スキルのニードルですが。
これはナールが針という意味なのでそこからです。
続いて、シフさん。
北欧神話のシヴからです。これは別名と言うよりも読みを変えただけですね。シヴ(sif)なので。
序盤にナギトのトーチを暴走させてナールさんの髪を燃やそうとローズルが企んでましたが。
北欧神話ではロキがシヴの髪を刈り取るいたずらをする話があるので、そこから発展させました。
続いて、オレルスさん。
北欧神話のウルからです。
ユーダリル(イチイの谷)に住む神様です。
ダンジョンの名前も外観もここが由来です。
マザコンなのは創作です。
物語の進行上面白いかと思って悪ふざけした結果、マザコンってキャラ設定になりました。
マザコンなのは創作です。
大事な事なので2回言いました。
続いて、アンさん。
北欧神話のスカジからです。
別名のアンドルディースを短縮してアンになりました。
メイドさんなのを筆頭に悪ノリした創作設定が多いですが。
ロキの金色の玉と山羊のヒゲをヒモで結んで引っ張り合わせたり、北欧神話の方が悪ノリが過ぎてるので問題無いと思ってます。
続いて、リッグさん。
後半突如現れた守衛さんですね。
元ネタは北欧神話のヘイムダルで、別名のリーグ(rig)からです。
ロキがフレイヤからブリーシンガルの首飾りを盗み。それを取り返したのがヘイムダルです。
最終決戦ではロキと相打ちになる因縁の関係だったりするのですが、アザラシに変身して戦ったりする謎キャラなので天然な設定になりました。
続いて、ゴダン。
北欧神話の主神オーディンからです。
これは別名なのか誤字なのか分からないですが、別名のゴダンからです。
ローズルが座っていたフリズスキャールヴはオーディン所有の全世界を見通す事が出来る高座です。
北欧神話では逃亡したロキをこのフリズスキャールヴを使って発見して追い詰めるのですが。
ローズル様がイジって自分を見れない様にしてしまったので、ラグナロクは起こらないかもしれません。
続いて、ゲリとフレキ。
これはそのまんまです。
オーディンのペットですね。
まだ紹介していない名前もちらほらありますが次で最後になります。
最後はアザト。
基本、北欧神話をベースに書いてますが、この神様だけクトゥルフ神話からです。
クトゥルフ神話のアザトース、アザトホースを短縮しただけです。
wikiには神々を創り出し、しかる後に休んだ。とされる創造神で、彼が眼を覚ますと世界も神々も消えてしまう。と、あります。
彼とありますが、勝手に少女に変更しました。
微エロは好きなのにガチはNGという設定にしたかったので。
まぁ、そんな耳年増な女の子のイメージです。
なので・・・ナギトは後10年もしないウチに本物の魔法使いになってしまいますっ・・・。
1年半、現世に戻っていたのは卒業しておいで。というローズル様の優しさだったのですが、無理だったようです。
まぁ、息子のナルヴィに邪魔させてたのもローズル様なんですが。
主要な神様達はこんな所でしょうか。
ナギトが主人公に見えて、その実・・・アザトが目を覚まさない様に刺激的になり過ぎない様、なおかつ飽きさせない様に奔走するローズル様の物語でもあったりします。
キャラ紹介史上最長文となってしまいました。
本編の1話よりも長いっ・・・。
本編に続き、キャラ紹介もこれで終わりとなります。
これまでお付き合い頂きありがとうございました。
完結ブーストって凄いですね((o(´∀`)o))




