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婚約破棄の理由【信仰】

他のに比べて変化球です

ロウトン伯爵家の執務室では一通の手紙を見つめる夫婦がいた。


「ついに、ついに念願の婚約者が()()()()


「旦那さま、良かったですわね。これも毎年毎年子作りに励み、男女と産み分けて八男七女の大家族になった甲斐がございました」


「スカーレット、よくやった。私は君のような妻を持てて誇りだ」


「プロスペロ様」


普段は感情を表に出さない使用人ですら涙を流して喜んでいた。


これで何もかも上手くいくと信じていた。


信じてもおかしくはなかった。


「これも精霊神の思し召しだ。私は明日から神殿に祈りを捧げてくる」


「ええお願いします」


この国には精霊を神として崇める宗教がある。


始まりは精霊と人が交わり、その子孫が父であり母でもある精霊を崇めたことだ。


その子孫の容姿には時々精霊の特徴を持つ者が産まれる。


それは、動物の耳だったり尻尾だったり、あとは水中で呼吸ができたりと人ではない特徴を持つ。


そんな子どもが産まれたと聞けば、信仰する家は爵位問わずに求婚を申し込む。


そうなると爵位が下の者は無理矢理、婚約させられてしまう。無理矢理というのは、精霊神を蔑ろにしているとなり、神殿主体で抽選になった。


「あぁ、今回は倍率が百六十三倍でしたから諦めていましたわ。せっかく女性の愛し子のときに男を産んだのに、候補が百六十三人ですもの。あぁ、これも精霊神の思し召し」


「こうしてはいられないな。モーゼズを後継としていたが愛し子を嫁として向かえ入れるには伯爵夫人の肩書きが必要だ」


「ええモーゼズもきっと分かってくれますわ。あの子は弟妹たちが愛し子と添い遂げられるようにと欠かさず祈っておりましたもの」


「そうだな。その願いは二十年経って成就した。モーゼズの祈りの賜物だな」


末の弟に念願の愛し子が婚約者となったことは全員が知っていた。


もちろん長男のモーゼズは知っている。


「父上!」


「モーゼズ!今回のことだが」


「父上!何も言わないでください。こんなこんな目出度いことです。私はこのために今まで教育を受けたのです。あの子はまだ十五才、私が支えていきます」


「モーゼズ!私はお前のような息子を持って幸せだ」


今まで後継者教育を受けていない末の弟、イアゴは急に厳しくなった教育に音を上げた。


だが、父も母も許さず兄や姉までも厳しくなった。


今まで自由に甘やかされていたイアゴは不満を婚約者になった令嬢にぶつけた。


「だいたい、婚約者を籤引きで決めるなど問題外だ」


「ぐぅ」


「貴様が籤を引かなければ領主教育などしなくて良かったのだ」


「ぐぅぐぅ」


「・・・・・・・・・・・・・寝るなぁ!人が話してるときくらいまともにしろ!」


テーブルを叩いてイアゴは婚約者を怒鳴り付けた。


令嬢はイアゴの怒りそっちのけで居眠りをしている。


「はっ、申し訳ありません。また寝ておりました」


「そうだろうな。きちんと夜に寝ないからだ」


「いえ、夜の九時には寝ておりますし、朝は十時までしっかりと寝ております」


「寝過ぎだ!だいたい、そんなことでは伯爵家に嫁いだとしても役立たずではないか」


「申し訳ありません、イアゴ様」


精霊神の愛し子は白い猫耳を下げて反省を示した。


身分は子爵家だが、愛し子ということで王族からも求婚を申し込まれている超優良婚約者だった。


「だいたい、婚約というのは家と家の繋がりを大切にしなければならない。なぜ伯爵家の僕が子爵家の君と婚約しなければいけない」


「ぐぅ」


「こんな寝てばかりのちんくしゃでは何の足しにもならない」


「ぐぅぐぅ」


「いい加減にしろ!寝るなと言っているのが分からないのか!」


「ぐぅぐぅぐぅ」


「うぬぬ、もういい!今日こそは父上に直訴してくれる」


完全に寝てしまった婚約者をそのままに父親のいる執務室に駆け込んだ。


「父上!今日こそはお話を聞いてください」


「どうした?」


「あの女が婚約者など我慢できません。今すぐに破棄をしてください」


「この馬鹿者がぁ!今すぐに精霊神様に泣いて詫びを入れろ!ダミアン、ダミアンはおるか?」


「はい、ここに父上」


「今すぐにイアゴを連れて精霊神様に他意が無いことをお示ししてくるんだ。このバカは愛し子をあの女などという不敬な言い回しをした」


「直ちに」


