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バレンタインの攻防~女は度胸・栄転

作者: 日下部良介

 勇気を振り絞って告白したバレンタインデー。

 ホワイトデーにお返しはなかった。


「海野君、今夜、時間あるかな?」

 思いもよらぬ誘いに戸惑ったけれど、私は誘いを受けることにした。


 その夜、私は初めて課長の任務を知った。

「本社に来る気はあるか?」

 私の気持ちが報われることはないと理解していた。

 それでも課長のそばに居たいと思った。


 東京駅で迎えてくれたのは同期の日下部くんだった。

 彼の笑顔を見て私の中で何かがはじけた。




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― 新着の感想 ―
[一言] 続きになるんですね(^o^)ありがとうございます。うれしい。主人公の美佐が幸せになる予感。出迎えてくれた人がいいものね。
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