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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

花火は桜橋の上で見る。

作者:仙北谷瑠楽
「みのりちゃん、2人で花火をみにいこう。」

4歳までは2人で行かなかった花火大会。
5歳の頃、あっくんこと、幼なじみの春上亜季に誘われて私、みのりちゃんこと星川みのりはあっくんと2人で見に行った。


毎年見るその夜空を私はいつも記憶の中に留める。

行く年も行く年も2人で見に行った。毎年交わす言葉はお互いひとことだけ。それが妙に心地よかったりもした。

毎年澄んだ夜空で、7月7日に行われる花火大会でもあったから今年も織姫と彦星は会えたのかな、なんて思っていた。


「ねえ、織姫と彦星会えたかな?」

「きっとな。こんに空が澄んでるんだから。」



これが小学五年生の時の会話だった。


その会話を一字一句私は忘れないだろう。


「7日の夜から春上が失踪している。」

それがあっくんと見た最後の花火だったから。




純愛と運命とミステリーが交差するお話。

初めての作品です。お手柔らかにお願いします…
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