次男のダミアンは同世代に愛し子がおり抽選権は持っていたが、自分が愛し子の夫候補になることすらも畏れ多いと言って神殿に入るほど信仰心が強かった。


そのおかげで夫に先立たれ神殿に入った愛し子のお世話係を賜っている。


その愛し子との間には子どもが三人いる。


全員が愛し子だった。


「何ということだ。どこで教育を間違えたのだ。このままでは愛し子様から愛想を尽かされて我が家は破滅だ」


「お父様、気を落とさないで」


「ニナ」


「イアゴも素直になれないだけなのよ。まだまだ反抗期のお子さまだもの。温かい目で見てあげましょう」


「そうだな。ニナの言う通りだな」


長女のニナは信仰心の厚さを買われて公爵家に嫁入りしていた。


今は妊娠中ということとイアゴの教育という名目で里帰りしていた。


「愛し子には詫びの品を贈っておこう」


「柔らかいクッションなどがよろしいと思いますわ」


「うむ」


神殿に連れて行かれたイアゴは祭壇の前で正座をしていた。


後ろにはダミアンが監視しており逃げ出すこともできなかった。


「・・・ダミアン」


「プレジア様」


「弟君を許してやれ。精霊神もそこまで狭量ではないぞ」


「プレジア様が仰るのでしたら。イアゴ、立ちなさい」


正座をしなくていいと喜んでイアゴは立ち上がった。


神殿にいるプレジアがいつもイアゴを助けていたが、それはイアゴに構うたびに自分の側からダミアンが離れることを嫌だと思っているからでイアゴに対して情はなかった。


「イアゴ、家に帰っていいぞ」


「言われなくても帰る」


なぜ怒られているのか分からないイアゴはそのままふて寝した。


朝になり起きると食堂にはニナがいた。


何かにつけて小言が多い姉であるからイアゴは苦手だった。


「本日は愛し子と劇を観に行きなさいな」


「なぜ俺がわざわざ行かないといけない」


「イアゴ?返事は?」


「・・・分かりました」


馬車を用意されており拒否することはできなかった。


御者は何も言わないで子爵家に向かい、そのことがイアゴの機嫌をさらに悪くした。


「まぁまぁイアゴ様」


「ロベルティナ、劇を観に行く。準備をしろ」


「できておりますわ。昨日、お手紙をいただきましたの。わたくし楽しみで眠れませんでしたの」


「馬車で寝れば良いだろう」


イアゴは周りがうるさいからロベルティナに対して、きつく言ってしまうが生来は面倒見のいいあまのじゃくだ。


「ぐぅぐぅ」


「どうして、ちゃんと寝ておかないんだ」


ロベルティナの容姿は穏やかな感じで思わず守ってあげたくなる庇護欲がそそられる。


イアゴもロベルティナを最初見たときは好きだと思ったが、どこでも寝てしまう体質だということで億劫に感じているのも事実だった。


「ほら着いたぞ」


「ぐぅぐぅ」


「はぁ」


揺すっても起きないからイアゴは抱き上げて劇場に入る。


淑女としてはあり得ないことではあるが、愛し子というところで大目に見られている。


「楽しみにしていたのに眠ってしまっては意味がないではないか」


「ぐぅぐぅ」


「はぁ」


劇の最後までロベルティナは起きることなくイアゴはまた抱き上げて馬車に戻った。


子爵家まで送り届けると、真っ直ぐ帰りたくないという思いから繁華街に向かった。


成人しているから繁華街に居ても咎められることはないが、遊んでいる貴族たちは皆、既婚ではあった。


婚約中で足を踏み入れることはあまり好ましくない場所ではあった。


「あっ」


「構わない。こちらも前を見ていなかったから」


「本当にすみません。私はノーナンと言います。お店がすぐそこにありますので、お詫びに」


イアゴにぶつかったのは()()()()()を持つ少女だった。


お店と言って案内されたのは娼館だった。


だが、経験のないイアゴにはそこが娼館だとは分からなかった。


「ノーナン」


「イアゴ様」


「愛し子の君がどうして働いているんだい?」


「貴族の愛し子様は神殿に保護されるけど、平民の場合は神殿では保護してもらえないから働くしかないの」


愛し子は平民の中にも産まれることはある。


そのときは神殿がきちんと保護して本人が望むように生活ができる。


ノーナンはイアゴの質問で愛し子が神殿で保護されていないと嘘を吐くことにした。


「それはおかしい。僕が君が保護されるように神殿に言うよ。これでも伯爵家だ。権力というものは弱者のために使ってこそだ」


「素晴らしいわね」


箱入りのお坊ちゃんだということでイアゴは翻弄されてしまい、そのまま朝を迎えた。


伯爵家では帰って来ないのはロベルティナと一緒にいるからだと思われていた。


「貴族の男は夫人を複数持っても許される。君を第二夫人に迎えたい。幸い僕は精霊神を信仰する家だ。家族もノーナンのことを受け入れてくれるよ」


「イアゴ様」


「だから待っていてくれ」


イアゴはひとつ勘違いをしていた。


たしかに貴族の男は複数の妻を持つことを許されていたが、それは普通の人の場合だ。


精霊神を信仰する家ではひとつの家で複数の愛し子を迎えることは推奨されていない。


愛し子がそれを望んだ場合にのみ認められ、愛し子の伴侶となるための抽選権利を三十年間、剥奪される。


愛し子に望まれるということで名誉ではあるが、三十年間という期間から長い歴史の間で数件しかない。


「父上、お話があります」


「よし、なんだ?」


イアゴからの話はロベルティナとの婚約発表パーティのことだと思っていた。


事実、それは合っていた。


「ロベルティナとの婚約発表パーティですが、同時に婚姻も発表したいのです」


「おっおう。それはどうしてだ?別にそこまで急がずとも結婚の権利は我が家にある」


「それは、もう一人結婚をしたいと思える女性がいるからです」


「なっ!お前は愛し子のロベルティナ様だけでは満足できないと言うのか!」


「落ち着いてください、父上」


「これが落ち着いていられるか!」


「相手はうさぎの耳を持つ愛し子です。この間、劇を見に行ったときに出会ったのです。身分は平民ですが思慮深い女性です」


愛し子ということでプロスペロは冷静になった。


今回はイアゴに愛し子の伴侶が当たったが都合よく次があるとは限らない。


二人目の愛し子の伴侶というのは喉から手が出るほど欲しいものでもあった。


三十年間の抽選に参加できないというのも子どもが成人するまでを考えると実質は半分くらいの痛手だ。


「いいだろう。連れて来なさい」


「ありがとうございます。父上」


プロスペロの口利きでノーナンは神殿に預けられ、愛し子であると認められた。


娼館にいたことで両親が誰か分からなかったが、ノーナンが肌身離さず持っていたイヤーカフに刻まれた紋章がある男爵家のもので、さらに名前がかつて愛し子の男性であった。


病気でなくなっているが同じうさぎの耳を持つ愛し子だったことから母親の所在が分からないが貴族の娘であると認定もされた。


すべてが上手くいっていた。


「イアゴ様」


「ロベルティナか」


「どうして二人目の愛し子を迎えるのですか?」


「どうして?お前はいつも寝てばかりで話もできない。その点、ノーナンは思慮深く話を聞いてくれるだけでなく、私を楽しませてくれる」


イアゴも思春期を迎えた青年であった。


いざ一緒にと思ってもロベルティナは眠ってしまう。


そこもイアゴにとっては不満だった。


「これは決まったことだし、神殿も認めてくれた。伯爵家の私が決めたことだ」


「・・・かしこまりました」



*********************



「なっどういうことだぁ!」


「大きな声を出さないでくださいな」


イアゴの寵愛はしっかりノーナンに伝わっており、先に結婚したロベルティナは結婚式と初夜を共にしてから顔を合わせることもなかった。


そんな状態で妊娠をどちらが先にするかと言われればノーナンであるのは当たり前でもあった。


愛し子の妊娠ということでロウトン伯爵家総出での構いようであり、少しでも何かあれば神殿所属の医師を呼ぶほどの過保護ぶりだった。


そんな状態で産まれた子が歓迎されないわけはなかった。


「どういうことだ!産まれたときは同じうさぎの耳を持っていたではないか!」


「えぇ持っていましたわ」


「それがどうして、()()()うさぎになっているんだ!」


「ただのうさぎではありませんよ。この子はうさぎの獣人の血を引くので成長するまでは動物の姿になってしまったりするのですよ」


イアゴの叫び声を聞いてスカーレットが部屋に飛び込んできた。


同じようにうさぎの姿の孫を見てイアゴよりは状況を把握して気を失った。


「言っておりませんでしたけど、私の母は獣人国のうさぎ族の平民だったんです。たまたまこの国に仕事で来たときに行きずりの男性と恋に落ちたらしく私を産んだんですよ。連れて帰るつもりだったそうですけど、この国ならうさぎの耳は愛し子とかいうので大切にされるから置いて行ったそうです。あっこれ全部、娼館の女将さんが教えてくれたんです」


「ならどうして愛し子ではないと言わなかった」


「私は一度も愛し子だと名乗ったつもりはないですよ。勘違いしたのはそっちじゃないですか」


勘違いさせるように動いたのは間違いがないが少女ひとりに全員が気づかなかったのも間違いなかった。


今更、愛し子ではなく獣人だったと分かっても神殿は間違いを認めないし、ノーナンを愛し子であると率先して知らせて回ったのはロウトン伯爵家自身だ。


違ったから離縁しますでは体裁が悪すぎるし、信仰心を疑われてもおかしくはなかった。


「そうだ。ロベルティナ」


目の前の愛し子ではないノーナンとその子のことをなかったことにして離れに住んでいるロベルティナのもとに向かった。


騒ぎは伝わっているだろうが、ロベルティナはクッションをたくさん積み重ねた場所で眠っていた。


結婚してからもロベルティナのどこでも寝るのは変わらない。


「ロベルティナ、ロベルティナ、起きろ」


「ぐぅぐぅ」


「起きろ!」


「はぅ」


「ロベルティナ」


「うん?イアゴ様?」


「私と子を生してもらう。今夜部屋に行くからそのつもりでいろ」


「嫌ですよ」


初めてロベルティナから拒絶の言葉が返ってきてイアゴは一瞬、反応が遅れた。


ロベルティナは話はないとばかりに寝る体勢に入る。


「待て!お前は私の妻だろう!」


「そうですけど、今まで第二夫人とばかりいたのに今更来ても困りますよ」


「拗ねているなら謝ろう」


「分かってないですね。第二夫人が愛し子じゃないと分かったから代わりにでは余りにも余りにもではないですか?」


「だがお前は私の妻だろう」


「そうですよ。でも忘れてません?わたくし愛し子ですよ」


愛し子の望みは精霊神の望みとして捉えられる。


それは伯爵家という立場など何の役にも立たない。


「それがどうした?婚約破棄をされなかっただけマシだと思うが?」


「それなら婚約破棄をしてくださる方が嬉しかったですわ」


「今から婚約破棄というのはできないが離縁ならできる」


「では今からでも遅くありませんわ。離縁してください」


離縁は神殿に申請をして受理されれば叶う。


神殿は愛し子のことを優先するからロベルティナの名前があれば叶う。


だけどロベルティナはイアゴからの申請を望んだ。


「明日にでも書類を出しておこう」


「えぇお願いしますわ」


ロベルティナは身の回りの荷物をまとめて夜のうちに神殿に身を寄せた。


何の知らせもなく現れたロベルティナに神官は焦ったがプレジアがロベルティナの身柄を預かると言ったことで大きな混乱はなかった。


「ロベルティナ」


「プレジア様」


「離縁されたのか」


「えぇ、だって第二夫人が獣人のうさぎだから次はわたくしだと言うんですよ。腹が立ったので離縁してもらいました」


「そうか」


愛し子としての立場や権力や影響力をロベルティナに教えて正しく向かうようにしたのはプレジアだ。


権力を多用すれば価値は薄れるが使い方を間違えなければ王族よりも権力を持つことができる。


いきなりロベルティナがいなくなったロウトン伯爵家では大きな騒動になっていた。


「イアゴ!何をした!」


「あぁ父上」


「あぁ父上ではない!りっ離縁したというのはどういうことだ!」


「あぁロベルティナが第一夫人であるというのに妻の役目を放棄するというので離縁したまでですよ。愛し子を妻にする権利は我が家にあるのですから何もロベルティナでなくとも良かったはずです。毎日寝てばかりですし」


「こ、この馬鹿者がぁ!我が家は愛し子を二人妻にするということで三十年間の愛し子を妻にする権利の剥奪をされておる。今すぐにロベルティナに謝罪しろ!」


「何ですって?ロベルティナに謝罪などする必要はないでしょう。元を正せば子爵家令嬢です。伯爵家である私が謝罪をする必要もないでしょう」


愛し子を蔑ろにすることの意味をイアゴは理解していなかった。


愛し子から離縁されるのならまだしも愛し子を離縁したというのは醜聞でしかない。


今まで積み上げた信仰心も無に帰す勢いだった。


「このままお前を嫡男にしておくことはできない。とにかくノーナンとの間に愛し子を作れ。彼女が愛し子でなくとも血を引くから可能性がある。このさい獣人であることは問題ではない。いいか。何が何でも愛し子を作るんだ」


「ならロベルティナをすぐ上の兄上の妻にすればいいのでは?」


「これ以上、我が家に恥をかかせる気か!もうよい、離れに監禁する」

活動報告コメントで八木愛里さまにいただいたネタを使わせていただきました

あまり寝ていないかもしれませんが。

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